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至極の1枚

2006年12月14日

大島紬

これは母からもらった大島

アップの写真にちょっと赤みの柄が見えるかな?
ここがもっと赤かったので色をかけて暗くしたところ、こんな着物に。

ちょっとふざけて柄入りの八掛を付けたりして(^^)

この大島、もう私に来る前に母がさんざん着て3度も洗い張りをしている。
今度の色掛けで4回水を通ったことになる。

画面から触りが伝わるといいんだけど、これがものすごく柔らかい。
至極の1枚たる理由はこれ!!

たぶんどんなに高い大島よりすばらしい触りに違いない。

コシがしなやかになった紬というのは体にふんわりとそれでいてぴったりと沿ってくれる。

しかもそれほど酷使されてもけっしてすり切れたりしない。
手織りの醍醐味 ってこれです!

だから高かったからもったいない、とタンスの肥やしにせずどんどん着てほしい。

この大島紬の最期はどうなっているだろう。

どんなになっても、ぜったいに捨てられないんだろうな~。