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くノ一シリーズ「麻子・夏子・涼子」ここが知りたいQ&A特集

お買い物レビュー星3つ以下の質問に女将が回答します たかはしきもの工房の商品をネットショップでお買い物をしていただいたとき、皆様に貴重なご意見「レビュー」をたくさんお寄せいただいています。 よいというレビューは励みになりますし、ここがちょっと、というレビューは謙虚に受け止めてよりよい商品作りに活かせるよう努力しております。 でも時々星3つ以下の低評価レビューを拝見する中で、もしかしたら使い方をちょっと変えていただいたらいいかも、とか、別の商品のほうがご満足いただけたかも、などと思うケースもありますので、そんなレビューにお答えしてみたいと思います。 今回は特に使い方が難しいなと思われる、くノ一シリーズ三姉妹「麻子・夏子・涼子」についてです。 少しでもご参考になれば幸いです。 くノ一シリーズは『補整着』です。体に厚みを持たせるために麻綿が入れてあるシリーズとなります。 くノ一麻子の巻 <星3レビュー> 麻子という名前に期待しましたが、涼しくはありませんでした。着ていると体温が放射されず防水布の部分が暑いです。 ごわつきもかんじます。 それが気にならないひとには、確かに汗シミは防げると思うので良いです。 <女将より> まずは、ご期待に添えなくて申し訳なかったです。 データ的には麻綿は衣服内の湿度を下げジメジメを防ぐのでその結果快適で涼しく感じるという学会発表があるのですが、体感は人それぞれなので、暑いと思われる方もいらっしゃると思います。 防水布の部分は汗を防ぐため通気性が下がるため、ここはどうしても暑くなってしまいます。着物を守るための機能ですので、たかはしではつけていますが、どちらを優先するかということになってしまうと思います。 楊柳のごわつきはお洗濯するとかなり柔らかくなりますし、慣れもあったりするのでこの後着ていただけてると嬉しいな〜と思います。 でも、ご自分の体感を優先でお考えくださいね。 <星3レビュー> 毎日着物生活の専業主婦です。153㎝42kg痩せ型巻き肩です。 他の方のレビューにもありましたがSサイズでは丈に不安があります。同時に補整用の胸パッド二種と腰ヒップ用T型メッシュパットを購入しました。 胸用は補整パット用ポケットに綺麗に収まりますが、腰用のT型パット用ポケットは差し込み式でウエスト部分には肌に直接ナイロンメッシュが当たります。網目模様がビッシリ付き、真っ赤に腫れ上がり痒みが2日ほど続きました。直接肌に触れないように完全にポケットに収まるように改良してほしいです。 腰ポケットの裾から4㎝ほど上のステッチはほどいた方がパットの収まりは良いです。 今は直接着用せずキャミソールを下に着るか、急遽購入した腰パットスキニーベルトにTパットを入れ使用しています。 再購入も検討していますが、改良を強く望みます。 <女将より> まずはパットで赤く腫れてしまったとのこと、説明不足があり申し訳ないです!  実は麻子用の補整は一文字型で、T字型はそのままで麻子には使えないのです。 こういうレビューは本当にありがたく、参考にさせていただいております。お寄せくださりありがとうございます。 まず丈のことから言いますと、麻綿を入れる丈は検証を重ねて決定していますが、どうしてもSの丈では足りないということであればSTサイズをお勧めしています。細身で身長の高い方も増えているので、着丈の長いトールサイズを作っています。でも長すぎてもだめな場合もあるので、寸法を見ていただいてご検討ください。 麻子の後ろポケットに補整パッドを入れて使っていただく場合は、T字型はおっしゃる通りメッシュが直接肌にあたってしまうので、綿の生地を貼ってある一文字型と四角型を組み合わせて使っていただくようお勧めしていますが、T字型も布が貼ってあるとよいでしょうが、スキニー用として開発したので悩ましいところです。アドバイザーは、タオルやてぬぐいでT字型をくるんで使っているそうです。 いただいたご意見は、必ず検討してまいります。 くノ一夏子の巻 <星3レビュー> 涼しいことは間違いなしですが、サイズがあってなかったからか、胸のホールド感がなさ過ぎて失敗。Mにすればよかったと後悔しました。 <女将より> そうなんです、夏子は胸の補整ですがホールド感はまったくない商品ですので、胸の大きい方、ホールド感を求める方にはPut…

残暑を乗り切る!夏の日常きもの涼感ましましアイテム

