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太って見える着付けで再確認した紐の性質【きもの初心者必見】

たかはしに入社する何年も前から、たかはし製品を愛用していたきもの美人になりたい小野寺ペコ吉です。愛用していた、などというと、まるで着物を着慣れた人のようですが、なんのなんの。   反省はするが学習しない、という私の得意技で、何度、着物を着ようとも、今ひとつ着慣れた風情を醸し出せないまま年月ばかりが流れておりました。   それでもなんとか着物を着られているのは、やはり、かゆいところに手が届くたかはしの和装小物があったから。自社商品を誉めるのは手前みそではありますが、着付けのハードルをググッと下げてくれる相棒たちは、本当に手放せない存在なのです。   でも、なぜかうそつき衿が、ぶかぶかと浮いてしまう時があったり、腰回りがボコボコともたつきがちで、そもそものガッツリ体型が、輪をかけて相撲の関取が歩いているような着姿になることが多く、ずっと悩んでいました。 ※ちなみに気仙沼弁では、大きくぶかぶかの状態をガフガフになる、と言います。   「帯がうまくできなくてぇ〜(>_<)」とか、「朝バタバタしていてぇ〜((+_+))」とか、言い訳にも疲れ果てました。   そもそもの着付けがまったくなっていないのもありますが、それにしても衿のガフガフと、腰回りのどっしり感をなんとかしたいな〜と、常々、思っていたのです。 女将が伝授!美しい着姿の土台とは? 先日、たかはしで小袋帯の結び方講習会があった時のこと。 帯結び以前に、会場にあらわれた私の着姿が気になった女将が、見るに見かねて「いーから、いったん着物を脱いでみて」と、相撲取りペコ吉を救わんと、名乗り出てくれました。   ごっつぁんです。   一番の問題点は、私自身が気仙沼の豊かな大地に育まれて、だいぶ肥大化したことです(/ω\)   「そんなことはわかってるから!」と、事もなげに女将にかたづけられつつ、着付けがなってない原因をひとつひとつ丁寧に教えてもらいました!   ◎ペコ吉の着付け問題点…

スマホでもっと着物を楽しくできる?【きもの初心者必見】

普段、着物に関してスマホを活用されていますか? こんにちは。きもの初心者&2年目の佐藤です。   女将の呼びかけで、「きもの沼さんぽ」サービスが気仙沼で始まりました。 ▶【プレスリリース】「きもの沼さんぽ」サービスを11月15日より始めます ※きもの沼にハマるように、気仙沼にもハマっていただきたい願いを込めて♪   おかげで、以前よりも着物で出かけるきっかけが増え、自分で着られるようになってきました(*'▽') 痛恨のミス勃発しながらも前進する中で、だいぶスマホにも助けられてきたのです。   そこで、着物をもっと楽しむために、スマホでできることあるかな?と。 今回のテーマは「きもの×スマホ」です。 着付けの方法は動画で復習 着付けのやり方は店長の「褒めて伸ばす」ご指導のもと教えていただけたのですが、着物を着ない期間が長くなってしまうと、忘れてしまうことも(;'∀')   そんな時は、女将の動画で確認しています。 *イチから着付けを確認する時に。 ▼【女将流 日常きものの着付け方】   *お太鼓結びを確認する時に。 ▼【名古屋帯】最良の一重太鼓の結び方!   *帯締め結ぶとき、どっちがどっちだったかな?と確認する時に。 ▼【女将お気に入り!帯〆の締め方】   そして、着付けを女将や店長など、着物プロフェッショナルな方々にフィードバックいただける環境にあること(感謝×100) 着付けを直接見ていただくのみならず、すぐにお会いできない時にはきもの姿をスマホで写真を撮っておき、ご意見を伺うという。   スマホできもの姿を撮っておくのは、自分のきものコーディネートの記録にもなりますよね。   自分では何を改善したらもっと綺麗に着られるのか、楽に着られるのかは動画だけではわからないため、オンラインとリアルの両方を活用できる状況にあるとより着物を楽しめるなって思います(*'▽') きものコーディネートも訓練 女将の本「きものの不安をスッキリ解決!」でいう、冠婚葬祭など相手のために着る「しきたりきもの」と、自分のために日常で着る「日常きもの」。「しきたりきもの」を着る機会は少ないので、「日常きもの」を着られたらと思うわけです。   だがしかし、どんな着物、帯、帯締め、帯上げ、足袋、草履、バッグを合わせたら良いのかがやっぱりわからないのです。   どうすれば・・・と、着物上級者マダムに聞いたところ、 「(着物や帯、小物も含めて)キラキラしているか、そうでないかに分ける。 (日常きものは)あとは洋服と同じだよ。」 とのこと。   そこで思いついたのが、パーソナルカラーと骨格診断です。 30代半ば、似合う洋服がわからなくなり、友人ファッションコンサルタントに相談し、それを知りました。   詳細は省きますが、人の肌色や体型・骨格にあった服の素材・柄・色などを診断できるものです。 ▼パーソナルカラーとは? https://www.p-color.jp/about/ ▼骨格診断とは? https://fashion.or.jp/kokkaku/   自分のタイプに合う着物がわかれば、解決できるのではないかと。   まだ持っている着物や帯、小物は数が少ないため、できるコーディネートは限られてしまいます。 ただ、今後のお買い物をする時のためにInstagramでタグってみたり、Google先生に「着物…

