うちの『仕立屋』さん
2007年2月28日
今日はちょっと自慢です!
うちの仕立屋さんは本当にすばらしい腕の持ち主ばかり。
こうなるまで随分時間はかかったし、大事な仕立屋さんとさよならもしてきた。
だけど、信念を曲げずにやってきてよかったと、最近つくづく思う。
今から思えば、うちもひどい仕立ても有ったはず。
高度成長期に絶え間なく仕事があった今の50~70歳代の仕立屋さんは、自分の腕を磨く暇もなく、疑うスキも与えられずひたすら縫ってきた。
40歳台の仕立屋さんはイイ時代に仕立てを憶えたものの、若い頃とは違い、どんどん仕立物が少なくなってきたと言う時代。
ま、どんな時代であっても仕事を磨くのは感性あってのこと。
私も着物のなんたるかを知らずにきものやを始めたわけで、知らないということは怖ろしい。
でも、気付かせてくれた人がいた…