気づいたらすぐ実行しましょう【5分間スピーチ】

社員の5分間スピーチ

5分間スピーチとは?

スピーチ者 受注 小松

今日の心がけの「気づいたらすぐ実行しましょう」。

これは言うのは簡単ですが、意外と難しいことだと思います。
職場の教養の本文中でも例に上がっていましたが、依頼の伝え忘れ、在庫切れ間際の備品や商品の補充、発注は後回しにして地獄を見るということが私は多々あります。

一番最近のやらかし案件でいえば、先日店長から250円を預かった件です。
お金をお預かりした時、渡すお相手が不在だったんです。
その時、メモもつけずに机の上に置き、そのまま報告し忘れちゃったんです。

相手が戻ってきたら言えば大丈夫って思ってたんです。
でも、何か他の作業をしていたのか、電話をしていたのか、遊んでいたのか、すっかり忘れてしまっていました。
本当にすっかりそのまま250円を机に置いたっていうことを忘れてしまったんですね。

そして、ずいぶん時間経ってから…。
「あっ!!!」と思い出した250円のお金は、店長の社食代でした。
相手の方にバタバタしながらお知らせする結果になったんです。

お金を机に置いた時、面倒くさがらずに店長からの250円ですとメモを置いておくなり、自分の机に250円預かったことを相手に伝えるって書くようにすれば、防ぐことができたのにと今になって思います。

本当にポンと机に置いた瞬間は、ちょっとの時間だから覚えていられるだろうと思っている時、自分の記憶力を過信してたわけですね。
本当、恐ろしい限りです。

よくみなさんも聞くと思いますが、人間は忘れる生き物です。
20分後には、覚えたことの42%を忘れて、1時間後には56%を忘れて、1日後には74%も忘れてしまうらしいのです。

これをグラフで表すと、ぎゅーっと急勾配のカーブになるらしいんです。
これが格好いい名前で、「エビングハウスの忘却曲線」というらしいんです。

いずれにせよ、人間は忘れる生き物なので、自分の記憶に頼るばかりでは、リスクが非常に高いのです。

「これくらいのことなら、覚えていられる。」
「今忙しいから、後でメモすればいいや。」
っていうのは、まさに死亡フラグなわけです。

先に話した私のように、ちょっとした油断で伝え忘れちゃったりします。

そのため、メモをするのであれば、覚えている割合が限りなく100%に近い時点で、メモをしなくてはなりません。
同じように気づいたことも、時間の経過とともに忘れていってしまうわけです。

だからこそ、今日の職場の教養の中で、「鮮度」っていう表現をするほどに、気づいたことも実行するまでの時間が重要だということを言っているようでした。

ただ、他に重要なことをしていて、気づいてないからできないということは、多々あることだと思います。

本文中でも言及されていましたが、
・即応できないならメモを書く
・周囲の人に伝える
これは本当に大事だと思います。

今日の職場の教養は、私にとって本当に良いネタでした。
私お得意の批評・批判作戦が使えないので、関連して人間の脳みそについて面白いネタがあったので、話します。

人間の脳みそは、だいたいどのくらいの重さがあると思いますか?
脳みそだけの重さです。

日本人の脳みそを平均すると、男性で1350~1400g、女性で1200~1250gあります。
ここで男女差がありますが、脳みそが重い男性の方が頭が良いって言うわけではありません。
脳みその重さと頭の良し悪しは、関係ないんだそうです。

この我々の脳みそには、ニューロンと呼ばれる神経細胞があります。
その数が、1千数百億ということで、ちょっと想像つかないんですが、あるらしいです。

基本的に我々の体の細胞は、日々、死滅してそれと同時に新しいものが生まれています。
新陳代謝のように、死滅と誕生を繰り返しています。

しかし、この脳みその神経細胞は違うんです。
死んじゃったらそれで終わりで、新しく生まれてこないということらしいです。

恐ろしいことに、二十歳を超える頃から、1日に10万から20万の細胞が死滅していくらしいです。
そして、体が老いて死んじゃうまで、脳みその神経細胞が減り続けるんですね。

この死滅する細胞の数が本によってちょっと違いまして、10万~20万というものもあれば、一番ぎょっとしたが、1日に50万の細胞が死滅するってのもありました。
何が本当に正しいのかっていうものでは、私が調べた中では無かったので、ちょっと興味ある方は調べてみてください。

仮に、1日に死滅する数が10万として、1年に3650万、10年で3億6500万、二十歳頃から減っていくわけです。

人間の限界寿命とされる120歳頃まで生きると仮定したら、死ぬまでに神経細胞は100年減るとします。
そうすると、神経細胞は30億5000万減るらしいのです。

でも、我々の脳みその神経細胞の数は1千数百億なので、日々死滅する細胞の数がほんのわずかです。
だから、「日々、馬鹿になっている~!」って恐怖しなくても、大丈夫らしいです。

とにもかくにも、人間は忘れる生き物なので、気づいたらメモを取るなり、人に伝えるなどして、日々の仕事を充実させていきましょう。


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