着付けひもの本数と使い方について【きもの初心者必見】

こんにちは。きもの初心者・たかはし新入社員の渡部です。 2021年となりました。はやいものでたかはしに入社して間もなく一年。。 人間としての成長は、日々周りの方々の奥深くて為になるお話を頂戴している事もあってか、一段一段磨かれている・・(ハズ!?)であり、一方、着物に関しての成長はと申しますと、自分がイメージしていたより、全然遅れております(…

きものの迷子を防ぐ先人の知恵「渋札」とは?【きもの初心者必見】

こんにちは。たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみです。 既にご存じの方はもちろん、こちらの新人ブログ記事をご覧になった方なら、着物にはご自宅で洗える着物もあることをご存じかと思います。 【きもの初心者必見】自分で洗えるきものもある?! しかし、ご自宅では洗えない着物は、悉皆屋をはじめとしたプロにお願いしますよね。 ちょっとだけ想像してみてください。 もしもプロにお願いしたあなたの着物が迷子になってしまったら・・・。 「大切な着物だからこそお願いしたのに(泣)」と、めちゃくちゃ困りますよね。 そんな着物の迷子を防ぐため、先人の知恵により古くから使われている必須のアイテム(道具)! 今回の新人ブログは「渋札(シブフダ)」についてお伝えしてまいります。 茶色いこより「渋札」とは? ある日のたかはしにて、店長が茶色の紙で「こより」を何枚も作っていたのです。 ※上が茶色い紙をよった後のもの、下がよる前のもの 私にとっての「こより」は、鼻をツンツンしてくしゃみを出すティッシュ製のもの(;'∀') これまで見たことがなく、何に使うのか気になったので教えてもらいました。 茶色い「こより」のお名前は「渋札」。 教えていただいた内容を、次にまとめました。 素材 和紙に柿渋をひいた渋紙 形 細長の三角形(市販品に複数種のサイズあり) 作り方 三角形の細く尖っている部分をよって細い「こより」状にします 用途 (悉皆業での場合) お客様からお預かりした着物1枚1枚の表地、八掛、胴裏などに渋札をつけ、着物をほどいた場合でも生地が迷子にならないようにします。 渋札にはお客様のお名前の他に、伝票番号や染色や洗濯などの処理法を記載し、加工指示書の役割もあります。 この「渋札」は悉皆業には必須のアイテムの一つとのことですが、「そもそも悉皆業とは?」どんな仕事をする職業なのか、あらためてご紹介していきます。 たかはしのはじまりでもある悉皆業とは? 悉皆には、「すべて、残らず」という意味があるように、着物に関するあらゆる相談を受けてくれるところが悉皆業です。 「”しっかい”は、”やっかい”」という言葉があるそうで、さまざまな問題に的確に対処しなければなりません。 お店により対応範囲に違いがありますし、仕事の一部としては、 …
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"着回し"って体格差があっても大丈夫?!【きもの初心者必見】

こんにちは。 今回も、なんとか4回目を迎えました鷹木です。 年を越したばかりだと思っていたら、あっという間に3月が来ますね(^^; 年明け1月の大イベント‟成人式“は今年は残念ながら中止になってしまった県や地域もある中、気仙沼市は‟延期”という選択でしたから、楽しみを持って!待っていて頂ければいいなと思います!(^^)! 成人式、もちろん私にもありました。 十数年前…(…