少しでも涼しく! おすすめアイテムのご紹介 厳しい残暑が続く中、夏の日常きものを少しでも涼しく着たいですよね。今回は通年きもので過ごす女将の、涼しさ対策をご紹介いたします。 <上半身インナー編>夏の涼しいトリオ、涼子・夏子・お袖ちゃん まずは洗える着物の場合は汗をかいたら洗う!ということで、着る枚数を減らす。タンクトップ型和装ブラ「くノ一涼子」をつけてその上に直接浴衣を着てしまうという最終手段です。 これは涼しいは涼しいのですが、腕を上げると身八ツ口から脇の下や二の腕の内側が見えてしまうのが難点。自分からは見えない部分なのですが、斜め後ろの人からはびっくりするほど見えてしまうんです。 そこで、おすすめしたいのが知る人ぞ知る(?)便利アイテム「お袖ちゃん」です。 「お袖ちゃん」はボレロ型筒袖。これは言ってしまうと筒袖のついた肌着の短いもの(ボレロ)なのですが、肌着のお腹の部分がないだけでかなり涼しく感じます。 あとは夏は締め付けが緩い方が涼しく感じる方も多いと思います。ブラをしなくてもよい方は、「くノ一夏子」をブラジャーがわりにして、ゆるっと着るという方法もあります。夏子は補整着なので、胸元に麻綿のシートがあり胸の形を目立たせないという効果があります。締め付けはまったくないので、胸が大きい方や形が気になる方は自分がそれでよいかどうかというところで判断してください。 <下半身インナー編>ステテコ一択!といって過言でない 愛用されている方には、なーんだいまごろと言われそうですが、意外とステテコをはいたことがない方もいらっしゃいます。そういう女将も最初は女性がステテコ?と、固定観念でうーん、と思っていた時期もありました。でも、肌着屋として試したこともないのはどうなのか、とはいてみてその快適さに一度で虜になりました。 汗も吸ってくれますし、なにより自分の足の腿の熱を感じないということが涼しさにつながります。こればかりは、減らすよりは足したほうが涼しいのです。 ステテコに関しては固定観念ではかないというのは本当にもったいないと思います。ずっと愛用してきて、ステテコにすることでマイナスになることはほとんどないと感じます。 ただ、綿のステテコに綿の浴衣などを着ると、摩擦が大きくて裾さばきが悪くなるということはあります。たかはしきもの工房では、裾除けがわりになるように丈が長めの「綿テコ」「麻テコ」をおすすめしていますが、そういった場合は、他メーカーさんの短い丈のステテコをおすすめします。また、そんなに足の間に汗をかかないわという方は、裾よけをお使いください。 綿楊柳や麻の楊柳の涼しいステテコ、もしまだ未経験の方はぜひお試しください。 <足袋編>本麻の足袋は本当に涼しい 夏の足元は、本麻の足袋がおすすめです。これが本当に涼しいのです。はじめて麻足袋をはいたときは、風が抜けて足にあたる感じに驚いたという女将。綿の足袋では感じられないこの涼しさ、夏には欠かせないそうです。 ただ素材的に麻はどうしても綿よりももちが悪く、切れやすいというのはあります。なので、きちんとした麻足袋がおすすめ。リーズナブルなものは表地は麻でも裏地に綿を使っていたりするのでそれでは意味がないのです。生地のチェックもお忘れなく。女将はもちのよいゑびす足袋の「本麻足袋」を愛用しています。 値段もひとつの目安。3000円以下では本麻のものはないのではないでしょうか。安くはないけれど、とにかく爽やかな履き心地です。 <奥義!>保冷剤を補整パッドに仕込む これは、防水効果のある「腰補整パッドスキニー」ならではの技ともいえますが、保冷剤を補整に使う!という裏技があります。 大きめの保冷剤(大きめのほうがもちがよい)を「アルミ蒸着シート」(クッション性のある銀色の保冷シート)にはさんで入れると、4~5時間保冷剤がもちます。 保冷シートにはさまないと、0.5~1時間程度ですから、かなり違います。かさばらないように、ボンドなどで接着して袋状にし、保冷剤を中にいれるようにすると便利です。 これを「腰スッキリパッドスキニー」にはさんでつかいます。保冷剤の分厚みがでますから、その分入れる補整の厚みは調整してください。 女将はちょっとでも涼しさを長もちさせるため、体から離すようにインナーメッシュの外側に保冷剤を入れておきます。こうすると、ほどよい涼しさが長もちするのです。 保冷剤は位置がずれやすいので、体にスキニーをつけてから、出っ張らないような位置に移動するのもポイントです。 宣伝になっちゃうといいつつやっぱり自社商品をしっかりお勧めしている女将の動画はこちらです(笑)。 【夏の日常きもの 涼しいアイテム&保冷剤テク紹介!】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る!」 日常着物をもっと楽に、たのしく、かんたんに。ズボラ女将の日常着物術、これからもお楽しみに! 紹介した商品 お袖ちゃん ¥5,170(税込) 綿テコ ¥7,700(税込) 麻テコ ¥11,000(税込) 【ゑびす足袋】白麻(涼しい本麻)【中型…
