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初釜の着物

2007年1月11日

炭点前
今年の初釜ではお炭点前を担当。

この着物は20年前に作っていただいた訪問着。
全体に絞ってあるのだが、その当時問屋に連れて行かれ、もしかして自分で選んだ初めての着物かも……。

もうこれで最後にして娘に譲ろうと思って着てみた。

私は好みがとても地味で
「こんなに地味なの80歳でも着ないわ!」と母に言われるような着物ばかりの中では異質。

でも、いざ譲ろう!と思うとちょっと惜しい気がして
「……もう一度くらい、いいかな~」なんて思っちゃうのは私だけではないはずですよね!

娘にあげるのだから『惜しい』と言う気持ちとは違い、私がこの着物に抱いている思いの部分なのかも。

またそこが着物の良いところ。


初釜

このお着物、どっちもステキでしょう?

手前のお若い方のお着物は当店のコーディネイトではないのですが、とっても上品でいて若々しさもある逸品。
さすがは銀座『☆○や』さんお好み♥️ ん~、他店とはいえ憎いね(>▽<)

奥は当店のコーディネイト。
帯がよく見えないのがとっても残念(;;)
紹紦のすごく良い織りで、しかもお着物は当店一番人気『東矢千嘉子』作。

ありゃ!着物の柄もよく見えない 重ねて残念!無念!!

ん~、でも、もう堪えられね~っちゃ!