幸せなきもの人生のピークはいつでしょうか?【きもの初心者必見】
突然ですが、質問です。
「幸せなきもの人生のピークはいつでしょうか?」
たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみです。
今回の記事は、こちらの社長初のビジネス書。
もう読まれましたか?
もしかすると「経営者じゃないし、ビジネス書は(;’∀’)」という方も多いかもしれません。
佐藤が読んで「きものを自分らしく楽しみたい」方に読んでもらいたい気持ちに駆られたため、本の感想をご紹介することにしました。
最初の質問については、この記事の最後に書かせていただきましたので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
できるまでの過程も商品の一部
ビジネス書としては、社長がどのようにしてヒット商品を生み出してきたのかを4つの法則を通じて解説されています。
そんな社長にも、こんな時代があったんだ(驚)と目を見開きながら読み進めてしまう内容の数々でした。
その一部を取り上げますと、
- 幼い頃は自分の思ったことを言葉に変換するのが苦手だった社長
- 見栄や体裁を気にしたり、プライドや自意識を守る鎧を身に着けていた社長
- 発売当初はまったく売れず、失敗したらどうしようという不安でいっぱいだった社長
など。
私から見える社長は、
- 相手自身も気づいていない本質を見つめながら愛情を込めて相手への言葉を紡ぐ
- お客様や社員、地域のためならば笑顔でどんどこ前へ前へと進み続ける
- 販売に不利な状況が見えても、まったく揺るがないし与える安堵感が半端ない
など、まったく正反対というか、昔の想像がつきません(;’∀’)
ただ同時に、社長がいろんな経験をして乗り越えてきたから今の社長があり、商品にも繋がっているってことが本から読み取れました。
こんな風に作り手側の顔が見える商品って、もはやできる過程も商品の一部ですよね。
想いが形になったものだと実感できるし、愛着もわいちゃいます。
できるまでに試行錯誤や苦労を乗り越えてきて、作り手の愛情たっぷりな商品が嬉しくて、ありがたいという感謝で満っち満ちになります。
常に「今」を生きてきた証拠
最初の質問に対してどんな回答を思い浮かべたでしょうか?
私にとっては、「今でしょ!」です。
どんなに過去楽しい経験があったとしても、今どんな状況に置かれてたとしても、やっぱり「今」が常に最高なんだと思うのです。
昨日より今日、今日より明日、ミリ成長でもきものを楽しめる自分になっていると。
マイナスになることなんてありえない。仮に、どんなに大変で辛い状況だったとしても、それは未来のために必要な経験だから。社長が歩んできた軌跡もそれを証明しているから。
もし、社長がかつてのきもの(高額商品、持っていることが当然)に執着して、「昔は良かった」と嘆いているだけだったとしたら、今あるオリジナル商品のすべては生まれなかったでしょう。
「きものをやさしく たのしく おもしろく」
どうすればもっと楽に着られるのか、どうすればもっと楽しめるのかということをお客様の目線で突き詰めてきた結果がヒット商品に繋がっていることが本の中で語られておりました。
結果、「私ももっともっと変化しながら成長していける!年を重ねるのが楽しみ~♪」と安心と勇気をいただけたのでありました。
きものだけじゃなく、今と過去を比べて過去を良いものと捉えたり、自分と人を比べて自分はダメだと捉えたりするのって、人間なので往々にしてあったりすることですが、、、。
違いを認識するためには必要な場合もありますが、今を幸せに生きるにはあんまり必要なことではないなと、社長の本を読んで改めて確認することができました。
ビジネス書ですが、読んでどんなことを受け取っていただけるのか。
もっときものを楽しむためのヒントが得られる一冊になれたら嬉しいです。
まだ読まれていない方や、内容が気になった方は、是非、手に取って読んでみてください。
いつも最後までお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしております。たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみでした。
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