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もう着くずれも怖くない!男女別着物の着くずれの直し方

着物は意外と着くずれない!でももし着くずれたときは? 着物を着た時、着くずれないように所作に気をつけるとか、動かないようにいっぱい紐を使う、とかいろいろ気にしている方も多いと思います。 でも。着物を着てずっと動かないでいるわけにもいきませんよね。動けばどんなに気をつけていても多少は着崩れるもの。でも、そんな時に直し方を知っていれば、恐れることはありません。 たかはしきもの工房では女将をはじめ、スタッフもアドバイザーも着物姿でばんばん働きます。走ります。段ボールも運びます。バッティングセンターにも行っちゃいます。 そんな風にがしゃがしゃ動くことは普通はないかとは思いますが、そんなに動けばやっぱり着物も動いてくずれてしまいますが、着たままで直すことができます。 今回は女性と男性、両方の着くずれの直し方をご紹介します! 今回は敢えて着くずれよう!ということでなんと大胆にラジオ体操を行った女将(女着物代表)とYoutubeのつっこみ担当でおなじみ齋藤(男着物代表)。 腕を大きく上げたり回したり、もっとぐちゃぐちゃになるかな?と思ったのですが、思ったほど大変なことにはなっていませんね。でも、手を上にあげることで、襦袢や着物の生地が帯の上にずり上がって上半身がぶかぶかになっています。そこを直して行く手順をご説明いたします。 女着物の着くずれの直し方 着くずれポイントとしては、上半身に生地がずりあがって、衿とえもんがぶかぶかになり、おはしょりも消えかけています。ひとつひとつ問題解決していきましょう。 まずは襦袢の襟元から直すため、一度着物をめくって襦袢の襟先を下前と上前それぞれひいて胸元を整え、背中に手をまわしてえもんを下に引きます。これで、襦袢の浮きは直ります。 次に着物の浮きを直すには、おはしょりを下に引きます。まず前のおはしょりを引いて整えます。 おはしょりの右手の輪に親指を入れてぐっと衿を引き、体のサイドのおはしょりも整えます。 最後に後ろのおはしょり(お太鼓だとたれの下になっています)をつかんで下にひいて出来上がり。もし帯の位置も上にあがっていたら、上からぐっと親指を入れて下に下ろすか。下線を持って下げてください。   男着物の着くずれの場合 男性の着物の場合も同じように上半身に生地がずり上がり、対丈なので裾も開きがちになってしまいます。 着物をめくって、襦袢の衿先(上前、下前)を斜め下に引き下ろして胸元の浮きを整えます。 次に着物の浮きは帯の下を持って、下前、上前の順にじわじわと引き下げます。 上前の衿は、真下に引いてしまうと裾が開いてしまうので、横に引きます。後ろ側にきゅっと引くと、裾も整います。 お腹の出っ張りがいい感じの人はずれませんが、痩せていると帯もずり上がりがち。骨盤の位置までしっかり指を入れて下げましょう。鼠蹊部のところまで下げるとかっこいいです! いかがでしょうか。ポイントさえ押さえておけばたとえ着くずれたとしても、直せばよいので気が楽ですね。 着物をめくって襦袢を引き下げる動作は、さすがに人前ではちょっとなので、トイレに入ったときや、物陰で。それも含めて、堂々とでも恥じらいつつ(笑)お直しをしている動画はこちらです。 【男女別 着崩れた時の直し方】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る!」 着物のハードルが下がること間違いなしです! 日常着物をもっと楽に、たのしく、かんたんに。ズボラ女将の日常着物術、これからもお楽しみに! 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…
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うそつき襦袢で着るときの、衿と袖の選び方

