たかはしBLOG

平成30年1月

新年 あけましておめでとうございます。 今年もご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 今年の冬はものすごく寒いですね。 寒暖の差が激しいと経済効果があ…

平成29年12月

この度、私の2冊目となる本が世界文化社様より出版されました。 タイトルは「初めてのリサイクル着物 選び方&お手入れお直し」 つまり、初めての一枚を気軽に手に入れて着物ライフ始めようという内容のものです。 ですが完全にビギナー様向けというわけではなく、実際リサイクル着物のみならず、気軽に楽しみたい方にとって耳よりの内容となっておりますのでご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。 ところで、その本の出版日に社内でお祝いをしてくれました、うれしい! で、そのお祝いとは単なる飲み会だけでなくバッティングセンターでバットを振るというなんとも斬新なものでした。 もちろん着物で!です。 その雄姿(?)はFBにアップしてありますので、よろしければたかはしきもの工房のページをご覧ください。 でもこの企画、ものすごく楽しかったです。 なにが楽しいって、それはもう「非日常」「固定観念の打破」です。 着物でバッターボックスにずらりと並んだ様はそれはもう勇壮でしたし、意外にも着物が邪魔をすることはありませんでした。 始める前は袖はきっと邪魔だろうとたすきをかけるつもりでしたが、それも必要ありませんでしたし、足元も草履で問題ありませんでした。 とにかく笑えるって点がなんとも言えず「高橋和江出版記念杯」は工場のみんなも参加し、結果優勝は日々寸暇を惜しんでバッティングセンターに通っているネット担当の小松! まんまと優勝賞品、ゴディバのチョコレートをゲットしてご満悦でした。 私も通ってしまいそう、本当にスカッとするものですね~ 今回の学びは本当に人は固定観念が強いものだ、ということです。 いろいろ心配したり迷ったりせず、思いついたらやったが勝ちですね。 もちろんスポーツの種類にもよると思いますが、今度はボウリング行こうねとみんなで盛り上がりました。 ただ、着物は少し短く着た方がいいですね。 ずらっとバッターボックスに並んだ画像を見て思ったのですが、みんな短めに着物着ていたのです。 またそれもかわいらしくて、出張先から戻って真っすぐ会場に向かった私だけ長めの着付けでちょっと悔しかったです、ちぇっ 赤信号、みんなで渡ればこわくない! 気おくれするようなことがあったら、まずはみんなで渡りましょう! 私もこれからバッティングセンターに着物で通います。笑 紹介した商品 リサイクル着物…

平成29年11月

たかはしの女将である私、今年で満58歳になりますが生まれて初めて自分の車を買いました。 今までは社用車を我がもの顔で使用していたのでマイカーは必要なかったので…

平成29年10月

去年入社したネットショップのスタッフがぽつりと言うのです。 「なんで社長は満点スリップを作ったのですか?ページにも書いてはあるけど、じかに聞けたらおもしろいかなって…」 フムフムなるほど、そういうこともありますか~。 ってなことで、今月は「なぜ私が満点スリップを作ったか」について書かせていただきますね。 むむ、これは原点に立ち返るいいチャンスかもしれませんしね。   私が家業であるこの仕事に就いたときはまだ二十代、今から三十五年も前のことです。 京染店なんて地味そうで面白くもない仕事、本気でいやでした。 しかも母とは顔を合わせれば喧嘩ばかり、よく飛び出さなかったものだと我ながら不思議でたまりません。 今思えば、きっと神様にやらされていたんだなぁと、それ以外考えられません。笑 着物も決して好きではありませんでした。 着物が着たくて着たくて、なんてこともありませんでした。 それはなぜかと言えば、もうすでに日常のものだったからと、小物が多くて面倒で、着物を出したりしまったりが大変だということが大きな原因でした。 こうして字にしてみると、なんだか私、すごくひどい感じですね~、まいったなぁ。笑 でもこれは事実です。 着物が嫌いというよりはその手順やそれにまつわる面倒が嫌いでした。 しかも着物を頻繁に着るようになったら今度はそれにお手入れ代がどんとのしかかってくるではありませんか! 私は本気で 「こんなことでは着物を着ようとする人なんてあっという間にいなくなっちゃう…」 という考えに至るに、そう時間はかかりませんでした。 ここで持ち前の正義感がぐっと発揮されます。 少なくとも、生業にしている自分だけでもいやいやではなく喜んで着られるものにしなかったら、私でも簡単に着ようと思えるものにしなかったら、きっと着物はすたれるとそう考えたのが始まりでした。 まずは着付けをいかに簡単に早く覚えられるかを考え始め、次にメンテナンス代を安くすることを考えました。 これが満点スリップに至ったわけですが、なんとそこに行きつくまで十年以上の時間が流れました。 それには大きな理由が明確にありました。 何かといえば、それはズバリ 「固定観念の壁」 です。 和装の方は特にこの壁が高いように感じます。 最近でこそ、うそつきをさらにラフに考えた衿を付けたTシャツなんかも登場しましたが、それはベルリンの壁がみんなの手によって一気に崩れ去ったように、ある時期からみんながハンマーを手に持ち始めたからこそ生まれた商品だと思います。 私が満点スリップを作った十五年前は、それはそれは高い壁が立ちはだかっておりましたよ~ ああ、なんていい時代なんだ。 着物の時代、いざ本番! 紹介した商品 満点スリップ…

平成29年9月

着物は年齢の守備範囲が広いです。 二十代で作った着物が六十代でもそのまま着られることもあります。 色が少々渋くても、または少々華やかでも着物なら着れちゃうって…

平成29年8月

人様に自分の考えを伝えるということはとても難しいことです。 このことは日常生活の中でも、いつも感じていることですが、肌着メーカーとしてモノづくりを始めてから…

平成29年7月

着物の世界は本当に奥が深いです。 どこまで行っても『よし!』ということはありません。 肌着を作り始めてから、フィッティング会に行ったり、肌着にまつわる講習会を…

平成29年6月

今月、「くノ一涼子」という商品を新発売しました。 これで「くのいちすずこ」と読みます。 簡単に言うと、タンクトップ型の涼しいブラですが、ずっと発売したかった…

平成29年5月

4月29日から5月7日までの9日間にわたって、東京日本橋にあるコレド室町という会場にて『東京キモノショー』という着物のイベントを仕掛けました。 仕掛けました、と言った…

平成29年4月

着物屋さんはよく怖いと言われます。 なぜ怖いのでしょうか。 それは 「いらない」とか 「その着物、私は好きじゃないです。」とか、 「ほっといてください。」 なん…

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