「きものでお出かけ、どこに行く?」と思ったら【きもの初心者必見】

「きもの着たってさ、行くとこ無いっちゃ。(訳:着物を着ても、行く場所が無いでしょう)」 こんにちは。たかはし二年目&きもの初心者の佐藤めぐみです。   冒頭の言葉は、母と着物を自宅捜索している時に、我が母(70代)から出てきた言葉ですが、同様に次のようなこと思ったことあるでしょうか? …

一つじゃなかった!きもののたたみ方【きもの初心者必見】

こんにちは。2年目新人の鷹木です! たかはしに来る以前は、振袖と浴衣以外、着物とは全く無縁だった人生…。 着物に無縁だったということは、その扱いはもちろん、収納のための“たたみ方”にも全く無縁だったわけですが、今回は着物のたたみ方の違い!?こちらがテーマでございます! たたみ方の違いを知るきっかけは〇島店長の一言 以前の私は、浴衣を着る度に、友人や着付けをしてくれる方等のお力をお借りして、自分でもなんとかたたみ跡をたどってこんな感じだろう…と、どうにかこうにかそれなりに形にしてたたんでいた感じでした(^▽^;) それが、おかげさまで、たかはしに来てからすぐに着物のたたみ方をきちんと学べるチャンス到来! 大先輩のO島店長が着物のたたみ方を教えていた際、その時の様子をしっかり動画でも記録!自宅で見直しながら、何枚かたたんで練習しました。その甲斐あって、まだ時々確認はしますが、自分で着物をたためるようになりました! 手持ちの着物をすべて、同じやり方できちんとたたんで、「よし!これでOK☆!」と安心してから数ヶ月後…。自分の振袖一式を先輩方に見てもらう機会がありました。 お店に持ち込んだ振袖を見るなり、 〇島店長「これ、襦袢のたたみ方違うな。」 私「え??〇島さんが教えてくれたのを見ながらやったのですが…どこか違いましたかね(;´Д`)(汗)」 〇島店長「ううん。着物はこれで良いのだけど、襦袢はまたたたみ方が違うの。」 私「・・・え~!? そうなのですか!?」 着物と襦袢に違い?なぜ?形は同じなのに?上着と下着だから? など、私の脳みその中がグルグル…(笑) このやり取りで発覚した着物と襦袢のたたみ方の違い。 ありゃ~…私ったら…もう、手持ちの着物類は全部同じたたみ方でたたんでいます…。 それじゃぁ他の襦袢にも変に折り跡つけてしまいましたかね…。 きちんとたたみ方を知って、直さねばいかんでしょう!! 着物と襦袢・たたみ方に違いあり! まず、先に教えていただいたものが「本だたみ」といい、染め・織りを問わずほとんどすべての着物と浴衣はこの方法で出来る、最も一般的なたたみ方とのことでした。 ほとんどって…一般的って…!というか、これだけじゃぁないのですかい(゚Д゚;)!? 一方で、襦袢のたたみ方は着物より簡単。 着物のように背中の部分で半分に折ったりはせず、上向きに広げて両脇を真ん中にパタパタ、袖も重ねて前へパタパタ…そのまま下から二つ折りで終わり! これを「襦袢だたみ」といいます。 「本だたみ」と「襦袢だたみ」の、違いはまさに“襟”でした! 襦袢を本だたみにしてしまうと、襟の中心が折れてへこんでしまい、主役の着物の襟もかっこよくきまらない! 襦袢だたみは、襟をきれいに保つために襟を折らないたたみ方だったのですね! 他にもあります、たたみ方の種類 ちなみに… 着物と襦袢だけじゃなく、着物の種類によってもその着物に合わせた線の付け方や収納の仕方で違ったたたみ方がいくつかありました。 夜着だたみ(よぎだたみ)…しわを最小限に抑えることができる、留袖や振袖などの礼装用のたたみ方。 襦袢だたみ(じゅばんだたみ)…おはしょりのない長襦袢やコートにも。 羽織だたみ(はおりだたみ)…羽織をたたむ前に羽織紐をはずし、房(ふさ)を整えてから別にしまう方法。羽織はたたんだら、できるだけ丈を折らずに収納するのが良い。 石だたみ(いしだたみ)…袴の場合、本体をたたむ前にアイロンをかけてひだのしわを伸ばし、三つ折りにする。 まとめ 洋服のように自由にたたむのとは違い、変なしわや余計な線をつけずに着物をきれいに保つためだからこそ、「本だたみ」が着物の決まった形なのだと思い込んでいました。 それが実は、襟をきれいに着るためや、着物の種類により異なるたたみ方がいくつもあるなんて、衝撃です! 着物生地や文様の状態をより良く保存するために、たたみ方を変えるのだという文献もあり、昔からの人の知恵と、着物を大事にする想いはすごいですね。 我が家にはそんなに立派な着物がいっぱいはないですが、私の着物と母の着物、想いの詰まった大事な着物!早速、本だたみと襦袢だたみ、二刀流でお直しですー! 記事の中ではやり方をご紹介しておりませんでしたが、詳しい方法は女将の動画がとてもわかりやすいため、ご覧くださいませ。 ▼着物を膝前できれいにたたむ方法はこちら ▼襦袢を膝前できれいにたたむ方法はこちら 新人がびっくりしたことシリーズは下記リンクバナーから一覧をご覧になれます。 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…

