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令和4年12月

今年の東京キモノショーのステージイベントで「みんなのアイディアをステージに」という肌着サミットを行いました。その際に集めたアンケートで、下履き問題があり、それはもう白熱し、わりに自分のお悩みや解決方法などをするっとお話しいただいたことに感銘を受けました。ご興味があれば、東京キモノショーのYouTube動画に在りますので、ご覧ください~

で、なぜこの話を出したかと言いますと、その時話し合った下履きにまだ手をかけられていないという、なんとも情けない状況をこの場をお借りして、まずは謝りたかったからです、とほほ。メーカーとして、皆さんのご期待に沿えないのは、自分でも歯がゆく何とかしたい思いはあるのですが、今、弊社ではものづくりを一緒にしてくれるパタンナー兼デザイナーがいない状況になっており、絶賛募集中なのです。(HPに求人情報あります!)
それに加え、生産が追い付いていない状況が続いており、無くなりそうな商品を追いかけて作っている毎日です。メーカーとしての恥部をさらすようで、こちらも情けないこと、この上ないです。社員はものすごく頑張ってくれてはいるのです~、なんとか、温かい目で見守ってください~~

で、やっと本題、今日話したかったことです。←遅すぎ!笑
サミットで作るとお約束した下履きの話しを社内で話していた時の事です。私は下履きのことをショーツと言いますが、とある社員がパンティーと言ったのです。え、え、パンティーですか?と私は思いました。よくあるジェネレーションギャップで、若い人たちの通用言葉と私のそれがずれてることがたびたびあるので、またそれか、と思い、「なに~?若い人はパンティーの方が普通なの?私の年代はショーツの方がおしゃれというか、すっきりしていて生々しくない感じがしてるけど…」と言ったら、これに関してはエリアで分かれそうな気配でした。
きものの着方などにも西と東の違いって、よくあることです。例えば、帯の巻く方向が反対(関西巻きと関東巻き、今の主流は関東です)だったり、襦袢の衿の仕立て方が違ったり(こちらは関西仕立てが主流です)。
あ、そうそう。エスカレーターも立ち止まって乗るのは関東では左寄りに対し、大阪は右寄りです。私の記憶では、名古屋や京都はどっちつかずだったのですが、最近はどうも左寄りのような気がします。
これらのことでの教訓ですが、人のやることと自分のやることの違いを受け入れた方がよさそうだってことです。
皆さんのエリアではショーツとパンティ、どっちでしょう?