共感力を養いましょう【5分間スピーチ】

社員の5分間スピーチ

5分間スピーチとは?

スピーチ者 受注 畠山

共感力を高めましょうということですが、そもそも共感力とは何ぞやと調べてみました。
辞書には「他人の意見や感情などに、そのとおりだと感じること。また、その気持ち」とありました。

 

他にも、日本コミュニケーショントレーナー協会の方の著書では「この人だったらわかってくれる。この人だったら信頼できると感じてもらうこと」だそうです。同じ経験をしていない限り、「あなたの気持ち、分かりますよ」というのは、安易に使わないことを勧めていました。
こちらの本には色々書いてありましたが、要約すると類似の事実を当てはめて推測することはできるが、それは理解には及ばないみたいなことが書いてありました。

 

例えば、たかはしのうそつき襦袢を実際に使っている人が「本当に簡単で楽ちんでとっても良い」というのに対して、「それは、いいね」と同調したとしても、本当に良いものだと実感がない状態では共感しているとは言えない。ということだと思います。
一見理解しているように感じる「わかるよ」というのは、あくまでも他者に調子を合わせているだけで、本当に理解した上での発言とは限らないようです。難しいですね。

 

とはいえ、実際に重要なのは受け取り方なのでは?と思います。
ゴリゴリに頑なな人に「同じ経験したからあなたの気持ち分かるよ」と言ったところで、「他人に私の気持ちが分かるはずない」と受け入れないし、単純素直な人に「そうなんだ、それは大変だよね」と言えば、「この人、私のこと分かってくれている」と感じるのだから、定義なんてあてにならないのではないでしょうか。考えれば考えるほど分からなくなりました。

 

別のサイトを調べてみて、もう少し単純に考えなおすことにしました。そちらのページによると、共感力とは相手に共感できるかで、具体的には共感を通じて相手の信頼と承認欲を満たしてあげられる能力で、良好なコミュニケーションに必要不可欠なものとありました。

 

共感力があることのメリットとして、
・周りの人をよく見ているため、些細な言動から感情を読み取れる。そのため言動を合わせやすく、無駄に怒らせることがない上、むしろ喜ばせることができる。
・空気を読むのが上手いので、自分がどう立ち回ればいいのか即座に判断することができ、相手に合わせて言動を調整することで人が不快に思う言動をしないため、人を傷つけずに済む。
とありました。

 

ちなみにデメリットもあり、
・自然と気苦労が増えるので心が疲れやすい。
・他人の意見に共感・同調できるがゆえに、自分の意見がないと思われてしまう。
・ネガティブな気持ちにも共感してしまう。
だそうです。

確かに、すごく人あたりがよくて付き合いやすそうですが、すごく気を使っていて疲れそうな気がします。一長一短ですね。

 

この他にも、共感力の高い人の性格として6つ挙げられていたので紹介します。
・他者への好奇心が旺盛
・直感力が長けている
・情が移りやすい
・内向的
・繊細で傷つきやすい
・洞察力に優れ、人の気持ちが手に取るように分かる

 

また、共感力の高い人の行動として、
・人が嫌な気持ちになっている状況は見ていられない
・他人の話によく頷く
・自分の話はあまりしない
・聞き上手
・すぐに他人との共通点を見つけられる
・話している相手と同じ表情になる
・自分の意見がブレてしまいがち
という7点が挙げられていました。

 

みなさんの周りに当てはまる人はいますか?
その人は自然と気苦労が増えて心が疲れているかもしれません。お互いにより多くの建設的な言葉をかけ合い、双方が幸せに過ごせるよう、共感力を養っていきたいですね。

ちなみに今一番共感してもらえる言葉は、「5分間スピーチ考えるの大変だ」です。


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