自然に触れてリフレッシュしましょう【5分間スピーチ】
5分間スピーチとは?
スピーチ者
店舗 渡部
今日の心がけの「自然に触れてリフレッシュしましょう」を聞いて、まず頭に思い浮かんだのがこの場所でした。
毎日敷地内で緑や花を見ながら、葉っぱが赤くなってきたなぁとか、秋に近づいてるのかなぁなんて、季節の変わり目を感じています。
リフレッシュというよりは、癒しに近い感じだと思っています。
例えば、頭がぎゅーって詰まってしまってたり、自分に余裕がなかったりする時に、ちょっと顔を上げると、お店の中の窓の所から木々がちょっと見えたりします。
すると、なんかちょっとほっとして、すごく安心します。
木や花ばかりが自然ではないですよね。私も含めみなさんも見ると「わーわー」言ってしまうような、カエルやハチやトンボなども自然界の一部です。これらも、ここではもう毎日当たり前のように居ます。
先日も、通路の所にセミが落ちてて、危うく踏みそうになりました。私が通り過ぎた後に、「そこにセミ居たよ」と大島さんに言われ、もっと早く教えてください!(笑)というちょっとした事件もありました。
さらに、お店の入り口に社長がお花を飾っていただいた時は、100%の確率でカエルが遊びに来ています。1日中、お店の壁にくっついています。
私はカエルがちょっと嫌いではありますが、さすがに殺生はできないので、せめて人に踏まれないようにと思って、お店から離れたところに追っ払うようにしています。
こういうところからも、自然に触れることでちょっとリフレッシュできていることなのかと思いました。
今までをふりかえってみても、仕事とプライベートでも本当にごくごく近くに自然が身近にあって、今日のスピーチを何をポイントに話そうかと再度、職場の教養を見てみました。
その時に、これは何という偶然だろう!ということがありました。
職場の教養のページの下ところに、「今日の日本の再発見」というコーナーがあり、各地の名所などが載っています。
今日のページのそのコーナーには、野口英世の生家が載っていて、まさに私の実家がある街のことだったんです。
野口英世の生家と私の実家は、車で5分ぐらいのところで、本当に近いところにあります。
そのため、通っていた小学校が同じです。
小学校の時には、毎年野口英世の誕生祭が11月に行われ、出席すると野口英世の歌を歌うということがありました。
ご存知の通り、野口博士は小さい頃に、左手に火傷を負ったことで、左手が不自由になりました。その後、手術を受けたことでなんとか使えるようになったことから、医学の素晴らしさを実感し、医学の道を志した地元の偉人です。
私が通っていた小学校には、「目的・正直・忍耐」という博士の言葉が残されています。
これは、野口博士がアメリカから一時帰国した際、ある講演で生徒さんに向かってお話しされた中の言葉です。
野口博士のように、目的をもって何かを成し遂げようとする時には、その途中には苦しいことも必ずあるので、そこには忍耐ということが必要で、何はともあれ正直に、人に正直に、自分に正直に生きようという言葉です。
この忍耐という言葉は、今まで部活や仕事でいろいろ経験してきましたが、その中でしんどかった時にずっと私の心に残っていました。
中学校でも、この「目的・正直・忍耐」という言葉は、学校の教育方針として掲げられていました。現在でも、小学校の登校口にこの言葉が書いて貼ってあるということでした。
野口博士の生家や、火傷をした囲炉裏、「志しを得ざれば、再び此地を踏まず」という目的を達成するまでは帰ってこないぞというご自身の志が彫ってある柱など、当時のままで残っております。
コロナ禍のためなかなかみなさん行くことができないと思いますが、ちょっと落ち着いた頃には一度ちょっと行ってみていただきたいなと思います。
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