令和3年3月

きものよきもの

先日、クラブハウスという、よくわからないものに出演しました。
よくわからないもの、としか、私には言い様がないのですが、特徴をお伝えすると

・招待を受けないとそこに参加できない
・専用アプリをダウンロードする
・登録はすべて英語(この時点で萎えそうでした。英語というか、単語をすっかり忘れていました、とほほ。)
・ラジオのように聞くもので、生放送のラジオと一緒
・でも、手を挙げて発言することも出来る
・誰でも、場を作ることができる。定期でも不定期でもどうにでもできる。
・一切カメラはないので、どんな恰好をしていてもいい(これ、最高!)

で、このラジオのようなものに出演して2時間しゃべりました。
京都室町の藤井絞りさんに依頼され、日曜の夜9時半からでしたが、60人余りの方が2時間もお付き合いくださったのでした、感謝しかありません。

ところで、このクラブハウスなるものですが、次から次へと様々な発信方法が出てきて、世の中大変だなぁと思いつつ、すごく感じたのはカメラがないってことの気軽さでした。
映像がないって、すごく楽!なんですよ。

ラジオが復活してきていると情報としては聞いていましたが、ああ、こういうことか、と実感した次第です。

そういえば最近の私のお気に入りはオーディブルという本を読んでくれるアプリとYouTubeでも、目を向けなくてもいいニュースや情報枠です。
私自身、ながらで取り込める情報が多くなっていることに改めて気が付きました。
そういえば、食事を断つ断食ならぬ「情報断食」という言葉があるそうです。
一切の情報をいれない時間を設けることですが、これ、切実にやってみたいことです。
体のメンテナンスをしていただく方にも、たまには全くつながりのない温泉などに1泊でいいから行くといいですよと言われているのです。
ノートを一冊だけ持ってと。出来れば、本も持ちたいですけどね。

最低でも3日くらいは電磁波の無い世界へ行ってみたいです。
隔離されないとやれない優柔不断な私を自覚しているので、山とかにこもってみたいです。
そんな思いを強くしたのは、ホワイト企業大賞の審査員として視察に来てくれた方が「森のリトリート」事業を立ち上げている方だった事を知り、強く興味を抱いています。
リトリートとは非日常的な場所で自分と向き合い、心と身体をリラックスさせるためにゆったりと時間を過ごす新しい旅スタイルのこと。
今はコロナで予定はたっていないそうですが、必ず参加しようと思っています。

ちなみにホワイト企業大賞で特別賞を頂きました。
タイトルは「心をひとつに。感動を届けるものづくり大賞」というもので、背中をバシッと叩かれたような思いでした。気持ちを新たに精進し続けます。