女将が教える!こんな人は着てはいけない【Put on キモノブラ編】
満点スリップが少しづつ市民権を得るにつれ、弊社には様々な要望が入るようになってきました。なぜなら私が「きものを着ていて、肌着を作ってダイレクトに売る人」だという認識が広がってきたからなのでしょう。
販売会でもメールでも、様々なお話が飛び交い、これが私にとっての研究材料となり新商品につながるわけですが、実は一番多い要望が「キモノブラ」だったのです。
ですが、伸縮性のあるブラときものスリップでは工場から違います。生地も糸もミシンもみんな違うのです。初めは無理だと思って聞き流していましたが、あまりに要望が高いので乗り出すことにしたのでした。
求める効果は
- 胸をきっちり寄せて上げる、ホールドする
- きつく感じない
- 金具を一切付けない
- 素材が良く、かゆみがこない
この4点が一度に叶えられたら、どんなにいいだろうと願いました。だいたい、しっかりホールドするのに苦しくないなんて、矛盾していることだと感じましたが、研究するうちに乳房だけ抑えればいいということに気づき、ほぼ思うような形を作ることが出来ました。
Put on キモノブラはホールド力が強いため下から履く形で身に付けます。脇に流さない効果が高いので、一度寄せて上げたなら動きません。
胸元はつぶすのではなく寄せて上げる
この商品のコンセプトは当時どこにもありませんでした。
金具がなく、下から履くということについても業界初でした。今では当たり前のようになってることでも結構、業界初、いくつもやってるんですよ。笑
苦しいって感じやすい人は着てはだめ
ですが、苦しくないとはいえ、しっかりホールドするのです。
それを苦しいと感じる方はこのキモノブラには向いていません。ゆるいのが好きな方は着ないでください。それと胸はないのですとおっしゃる方も必要ありません。ホールドしたい胸元の人にはとっても素晴らしい商品で、私も愛用しています。
暑い、涼しいに深い関係のキモノブラ
ただ、ひとつ難点があります。それはアンダーに施された「レース」です。
冬はいいのですが、汗をかく季節になるとこのレースに汗だまりがしてかゆみにつながるのです。本当はレースを取りたいのですが、このレースに変わる素材に未だ出会えないでいます。レースとしては最高に柔らかいので刺激は少ないのですが、汗だまりはほかのレースと同じようにしてしまいます。また、ホールド力をしっかり保つための生地はそれなりにしっかりしたものなので暑くも感じます。それから体形によって、そのレースがくるくるとめくり上がる方もいます。それらの人には「くノ一涼子」をおすすめします。
まとめ
【着てはいけない人】
- 乳房が大きくない人
- レースにかぶれる人
- ゆるいのが好きな人
- バストのアンダーのところにくびれがあって、レースがめくれそうな人(胃が出ている人も)
【おすすめな人】
- グラマーな人
- 胸元を若々しく表現したい人
- しっかり支えられるのが好きな人
- 胸の位置が下がってしまった人
サイズ選びなどに迷ったらぜひお気軽にお問い合わせください。
紹介した商品
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