つじつま
2007年5月2日
「つじつまが合わない」とか、「つじつまを合わせる」は「辻褄」と書くそうで、裁縫用語からきているんですって。
「辻」は縫い目が十文字に合うところで、「褄」は着物のすその左右のこと。
どちらも、きちっと縫い目が合っていないとチグハグな着物になってしまうことから、物事の道理や筋道が合わないことを「つじつまが合わない」というようになったそう。
ところでうちは悉皆(しっかい)が元々の本業(←って、副業があるわけではないんだけど…^^;)
たくさんの仕立物を見せていただくし、解かせていただくがずいぶんと勉強させられる。
以外と多いのは裁ち間違い。
その他にも訪問着の柄があっていない、袖が反対、紋がずれてる、落款の入る場所が変! 辻も褄も合ってない、などなど
驚くような仕立て方も……
『この仕立屋さんはこれが変だとわかっていないんだな…』と思えるような、稚拙な間違いに出会うとプロ意識の無さに腹が立つ。
確実に『これは確信犯だな』と思える仕立て、つまり間違えたことをわからないように画策した形跡にあうと悲しくなる。
それはその仕立屋さんの小狡さに対してと、いうこともあるが、
実は仕立屋さんがそうせざろう得ないような、雇い主である呉服屋さんの容赦ない扱い方、ということにも傍らにはあるみたい。…
ポリエステルの浴衣
2007年4月20日
新作浴衣のカタログを見ていると『東レ セオ・アルファ』の文字が目につく。
つまりポリエステルの浴衣。
やっぱ、浴衣は綿に限るわ! と言っても始まらない、1反買って着てみることに。
うちの満点スリップも東レの吸汗即乾ニット『エアレット』を使っているがホントに吸収した汗を即時に分散させ、そして乾かす。
それと同じ効果があるとすれば洗濯機でガンガン洗えてアイロン入らずの優れ物、っていうわけでこんな良いことはない。
私、アイロンは苦手…
ちょっとステキな本なのです〜
2007年4月12日
昨年単発で出した本がものすごく好評だったとかで季刊誌に昇格したそうな。
『大人の和生活』
この表紙のモデルさん、初版本でも登場した方ですが、なんとも良い感じの『はんなり感』の有る方なんですよ。
なんていうモデルさんだろう? と思って調べてみると「マリエスタ」さんという方。
???
え? 日本人じゃないの~?
ま、そんなことどちらでもいいけどね。
今月、待望のvol.2が出たんですが、なんとこの雑誌に当店の満点スリップが載っているんですよ~(^^)…
ああ、苦しい~! 新幹線に乗るときの補正のコツ
2007年3月21日
着物の話で『苦しい~』と言えば、着付けじゃないですか!
何~? 着物屋のくせに苦しい着付けしているの~?
いえいえ! とんでもありません…
間もなく『振袖展』
2007年3月15日
恒例の『振袖展』を今月最終週に催す。
その広告原稿を今日作らなくっちゃ!!
最近の流行は?と良く聞かれるがここ2~3年業界が力を入れていてお客様にも人気なのはバリバリの古典柄。
これでもか!というほどの絢爛豪華な柄、松竹梅が入り乱れ、職人も腕の見せ所だぜ~…