知らなかった作務衣と甚平の違い【きもの初心者必見】

子どもの頃、どんな習いごとをしていましたか? たかはし2年目&きもの初心者の佐藤めぐみです。   私が子どもの頃、お習字・そろばん・公〇(学習塾)・ピアノ・水泳のいずれかのみ(他は存在を知らなかった)。この中で、お習字を好んで通っていたこともあり、書道をやりたいと思っていたのです。気仙沼にUターンした時、念願叶って書道教室に通い始めました。   毎週お稽古に行くと、先生は作務衣を着られていることが多いのですが、その作務衣姿がとても素敵で先生の雰囲気にも合っていて、よくお似合いなのです。 ※お姿を写真でご紹介できないですのが残念ですが(…

「何枚?」は欲しい足袋の数ではなかった!【きもの初心者必見】

こんにちは!きもの初心者&たかはし2年目の渡部です。   先日女将に「サチコさん、何年位『新人』って言うの~?」と聞かれ、「そうですねぇ~5年位は引っ張ろうかと・・(;^ω^)」なんて返事をして笑っていましたが、勤続20数年の先輩達は「未だにきものの世界は勉強だ~」「奥が深いっ」 とおっしゃいます。 そんな大先輩がそうおっしゃるのですから、到底私なんて5年と言わず、さらに5年・・いや10年位は『新人』を引っ提げて、お姉さま達にいろいと教わってしまおぅ('◇')ゞなんて思う今日この頃なのでした。   さて、今回私がお題にしたのは「足袋」です。 足袋にまつわる初心者目線なあれこれ 私の中の「足袋」は、 ・着物の時に履くもの ・足首がキューっとして痛い感じ(…

収納はどうしたらいい?〜肌着・小物編〜【きもの初心者必見】

こんにちは。きもの初心者&たかはし新入社員の藤田です。 以前、主にきものと帯の収納について、気をつけることを記事にしました。 ▶︎ 収納はどうしたらいい?〜気をつけること編〜【きもの初心者必見】 今回は、肌着・小物編です!\\\\٩(…