冠婚葬祭のルール 〜喪服編〜【きもの初心者必見】

こんにちは。 きもの初心者&たかはし新入社員の藤田です。 入社して間もない時、 「帯締めは、房の向きは基本上向きね。下向きだと喪になっちゃうからね」 と教えていただきました。 「そんな細かいルールもあるんだ?!」と驚きでした。 結婚式とかお祝い事は、柄や色味など色々あるかもしれないなと思いつつ、正直お葬式は黒い無地の着物を着るくらいで着方とかは同じかなと思っておりました。 他にも、このようなルールがないか、冠婚葬祭のきものルールを調べてみました。 ただ、調べ始めるとたくさん出てきたので、今回は「喪」に絞ってご紹介いたします。 昔は白だった?! 「喪服といえば黒」 これは着物関係なく当たり前の知識だと思っていました。 ただ、今の喪服は黒という文化は、明治維新以降、西洋の文化を取り入れたからのようです。 それまでは喪服と言えば「真っ白」だったそうです。 理由を調べてみると 「白生地を染めるのが大変だから」 「死者と同じ色の衣装を身に着けることで、同じ気持ちになって送るため」 「汚れない気持ちでお送りするため」 など、諸説ありそうでした。 また、現在でも地域によっては喪主は白喪服を着るところもあるようで、一概に「喪服は黒」とは言えないんですね。 一番目の理由はその時代の経済事情がありそうですが、残りの二つは、「相手を想う気持ち」ですね。 では、現在はどのようなルールがあるのか、調べてみたいと思います! 家紋 礼装には必ずと言っていいほど家紋が関係してきます。 紋の入れ方と、数によって格式が異なってくることが分かりました。 紋の入れ方 紋の入れ方にも種類があり、「日向紋」と「陰紋」の2種類ありました。 日向紋・・・家紋の面を白抜く方法 陰紋・・・家紋の輪郭線を白く抜く方法 正礼装の場合は「日向紋」である必要があるそうです。 ただ、刺繍はNGで染め抜きである必要があります。 陰紋は略礼装の場合に使われるようです。 なので喪服で家紋を入れる際は、「日向紋」の方が良さそうですφ(・・) 紋の数 4種類ありました。 無紋・一つ紋・三つ紋・五つ紋 数が多くなるほど格式が高くなります。 喪服の種類 【きもの】 ◆黒喪服  色:黒  紋:五つ紋 ◆色喪服  色:灰色・紫系・紺色・抹茶色など。控えめな色を選ぶ  紋:一つ紋か三つ紋 【帯】 ◆黒喪帯  色:黒 ◆色喪帯  色:灰色・紫系など 【生地・柄の注意点】 ①光沢の無い無地を選ぶ ②地紋があっても、吉祥文様以外を選ぶ 基本的には、慶弔両方に使われる文様「波・雲・流水・菊・紗綾形」あたりが主流のようです。 また江戸小紋でも、"格が高い柄"と言うものがあり、「鮫」「角通し」「行儀」の三役と言われる種類であればOKみたいです(^^) これは着物に限らず帯の柄にも同じことが言えます。 喪の格式 大きく3つで、先ほど紹介した着物と帯の組み合わせ次第で格が変わってくるようです。 正礼装 「黒喪服×黒喪帯」 準礼装 「黒喪服×色喪帯」 「色喪服×黒喪帯」 「黒喪服×色喪帯」も、"正礼装"になると思ったので、帯の色一つでも、格式が異なるのには驚きでした(°o°) 略礼装 「色喪服×色喪帯」 帯・小物 基本的に黒で揃えるのが良さそうです! 着付け 衿元 ①衣紋は控えめに抜く ②衿合わせは鈍角にする これらは露出を少なくするためのポイントですね。 帯 ①一重太鼓にする:「悲しみが重ならないように」と言う意味を込めて ②位置は低めにする:紋を隠さないように、華やかにならないように 帯締め ①房を下向きにする:悲しみを表現しているようです 黒羽織の可能性 ある日の女将。この日はお通夜に行く予定がありました。 お召と黒い半幅帯と黒羽織 女将は黒羽織があればお通夜などには通用するから広めていきたいと言っていたのを思い出しました。 ある程度のルールを重んじるのも大切ですが、「きものを着やすくする工夫」はあってもいいのかなと、私も思います。 まとめ 色や柄などのルールを紹介してきましたが、今回も調べれば調べるほど疑問が次々出てきてキリがなくなってしまいました(x_x) でも今回「喪」について詳しく調べて思ったことは、 "言葉以外で相手へ想いを伝える手法の一つとして着物を使っている" のかなと感じました。 「新人ブログきもののTPOについて」でも触れていましたが、礼装は「相手を想って装う」ことが一番大切ですね。 「悲しみを表現するから帯締めの房は下だな」など、なぜこうするのかの意味を理解できていれば、覚えられそうです。 今回も最後までお読みいただきありがとうございました! おすすめ商品 正礼装は正絹の白がいいそうです。 準礼装の場合は薄く色柄があっても問題ないとのことですが、やはり生地は正絹がいいのかもしれません。 この袖などの選び方も、必ず正絹である必要があるわけではなく、相手を想って選ぶものだと思います。 うそつき袖(替え袖)【正絹・袷(無双)】 ¥11,330(税込) うそつき袖(替え袖)【正絹・柄・半無双】 ¥9,240(税込) 新人がびっくりしたことシリーズは下記リンクバナーから一覧をご覧になれます。 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…