うそつき袖は仕立て方と素材で使い分ける うそつき袖の使い分け 前回は、季節によって肌着をどう着分けるかというお話でしたが、今回はそれにうそつき袖とうそつき衿をどう合わせて、うそつき襦袢として活用するかというお話です。 うそつき袖の種類は季節によって下記のように使い分けをします。 袷の時期:半無双、無双 単衣の時期:単衣、駒絽 夏きもの:駒絽、麻、絹麻 無双は、二重に仕立ててあるもので、暖かく、しっかりと重みもあります。正絹で礼装用にお作りしたりしています。 半無双は、見える部分だけを二重に仕立ててあるもので、使用する生地も少なく、無双に比べると軽やかです。リーズナブルで、使える期間も長いため、こちらをメインでお作りしています。素材は、正絹、ポリエステルで、柄のものもあります。 寒い時期には、「miecawaセット」という袖と裾除けのセット商品もあります。袖と裾の柄が揃うだけでなく、裾除けはガードル裾除けと同じ形ですので、腰も支えられてしゃきっとします。 単衣の時期には、単衣仕立ての袖、暑い日には駒絽もOKです。夏きものには、駒絽、麻、絹麻などを用います。 無双と違って、単衣は一枚仕立てなのですが、袖口の処理についてよく質問されることがあります。昔は撚り絎けにされていたりしましたが、現在は三つ折りか反物の耳のままになっているのが主流です。 耳のままになっているほうは、仕立てが楽でもあるし汚れにくいし洗いやすいという利点があります。三つ折りもしくは二つ折りで縫ってあるほうは、耳そのままだとよれやすいような素材も丈夫になりますし、丁寧な印象にもなりますね。 女将は耳派ですが、もし選べるような機会がありましたら、好みのほうを選ばれるとよいと思います。 季節の使い分けには、仕立て方、素材、そしてもうひとつ、色の濃淡もあります。淡い色は涼やかに感じますし、濃いこっくりした色目は暖かく感じます。 また、礼装とカジュアルという使い分けもありますね。 礼装用には淡い色、カジュアルは自由です。濃い色目はカジュアルな印象になりますね。淡い色でも、小紋のように模様が入ったりしていればカジュアルな印象に。 季節の移ろいにあわせて、素材や仕立てできものと同じように、使い分けてください。 うそつき衿の使い分け うそつき衿の半衿は、季節によって使い分けをします。 袷の時期:塩瀬、ちりめん 単衣の時期:塩瀬、絽ちりめん 夏きもの:駒絽、小千谷麻絽 ※レースは季節問わず 袷の時期、特に寒い時期にはふくれ織やちりめんのような凹凸のあるふっくらとした生地は暖かみもあり、おすすめです。 衿も、袖と同じように色でも使い分けるとよいでしょう。素材はともあれ、暖色系は暖かく、寒色系は涼やかに感じられます。 塩瀬は、きりっとした印象になりますので、礼装には塩瀬を使います。また凹凸がないので、袷の時期から単衣の時期まで長く使いやすい素材です。 単衣の時期には、塩瀬から、暑くなってきたら駒絽と変わっていきます。夏は駒絽、麻絽など。このあたりの季節、使い分けが不安だったら涼やかなレースの半衿を使うと、カジュアルにはなりますがレースは衣替えとは関係ありませんので、便利に使えます。 レースも様々な素材や色がありますから、その季節に似つかわしいものを選んでください。これは「涼しそうだな」とか「ちょっと暖かそう」などという感覚でよいと思います。 衿は顔に近くて目につきますし、首に触れますから、暖かく感じたり涼しく感じたり敏感な部分でもあります。ポリエステルは便利ですが、冬寒いときは正絹のほうがあたたかいですし、暑いときには麻など天然素材のほうが涼しいです。でも、お手入れが楽なのは断然ポリエステル。どちらをとるかというのは、ご自分でチョイスなさってくださいね。 きもののコーディネートと同様、インナー、襦袢としての「うそつき衿」「うそつき袖」の組み合わせは無限大。気温によって、また礼装とカジュアルなどシーンによって、使い分けを楽しんでください。 こちらの動画では、女将が自分のうそつき袖・衿コレクションを紹介しつつ、使い分けアドバイスをしておりますます! ぜひご覧ください。 【春夏秋冬 女将の衿と袖の合わせ方!】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る!」 日常着物をもっと楽に、たのしく、かんたんに。ズボラ女将の日常着物術、これからもお楽しみに! 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…
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毎日着物生活の女将に聞く!春夏秋冬"肌着事情"

季節で変える。和装肌着の衣替え 梅雨時期となりました。肌寒い時もあれば暑い時もありますね。着物や帯のコーディネートも悩みますが、肌着も実はお悩みどころではないでしょうか。 今回は1年を通じてほぼ毎日着物生活の女将の「肌着の衣替え」をご紹介します。お好みや使うアイテムもそれぞれですので、ご自分がお持ちの肌着におきかえて、肌着選びの参考にしていただけたら幸いです。参考のために、目安の月も書いてありますが、お住まいの地域の気温にあわせてください。ではまず、冬からスタートです! <冬>12月〜2月 Put…