全部ほどいて無駄なくリメイクできる【きもの初心者必見】

こんにちは。新人(2年目)の鷹木です! 先日、気仙沼市の隣の隣の市にある某イ○ンモールをプラプラしていた時、着物を扱っているお店の‟ママ振りリメイク“…たる宣伝が目につき、吸い寄せられるかのようにそのお店へ。 もう夏の時期から冬の成人式に向けて準備も始まっているんだなぁと思いつつ、ママの振袖を素敵にお直しして着るかぁ、ふんふん、どれどれ、いいなぁ(._.)と見入っておりました。 そのため、側に来ていろいろと話しかけてくれた店員さんの話が、全然入ってこなかった私でした…。(ごめんなさーい(^▽^;)) という事で今回のテーマは、着物は「リメイク」できることです! 着物は”ほどいて”お直しできちゃう! 以前の記事で、(誰かの)決まったサイズでできている着物でも、着付けの仕方で体格差をカバーして着回しできることをご紹介しました。 ※詳しくは”着回し”って体格差があっても大丈夫?!をご覧ください。 ただし、着付けの工夫ではどうにもならない…という場合はお直しが必要なことも学んでいました。この場合のお直しは、小さい着物を大きくするために「縫い代」や「内揚げ」を出して広げるという方法でした。 その方法とは異なり、全部ほどいてまるっとサイズ替え!または着物を洋服にも作り直せちゃうというのだから驚きました。 着物はひとつの反物から直線裁ちで裁断し、すべてのパーツをほぼ直線で縫っています。そのため、仕立てられた着物をほどくと、また一枚の生地に戻るので、無駄な生地がない!ということなのです。 なるほど!細かいパーツになっていない、大中小、様々な生地に戻るのだから、その使い道は自由なんだ! 色柄だって変えれちゃう! 古くなった着物を別の色や柄に染め直し、新しい着物(生地)に生まれ変わらせる‟染め直し“という技術を使えば、仕立て直しもリメイクも更に楽しくなることもわかりました! 染め直しの方法には、 元の色を抜かず、そのまま上から同系色の濃色、もしくは暗色をかけて染めるシンプルな方法の「色揚げ」 着物を脱色してから他の色に染める「染め替え」 色合いが華やかな着物の全体に色を加え、渋く落ち着いた色合いにする「目引き」 着物をほどかず丸のままの状態で染め直しを行う「丸染め」 着物の柄の部分を染めずに地色だけを染め直す「柄染め」 着物に新たに絵柄・模様を付け足す「柄足し」 など、こんなに様々な方法があったことも驚きです! 着物のリメイクに関連して、今は亡き祖母が元気だった頃の思い出を思い出しました。 亡き祖母の浴衣がリメイクで復活 気仙沼では、毎年夏になると「気仙沼みなと祭り」が開催されます。小学校までは家族や親戚と楽しんでいたお祭りも、中学になると友達と行くようになりました。その時の浴衣は、今は亡き祖母が私のために手作りしてくれたものでした。 当時、祖母は反物を何枚かのパーツに大きく切って、絵柄が素敵に見えるところを考えながら、型紙も無しに浴衣を作っていた記憶があります。(最近やっと、きものに型紙はないということもしりました!)夏休みのお祭りを迎える前に、祖母は毎日コツコツと手縫いで針を動かしていてくれたことを思うと、私にとってその浴衣はとても特別な浴衣になりました。 この祖母の手縫いの浴衣を高校生までは毎年着ていましたが、着付けができる人が周りに居なかったこともあり、地元を離れて学生・社会人になるとまったく着なくなってしまいました。 数年を経て、久しぶりに浴衣を着たいと思えた頃には、その時代に合った色柄や、年齢に応じた大人っぽい柄の浴衣が欲しくなり、新しい浴衣を買って着ていました。 その後、20年近くもたんすの中に眠っていた思い出の浴衣が、復活の機会を得ることができたのです。 なんと、母の友人のお母さん(もう90歳オーバーのお婆ちゃんです!)が、簡単な物であれば浴衣を洋服にリメイクしてくれるというのです。その方は、自分の楽しみとボケ防止のために縫物をしているそうで、お願いすると喜んで引き受けてくれました。 私の思い出の浴衣はもちろん、母が子どもの頃自分のお母さんに作ってもらい40年以上大事にしてきた浴衣、妹が着なくなった浴衣など数点をリメイクすることに。 それら全てが丁寧にほどかれて、ワンピースとなって復活したのです!まさに着物(浴衣)リメイク!! 私の一着の浴衣が、ほどかれて生地に戻され、そこから洋服が2着分できました。そのことでわかったことですが、着物と簡単(シンプル)な洋服に使用されている生地の量の違いにも驚きでした。 浴衣のままだったら、着ても年に数回だけ、あとは着られなくなった柄やサイズでほとんど眠っていた着物や浴衣。それが今では、暑い時期にはほぼ毎日涼しく快適に着られるルームウェアになっています。また、家族が大好きでよく行く温泉♨にも必ず持参の、私・母・妹の親子三世代、みんなでおそろい温泉ウェアとしてもフル活躍アイテムとなったのでした☆ ※家族との温泉旅行にて私と妹のリメイクワンピースです 嬉し・楽し・思い出いっぱいのリメイクワンピースを、最初に作ってくれたお婆ちゃんとリメイクしてくれたお婆ちゃん達に感謝を忘れず、いよいよ生地が傷んで破れるまで(笑) 今後も大切に着ていきたいと思います(*´з`) まとめ お直しの技術で古い着物のサイズ変えはもちろん、シミや汚れも仕立て直しで見えなく隠せちゃったり、染め直しにより色柄を変えて世代を繋いでいくことはとてもおもしろくて素敵なことだと思いました。 生地に戻ることでも、ワンピースやチュニック、ドレスまで、その着物の種類と柄により用途とデザインは様々に、他にもバックや傘、財布、小さなアクセサリー等にまでリメイク出来ちゃうんですね! 着物のままでなくとも思い出やお気に入りを無駄にせず、大事にしていけるのはとても素敵で良いなぁと思いました。 新人がびっくりしたことシリーズは下記リンクバナーから一覧をご覧になれます。 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…