相手が喜ぶ言葉を使いましょう【5分間スピーチ】
スピーチ者 | 工場総務 藤村 |
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「コーヒーでいいです」と「コーヒーがいいです」では、コーヒーを仕方がなく選んだか、そうではないかの印象があり、違って聞こえます。
このような場面は普段の生活でも時々あったりしますが、言い方を少し気をつけて、相手が、こちらが妥協していると印象を抱かせないようにしたいと思いました。
今日のテーマ《相手が喜ぶ言葉遣いをしましょう》は、少し違和感があります。
相手を喜ばせるためだけに、言葉を発しているわけではないからです。
ただ文字通りの意味での相手が喜ぶ言葉を使いましょうではなく、人を褒める意味でと仮定すると、人を褒めることで人間関係が円滑になり、かつ相手のモチベーションが上がることもあります。
ところで皆さんは、褒め言葉の「さしすせそ」をご存知でしょうか?
言葉のあれこれを検索していたら見つけたのですが、なかなか面白かったのでここで皆さんにシェアしたいと思います。
「さ」 さすが!
これは相手を肯定する言葉で、承認欲求を満たしてくれる言葉だそうです。
「し」 知らなかった!
相手が知識やうんちくを言ったり、小ネタを語りだしたりした時に効果的だそうです。
しかし場面を間違えると、自分の頭の悪さを披露することになるので注意が必要みたいです。
「す」 すごーい!
感情を込めずに「すごい」と言ってしまうと、逆に話がつまらないのかなとか相手が心配になるようなので、大袈裟なのもどうかと思いますが、言い方とタイミングが難しいかもです。
「せ」 センス良いですね♡
「そのネックレスいいね」より「そのネックレスのチョイスいいね!」
この二つは、ネックレスがいいのか、選んだ相手がいいのか違ってきますね。
後者の方が、自分の感性を共感してもらえたように感じ、嬉しく思うようです。
「そ」 そうなんですか!?
「そうなんですか!?」という言葉には「知らなかった」という意味も含まれています。
この言葉は、聞き上手になれる言葉だそうですが、使い過ぎはワザとらしくなるので、さり気なく使うのが良さそうです。
褒め言葉とは反対のNG言葉の「たちつてと」というものもあります。
「た」 たいしたことない
相手の話をたいしたことないと上から目線でいう言葉です。
自分を鼓舞する気持ちで、自分に対して「(これは)たいしたことない」と使うのは問題ないですが、「誰か」に使うものではないですよね。
人を蔑む言葉は、使った本人の価値が下がるので気をつけていきたいです。
「ち」 ちがう
会話の中で意見を否定的な言葉で返されると話したい気持ちがなくなってしまいますよね。
そんな時は「私は○○と思ったけど、どう思う?」と言うように、相手の意見を否定せず、自分の意見も相手に伝えてみるのも良いかと思います。
「つ」 つまんない
自分にとって相手の話がつまらないことであっても、「つまんない」って言ったり、態度に出したりするのもいかがなものでしょうか?
話しに乗れなかったら、さりげなく話題を変える方が優しさかと思います。
「て」 適当でいい
何か相談された時や、行きたい場所や食べたい物を聞かれた時など「適当でいい」「何でもいい」言っていませんか?
しかも、適当でいいと言っておきながら「え〜それは…」など否定していませんか?
考えるのが面倒くさいのかなと、相手の気持ちを下げてしまいます。
適当にというなら、最後まで口出ししない覚悟を持っていうべきであると思います。
自分も、気をつけます。
「と」 とんでもない
何か褒められた時、謙遜する時に言いがちな言葉です。
せっかく褒めてくれた相手の言葉を全否定しているのと同じことだそうです。
謙遜も、奥ゆかしい日本人の美徳ですが、褒められた時には素直に「ありがとう」「嬉しい」と喜ぶほうがステキです。
言葉ひとつで、その人の印象や楽しさが変わってきます。
コミュニケーションが上手くなくても、一つひとつ丁寧に相手に接していけば、誠実さが伝わります。
「自分をどう見せるか」よりも「相手への気遣い」を考えていければ、信頼されるに値する自分に近づけると信じています。
今日も一歩、ステキな女性を目指して参ります。
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