「きものは動きにくい」は誤解でした【きもの初心者必見】

こんにちは。たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみです。 新型コロナの影響で、「また着物着て居酒屋にご飯に行こうね」が実現できていない毎日を過ごしている佐藤ですが、いかがお過ごしでしょうか? 今回は「着物は動きにくいんじゃ?」と思っている方に読んでいただきたく、私の体験を事例にお届けしていきます。 以前、母の訪問着でイベントに参加した際、まるで人格まで変わった?ぐらいの勢いで「借りてきた猫+ロボットみたいな動き」になっていた私。 その2カ月後には、たかはしのマダムたちと紬の着物で居酒屋に行き、普段通りに美味しいものをパクパクと食べられるぐらいには進化したわけですが、その違いが生まれた原因について考察していきたいと思います。 目にしてきた"きもの"が作り上げたものとは かつての私は、 着物は洗えないから、汚してはいけない 動くと着崩れるから、大人しくしていないといけない なんとなくのイメージから、ちゃんとしてなきゃいけない と、思っていました。 では、いつからこんな風に思うようになったのか?と記憶を遡ってみます。 「洗えない」と「着崩れる」は、七五三の時に母や親戚から言われた記憶。 3つ目の「なんとなくのイメージから」というので、高校時代に愛読していた漫画「動物のお医者さん」を思い出しました。 物語の内容は省略しますが、札幌市の「H大学獣医学部」を舞台に、獣医師を目指す学生の日常がコミカルに描かれている漫画です。 この主人公のおばあさんが、常に着物姿で登場するためか、コミック版の巻末にて、着物について書かれていたものがありました。 キモノの写真ってどうしてすましたポーズばっかりなんだろう 出典:佐々木倫子「動物のお医者さん11」白泉社 出典:佐々木倫子「動物のお医者さん11」白泉社 ※おばあさんのキャラ的にすましたポーズ以外が必要なのだろうと推察 これを読んだ高校生当時、そりゃこんなポーズの写真は無いわな(笑)ってすんなりと思っちゃいました。 つまり高校生の時点ではすでに、なんとなくのイメージで着物はちゃんとして着るものみたいなものが出来上がっていたんですね。 その原因を探るべく、高校時点までに目にしてきた着物といえば、、、 水戸黄門、暴れん坊将軍など江戸時代を舞台にした時代劇 ドラマや映画での結婚式やお葬式などの場面 歌番組の演歌歌手や笑点の噺家さん 旅館の女将さんや仲居さん など。 多くが礼装や準礼装に位置づけられるフォーマル着物で、そのまま着物のイメージに定着してしまったようです。 時代劇の町民はカジュアル着物のはずなのに、やっぱり華やかな印象のものが強く意識に残っちゃうんですねぇ(;^_^A ▼フォーマル着物とカジュアル着物についてはこちらをご覧ください 【きもの初心者必見】きものにもTPOがあった?!正しいきものの選び方 こうやって知らずに刷り込まれた幻のようなものから、着物は普段と違うから動きにくいものなんだと思っちゃっていたわけでした。 思い込みの書き換えは一瞬で突然に 出典:「朝日新聞」2020年2月15日…

【きもの初心者必見】自分で洗えるきものもある?!

こんにちは。きもの初心者・たかはし新入社員の渡部です。 2020年は、いつにも増して1年が終わるのが早かった年でしたぁ・・。 世間を騒がせている厄介なウイルスのせいでもあると思うし、個人的な事を言わせて頂くと、全くの異業種である「着物の世界」に飛び込み、毎日が「うわぁ~!」という感動と、「へぇぇ~!」という未知との遭遇の連続で(UFOか!?)きっと毎日があっという間に過ぎていったのではないかと思います。 2021年も日々勉強となりますが、新人1年目よりは、少ぉしだけでも成長したなぁと思えるように、先輩方の声に耳を傾け、女将のYouTube動画をガン見し、精進したいと思います。 皆様、今年もこの着物初心者を温かい目で見守り下さいませ。 そして新人ブログも、引き続き楽しんで頂ける内容をお送りできればと思っております。 きものを"自分で"洗う?! さて!そんな渡部の、今年一発目のお題は、「洗えるきもの」についてです。 しかも単純に「洗える」のではないのです!! 【自分で】というキーワードが入るのであります。 ビックリしませんか~Σ(・□・;)? 「着物」を?「自分」で? たかはしに来るまで、思いついた事もないし・・そんな事考えた事もなかったです。 だって、一般的なクリーニング店で「きものクリーニング」とデカデカと書いてあるし、何度か申し上げておりますが、私の中での「着物」の立ち位置が「特別な時のもの」という概念だった為、まさか自分で洗っていいものがあるなんて(…