たかはしBLOG

平成27年8月

今年の夏は本当にすごく暑いですね~。 と毎年言っている気がします。 今年は今年は…、結局どんどん暑くなっているという事ですね、地球温暖化をつくづく実感します。 …

平成27年7月

最近、麻子ちゃんが大人気です。 麻子ちゃんとは麻わたを使った当社オリジナル補整着『くノ一麻子』のことです。知ってますよね~笑   今月は、私がなんでこの肌着を作ろうかと思い立ったか、のお話をしたいと思います。 私は一か月の半分くらいは出張しています。 そのうちの7割はいわゆる行商です。講習会や商品説明会といえば聞こえはいいですが、つまり商品を担いで(今は宅配便です、実際に担ぐわけではありませんが…

平成27年6月

夏に向けて実店舗では「ゆかたまつり」の真っ最中です。 被災地である気仙沼ではやっと昨年あたりから 「新しい浴衣がほしいの~」 とか 「今年は旦那にも作ってあげ…

平成27年5月

最近お問い合わせの電話やメールが増えてきました。 もともとオリジナルで商品を作って直販していますから、普通のネットショップよりは多いのだろうなとは思っていまし…

平成27年4月

お陰様で社員が増えています。 毎月給料日になると「今月もちゃんと払えるだろうか…」と心配になりますが。笑 みんな頑張ってくれています。 当社の目指すところは『…

平成27年3月

当社の専門は肌着です。 中に着るものなので人に見せる前提で作ることはしていません。 それでも、美しいものや可愛いものを身に着けることはとても気分が上がりますよね~。 そういう意味ではつい機能性重視になってしまいがちな当社の『ものづくり』、なんとか少しでも喜んでいただけるものにしたいなぁと思い続けてはいるのです。 なかなか形にならなくてすみません… ただアパレルと違って、色や柄をつけにくい理由も着物にはあります。 まずは透け感のあるものの場合、柄や色が映り込むことによって着物のテイストを損なう心配があります。 何枚も着物用の肌着を持っている方ばかりではないと思うとつい、安心な白になってしまうのです。 また当然のことですが、肌触りのやさしい生地を選んでも染めやプリントをかけると触感が変わり、また価格も上がります。  それと、これは経営の話しになりますが、色々なバージョンを作ろうと思うと、それは一旦全てが在庫になります。 これは潤沢な資金や倉庫があればやれることなのかもしれませんが、それがうちのような小さいメーカーには厳しいところなのです、とほほ… 今現在も新商品の開発をいくつか手掛けています。 素材の見極め実験を繰り返しつつ、パターンの開発に関しては何度も何度も試作を繰り返し、今うちが持てる限りの努力で少しでも喜んでいただける商品をと取り組む毎日です。 その時いつも頭にあるのは、それが身に付けたくなるようなものか…ということ。 可愛いとかおしゃれだとか、まだまだ遠く及ばずとも、少しでもそこに近づける努力をしていきたいと思っています。 だって女の子だもん…これ、皆さんわかりますかね。笑 先日、あまりにもご要望が高いので、くノ一…

平成27年2月

領収書をオリジナルで製作しています。 今までは既製品に社名を印字してもらっていたのですが、見積もって頂いたら、製作する量は少し増えるけど料金的にも逆に安くなる…

平成27年1月

新年 あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年は念頭にマザーテレサの言葉を捧げます。 ― 人は不合理、非論理、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。 ―…

平成26年12月

きものよきもの… きものが一人でも多くの方に愛されるために当社はあるのだと誰に向かっても胸を張って言えるメーカーでありたい、お店でありたいと願い続けています。…

平成26年11月

拙著の着物のお手入れ本が先月発売になりました。 本当に有難いことです。 もともと当店は悉皆屋(しっかいや)という、着物の誂えやメンテナンスが専門のお店です。 それらの仕事を通して、着物の汚れの中で一番の大敵である汗ジミを何とかしたいと考え『満点スリップ』を生み出しました。 悉皆とは「なんでもござれ」という意味です。 京都の仕事は全てが分業制で、それぞれが自分の仕事以外は出来ない、わからないというのが普通です。 ですから着物を見ればだいたいのことがわかり、どんな作業をすればいいかというご提案をする役目が必要でした。 それが悉皆屋なのです。 たとえばシミがあるとします。 シミ抜き職人さんは当然そのシミを落とそうと技術を駆使するわけですが、場合によってはシミを抜くより振り金を施すとか柄を足してシミが見えなくなるような加工を加えたほうがリーズナブルに済み、またはより素敵になる場合もあるのです。 そのような詳しい比較検討に関しては悉皆屋が専門で、そのための知識と知恵を蓄えているのです。 着物屋、呉服屋さんはたくさんありますが、実は、マルチにお見立てをする悉皆屋はあまり多くはありません。 特に毎日のように着物を着ている悉皆屋と言えば、本当に数えるくらいかもしれません。 私は呉服販売の仕事より悉皆の仕事の方が好きです。 なぜなら想像する楽しみが大きいからです。 「若い時の訪問着を今から着られるように直してほしい。」 などという仕事がものすごく好きです。 こういう時が腕の見せどころで、私にしか出来ない仕事なのです。 お客様のお顔を見ながら『このお客様なら、どんなお色が似合うだろう…、どんな帯をお持ちなのだろう…』などと想像し、頭の中で、着せ替えをするのです。 基の色に○○の色を重ねたら、どんな色になるだろうか…、この生地は色の入りがいいから気をつけないと…、など、今までの経験がものをいう時なのです。 そしてこの色!というお色が私なりにひらめき、こちらの提案そのままのご注文を受けた時の幸せと言ったらありません。 そして、それが仕上がってきてお客様にお見せする時、この時が最高にワクワクします。お客様はどんなに喜んでくださるだろう!そんな思いでお客様のお顔を覗きこむのです。 この感覚、この喜びは呉服屋さんでは味わえない喜びです。 それもこれも経験を積み重ねて今があるおかげです。 初めはさっぱりわからなくて、怖くて仕方がなかった悉皆業ですが、この商いのおかげで肌着メーカーとして立つことが出来ましたし、出版する幸運にも恵まれました。 人生、本当に何が巡ってくるのかわかないものですね~。 着物まわりのお手入れ…

ブログカテゴリー

女将が教える 新人ブログ お問い合わせ紹介

カレンダー

2024年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
ネットショップバナー