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「しきたりきもの」にうそつき襦袢はOK?NG?【お問い合わせ紹介】

今回は「しきたりきもの」にうそつき襦袢をご利用になるという場合に多かったお問い合わせをご紹介していきたいと思います。 Q1. 「しきたりきもの」に「うそつき襦袢」を利用してもいいのでしょうか? A.しきたりきものであっても、うそつき襦袢を着ていただいて問題ありません。 格の高い五つ紋の留袖や黒紋付の時にご利用いただいても大丈夫です。 ただ、ご自身が「ちゃんと相手に礼節を表したい」「うそつき襦袢だと気づかれたらどうしよう…」「なんだかうそつき襦袢だと気後れしちゃう…」と感じる場合には、その気持ちを大事にして長襦袢をご利用いただくのが良いと思います。 Q2.「しきたりきもの」を着る際、うそつき襦袢の色は必ず白でなくてはいけないのですか? A.五つ紋の留袖と黒紋付は最も格が高い着物なので、うそつき襦袢であっても白がふさわしいです。うそつき襦袢を構成するうそつき衿についている半衿も、「しきたりきもの」の場合には振袖を除けばすべて白色が基本です。 なので、五つ紋の留袖と黒紋付の時にはうそつき襦袢のうそつき袖もうそつき衿も白をおすすめいたします。 ただ、訪問着の場合にはうそつき衿は白であっても、うそつき袖には白か淡い色(ぼかし等)がふさわしいと弊社では考えております。 色無地なども、おしゃれに着たい時にはうそつき袖は淡い色(ぼかし等)でも構いませんが、相手に招待された場で相手に敬意を表したい時には白をご検討いただくのをおすすめいたします。つまり、白は「礼装」の象徴と捉えております。 Q3.「しきたりきもの」には正絹じゃなくてはいけないの? A.しきたりきものに合わせる長襦袢やうそつき襦袢の素材は実はあまり気にしなくて問題ございません。 基本的には質感を重視するなら絹素材でピシッと決めたいところですが、お手入れの手軽さからポリエステルをお選びいただいても大丈夫です。 弊社のうそつき袖やうそつき衿もポリエステル素材や正絹素材がございますので、お好みに合わせてお選びください。 Q4.「夏のしきたりきもの」には何を着たらいいの? A.夏のしきたりきものの場合、夏の襦袢は白の駒絽がふさわしいとされていますが、基本的に絽であれば素材は正絹、ポリエステルなどからお選びいただいて大丈夫です。 ※弊社のオリジナルで「絹麻」という絽の素材もございますが、光沢感という点でポリエ ステルと正絹からやや見劣りしますが着心地は涼しく、汗の張り付きもなく快適です。 涼しさを重視したい場合にご検討くださいませ。 Q5.…