どうして着物は左前ではなく右前なの?【きもの初心者必見】

「右身ごろが前なのが右前では?」と思ったことありませんか? こんにちは。きもの初心者&2年目の佐藤です。 初めて着付けを教えていただいた際、着物は「右前」で着るデザインだと知りました。 …

お太鼓って、角が丸いとか高さを出したいとか、どれがいいの?【きもの初心者必見】

こんにちは。きもの初心者の小野寺です^^ 夏の時期に浴衣に慣れすぎて、この間きものを久しぶりに着てみたら、着付けをポイントポイントで忘れてしまっておりました(x_x) お太鼓も上手く結べず、とりあえず結んで会社で直してもらいました^^; 着方を忘れないように、定期的に着ることが大事ですね… その苦戦したお太鼓について、今回私が調べたのは、 「お太鼓って、角が丸いとか、高さを出したいとか、どれがいいの?」 です\\\\٩(…

暑がりの人が少しでも涼しく着るには?【きもの初心者必見】

こんにちは!きもの初心者・たかはし2年目へと突入した渡部です。 時の過ぎるのは本当に早いもので、桜が散ったかと思えば梅雨に突入し、 ジメジメいやだなぁ((+_+))と思っていると、あっという間にお盆です(;^ω^) 年を重ねると、年々早く感じるよ~と、よく言われたものですが、きっとこういう事なんだろうなぁとしみじみ思います。 なんて物思いにふけるのはこの位にして。。 今回は「暑いのが苦手な人が少しでも涼しくきものを着るには!?」です。 素材で涼しく まずは着慣れた先輩に聞くのがイチバン!!という事で、リサーチ。 ズバリ!「涼しい素材のものを着る」  例えばというと、麻素材のものです。 複数のお客様がおっしゃっていました。 「小千谷サイコー☆彡」「夏はこれだね」と。 当社の「ひとえ麻」も忘れてはなりません。 女将がよく着ているのですが、とっても涼し気です♪ この「ひとえ麻」に対する思いは、当店女将の出版本「きものの不安をスッキリ解決!」に記載がありますので、そちらも読んでみてくださいっ! 着付けで涼しく 「涼しい素材を着る」 一番理想ではありますが、持っていないよーなんて私のような方も いらっしゃると思うので、簡単に取り入れやすいところから・・という視点でいくと、『省いてよいものはなるべく省く』だそうです。 んっ?身軽にするって事かな? 簡単にいうと“ひもは最低限の数にする”や、特別な場でない日常きものであれば、省けるものは省いてもいいんじゃないか、ということです。 言われてみれば、以前日々の業務の時もきっちりと袖を付けてお仕事をしていましたが、たかが袖・されど袖・・1枚あるだけでも暑く感じます((+_+)) そんな時に「これでもいいんだよ☆彡」と薦められたのが当社の「筒袖・花ちゃん」です。 ウワぁ!軽い♪肌触りキモチイー♪なによりカワイイ^_^ もう。。すっかり虜です笑 今ではお仕事の際の袖は…

