色ヤケと和裁士さんの腕
2008年11月11日
これは20年前に当店で染めた着物の袖を解いたところ。
ずいぶん色ヤケしてますよね~、わかりますか?
姪御さんにあげるというので解いて仕立て直しすることに……。
姪御さんはかなり大柄なので、あちゃちゃ~、ヤケ直ししなくちゃ(@@)
あ、名誉のために言っておきますが、染めが悪いからヤケたわけではありませんよ~! この工場はうちの取引先でも1,2の工場でいい染料も使っているし、なんと言っても柄がいい。
つまりたくさん着て頂いたって訳。
有り難いことです(^^)
それにしてもこの訪問着を縫ってくれた和裁士さんは腕のいい人だわ。
この丸みの跡を見て下さいな。きれいに放射線を描いてますね!
解くのがもったいないくらいの仕立てだわ、と内職さんもうっとり(^^)
ところでこの袖、片方はピンクのぼかしで写真の方は薄い水色。
どういう訳か青色系統のほうが色が飛びやすいんですよね。
ん~、ほんとにどういう訳か今度聞いてみようっと!