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うそつき衿のサイズ選びのポイントとカスタマイズ方法

基本編・サイズ選びと衣紋抜きカスタマイズ 初夏に向かい、だんだんと汗ばむ日も増えてきましたね。襦袢を着ないできものが着られるたかはしきもの工房の「うそつき衿」は、暑い季節におすすめの商品です(もちろん、寒い季節も楽なのでおすすめです)。 さて、うそつき衿を買ってみようと思ったら「SMLサイズがある!」と驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。うそつき衿も、衿だけとはいえ、お襦袢と同じように体に合わせてお使いいただくのでサイズ展開をしております。 SとMは衿幅以外大きくは変わりませんが、Sサイズはかなり小柄な方向けとなっております。身長的には157センチまでとなっていますが、バストが80センチ以下なのと衿の幅も狭いため、バチ衿やアンティーク向きで、通常の広衿の着物には少し控えめなサイズです。ほとんどのお客様にはMかLをおすすめしています。 さて、MとLでは何が違うかというと、衣紋抜きの幅と、衿の長さ、ウエストベルトのサイズです。小柄な方はM、大柄な方はL。身長は同じでも、細身の方はM、バストが大きかったり体の厚みがある場合はLサイズをおすすめしています。 使ってくださっている方も多いと思うのですが、いつもベルトをつける位置と、えもん抜きの長さをカスタマイズする方法は商品を販売するときにいつもご案内をしています。 ベルト位置は、ウエストの一番細い位置か1,2センチ高いくらいの位置にあわせてください。そしてその状態でえもんをお好みで抜いて、たるんだ部分をつまんで縫ってください。 さらに、おはしょりを作る前にきものの中に手を入れ、えもん抜きを引っ張って落ち着かせます。 えもん抜きがちゃんと下に出ているかの確認にもなって、一石二鳥です。衿先も同様に、引っ張って確認するのもポイントです。 また、Mサイズでえもんの抜け具合はちょうどいいけど、ちょっとだけ衿の先が短いというようなときは、布を足して縫っていただけるとよいと思います。逆にLサイズで衿先が長過ぎるというようなときには切ってしまったり、縫い縮めてもOKです。 上級者編・えもんの抜き幅のカスタマイズ さてここまでは、ご存知の方も多いと思うのですが、これとは別に、もう少し衿を首から離して使いたいという方も多いのではないでしょうか。MサイズよりLサイズのほうが、衣紋抜きが2センチ幅広いので、首回りがゆったりと抜けます。 IKKOさんのえもんの抜き方は、衣紋を後ろに抜くだけでなく、首から衿を離しているために肩幅がせまく見えて、素敵ななで肩になっていますよね。女性でも衿を首から離すことで首の細見え効果やなで肩効果が得られます。 そんなときのカスタマイズ方法はずばり「えもん抜きの下に引く力がかかる幅を広くしちゃう」です。 まずちょっとだけ‥‥というときには、えもん抜きは衿に対してカーブを描いて縫いつけられていますので、そのカーブの部分をつまんで縫ってしまいます。 こうすると、衿が下にひっぱられるので、その分広くえもんが抜けます。 もっと広く、首から離したい!というときは綿テープ等を広くしたい分、縫いつけてしまいます。こんなかんじ。 縫いつまむより、さらに広い範囲で下に引く力が働きます。このとき、縫い目は外側に出すようにしてください。なぜなら衿の内側は、ちょっとした拍子に見えてしまうこともあるからです。 いかがでしたでしょうか。うそつき衿のご愛用者の方も、これから使ってみたいなと思っている方にも、参考になれば幸いです。 こちらの動画では、女将がじっくりうそつき衿のサイズやカスタマイズについて語っています。これから暑くなる時期に、うそつき衿のえもん抜きが透けて気になる方へのアドバイスもあります! ぜひご覧ください。 【うそつき衿を、自分サイズにカスタマイズ!】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る!」 日常着物をもっと楽に、たのしく、かんたんに。ズボラ女将の日常着物術、これからもお楽しみに! 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…