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帯留めって、いつ、どう使うの?【きもの初心者必見】
こんにちは!2年目&きもの初心者の鷹木です。
私はいつも本社の倉庫で主に配送をするために沢山の商品を扱っておりますが、時々お店にも行って、お店にしかない商品やお店の和の雰囲気に癒されています。お店のO島店長とS子さんはナイスコンビで、素敵な着物姿で良きおもてなしをしてくれますから…(´艸`*)
お店の奥には着物や反物・帯等があり、入ってすぐのところに小物や雑貨達があります。そこで「わ~、かわいい!」「キレイ」「これ何だろう?ブローチみたいな感じだけれど、ちょっとの金具しか付いていない。」と思ってよく見ていたのが『帯留め』でした。
お客様や社員など、身近な着物姿の人を見ても、和洋様々、個性的な物を付けていたりいなかったり、いろんなパターンがあるようですが…付けている人を見ると可愛いので、私も欲しくなっちゃいます!
しかし、この『帯留め』、果たして何者なのか?着物に必ず必要な物なのか?
まだまだ新人のきもの初心者な私が、疑問に思っていた『帯留め』を今回のテーマにしていきたいと思います!
帯留めとは?
帯留めとは、帯締めに通して使うきもの用アクセサリーでした!
帯締めや帯揚げは帯を固定するための着付けアイテムですが、帯留めはあくまでアクセサリーなので、無くても良いもの。季節に合った物を身に付けて季節感を楽しんでみたり、帯や着物の柄を引き立たせる小道具として楽しめるアイテムだそうです☆
帯留めを付ける時の帯締めには一般的には三分紐を使うようです。三部紐は、一般的な帯締めの幅が四分(約12mm)なのに対し、幅が三部(約9mm)と細く、長さも約1.2mと短めの帯締めです。
帯留め自体の金具部分も三部紐の幅に作られている物が多いようです。他にも、四分紐や五分紐等、三分紐以外の太さの帯締めでも付けられる金具をみつけたり、髪用の小さい輪ゴムを利用して、どんな帯締めにも自由に付けてOK!という事もあるようです!
では、帯留めはいつでもどこでも付けていいものなのでしょうか?
帯留めを使う時のTPOはある?
友人とのお食事やお出かけ等のカジュアルな場では、帯留めは自由に存分に楽しめるアクセサリーです。
一方、冠婚葬祭などフォーマルな場では判断が分かれるようですが、帯留めを付けるのを避けるのは喪服の時のようです。
逆に、結婚式などのお祝いの席には、装いに合わせてダイヤ、ルビー、サファイヤ、エメラルド、真珠など高級感のある帯留めを選ぶ楽しみ方もあるようでした。
その他に、お茶席では帯留めはNG。というのも、帯留めだけではなく、お茶席では茶器を傷つけないように、指輪・腕時計にいたるまでアクセサリーはつけないルールがあるためです。
きもの初心者な私にとっては、フォーマルな場はとても少ないので、日常着物を楽しむ分には、季節や好みに応じた楽しみ方ができるアイテムであることを確認できました。
…
夏らしいでしょ~?
2007年6月9日
これは先日行った京都で唯一自分のために買ったもの。

単衣の紬に麻の半幅帯にこれ 金魚柄の帯留め。
大急ぎで着替えたから半幅にしよう!ってことになって思いがけず早めのデビューを飾ったのでありました…