あきらめなくて良かった!きものが苦しいのは着付けの問題でした【きもの初心者必見】

「きものって、着ると苦しいじゃないですか。」 と、以前の私は思っていました。 たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみです。   もし社長と出会うことがなかったら、きっと私はきものを着ることをあきらめていたかもしれません。 なぜなら、私のきものとの最初の出会いはあまり好ましいものではなかったからです。 ※詳しい内容は「きもの初心者からフネさんへの道(その1:最悪な出会い編)」   はじめて”たかはし流”の着付けをしていただいた時、 「腰紐、一本で済むの?(驚)」 「着ていて苦しくないし、着崩れない(嬉)」 と体感できたことで、「きもの=苦しい」は着付けの問題であるということを知ることができました。   かつての私が、なぜきものを苦しいと感じるに至ってしまったのか、きものを苦しいと感じた原因を探ってみることにしました。 帯や紐できつく締めつけてしまう理由は? Google先生に「着物 苦しい なぜ」と聞いたところ、次のような検索結果が出てきました。   下記、検索結果より引用です。 着物を着たときに苦しいと感じる一番の原因は、帯や紐での締めつけによるもの。   まぁ、これは聞くまでもなくかもしれません(汗) きものを着るために、帯や紐は必須のものですので、当たり前ですが締めないわけにはいかないわけです。   では、なぜきつく締めつけてしまうのかというと、着崩れしないようにするため。   普段からきものを着る人でなくとも、紐が緩ければ着崩れするのは明白かと思います。 しかし、紐をきつく締めれば着崩れしないとは限らないのです。   私も”たかはし流”の着付けを知るまでは、着崩れないようにするためには紐をきつく締めないとダメなんだと思っていたので、きものは苦しいのが当たり前なんだと思っていました。   着崩れをせずきれいに、苦しくなくラクにきものを着ていられるにはどのようにすればよいのでしょう?   着崩れの大きな原因は3つ。 1)補整がきちんとできていないこと 2)腰紐がしっかりと結ばれていないこと 3)歩き方など所作が大きすぎること 上記のうち、1と2について次にご紹介いたします。   きものをラクに着るには「補整」と「布のチカラ」 きものを着るのに補整が大事であることは、以前新人ブログにもご紹介しているため詳しい内容はこちらの記事を参照ください。 きものを着るとき、なんで補整って大事なの?【きもの初心者必見】   補整をしっかり行うと、体の凹凸が少なくなります。 それによって、きものが体に沿いやすくなり、きれいに着れるわけです。   補整した後、じゅばんやきものを着ていくわけですが、それぞれの着付けの仕方には触れず、ここでは腰紐に限定してお伝えしていきます。   腰紐をきつく締めずにどのようにしてきものを留めるのか。 それは、布のチカラ・摩擦力を利用する方法です。   紐の面をゆるみがないようにきものに当てて結びます。 布同士の摩擦力により、締め付け過ぎることなくきものを留めることができます。   詳しい内容については、きれいに着られて、苦しくない、その上すっきり、ほっそり。 いいこと尽くめの「補整」術はこちらの本をご覧ください。 「たかはしきもの工房」髙橋和江さんの十人十色の「補整」術   そして、帯を結ぶ際には、 【名古屋帯】最良の一重太鼓の結び方    一日中着崩れない半幅帯の結び方   を参考にしていただくことで、苦しくなくラクにきものを楽しめる着付けができるようになります。   たかはしでお伝えしている内容以外にも着付けの方法はさまざまありますので、ご自身でよりきものを楽しめる方法を自由に選んでいただければと思います。   今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしております。   紹介した商品 高橋和江さんの十人十色の「補整」術   新人がびっくりしたことシリーズは下記リンクバナーから一覧をご覧になれます。 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…