着物作家様の作品
2008年10月3日
いつもは1泊2日の強攻出張のところ、今回は2泊した。
一番の理由は生地問屋をゆっくり見たかったから。
2番目の理由は大切な方と会うため!
それはmixiで知り合った着物作家こと影山のり子さんと、楽天のお客様から発展して、今では当店の卸し先になってる『鎌倉仕立て』を考案した三上淑子さん(*^^*)。
影山さんの工房を訪ねるのに三上さんを誘った、ということなんだけど、まあ、初めてとは思えないほど楽しい一時を過ごした。素晴らしいお姉さま方を前に私など混ぜて頂くのはおこがましいのだけど、こういうのを波長が合う、って言うのかな~、って感じ(^ー^)
ホームページでは拝見しているものの実際お目にかかるのは初めての、着物作家様の作品たち。
『あんまり手元には無いのよね~』と仰りながらも何枚も何枚も見せてくださった。
驚くことにそのどれもがまったく違う技法を用いている。
着物の作家さんと言えば、友禅なら友禅、臈纈なら臈纈、絞りなら絞りと相場は決まっているが昔は藍染めまでしていたと言うんだから気が狂ってる (←あ、これは独り言)
あ、自分のために染めたという丸紋の訪問着、写真は撮らなかったのだけど。
ものすごくいい縮緬だって言ってたけど、生地の値段を聞いてびっくり 小石丸オンリーとかなのでしょうかね~(@@)
色遣いやラインが個性的で売れることを第一にしていない作品だと思った。
手前に写っている、一見何の変哲もなさそうな紬風、これを全部友禅で染めたなんて…… やっぱり気が狂ってる (←あ、再び独り言(^^;))
それゆえ出てくる着物作家様オンリーの世界。
逆説的に、だから根強いファンがつくのだろうな……。
気仙沼出身でこんな才能がある人がいるとは、地元ではあまり知られていない。
紹介することが私の使命だわ!!などと勝手に思っているんだけど、着物作家様、うちなんかでもいいですか(^^;)