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お悩み別胸元補整その2:胸元カパカパはどうしたらいいの?

胸元カパカパはどうしたらいいの? 全体補整を入れる方法 着物を着た時の胸元の悩みといえば和装ブラの話題がでますが、そもそもブラなんていらないし、むしろ胸元にお肉がほしい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 スレンダーで薄い肩は太っている人から見たら憧れですが、着物を着るとどうしても胸元にシワが寄ってしまったり襟元がカパカパしてしまったりということがあります。 それはそれで自然で素敵だとは思うのですが、少しふっくらとして安定した胸元にするために補整がしたいというご要望もあります。 そんな時、たかはしきもの工房では、部分だけではなくて胸元と背中全体にさりげなく厚みを足すことでお悩みを解決する「くノ一…

着物のクリーニング前に知って欲しい悉皆の基本のき【きもの初心者必見】

こんにちは!きもの初心者の渡部です。   旧店舗から現在の社屋に移転して早1年過ぎ‥今頃になって発覚した事実がありました。   それは・・・ 「たかはしきもの工房」のホームページは存在していたものの、「実店舗」である「wanomise…
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令和4年9月

九月と言えば二年前、本格的にユーチューブ動画を始めました。 コロナ禍で出張や催事は全滅、ネットショップも売上ダダ下がりの日々、暇でなにかやろう!という中に動画…

着物で旅行に行きたい時の持ち物は?【きもの初心者必見】

自分で着物を着られるようになったらやりたかったことの一つは、「着物で旅行に行ってみたい♪」でした。 こんにちは!きもの初心者の佐藤です。   自分で着付けができるようになる前から、女将が着物で出張されるのを何度も聞いていたので、慣れてしまえば着物で旅行するのはそんなに大変ではないのではないか?と薄っすらと思っていた佐藤きもの初心者。   最初は2時間かけても着付けられなかったのが、なんとか30分ぐらいまでになってきた頃。自分で着られるのが嬉しくて、着物で友人に会いに行こう!と、気仙沼⇔仙台の往復約260kmを車で日帰りの旅を月イチペースで実施してきました。   これなら次は1泊2日の小旅行ができるのではないかと思い、着物で旅行するなら持ち物は何が必要かな?と調べてみることにしました。   今回のテーマは、着物で1泊2日の小旅行をするなら?です。 着物で旅行してみたいけど、持ち物が多くなるんじゃ?という方のお役に立てれば幸いです。 日帰り旅行を自分で運転する時 泊りでの旅行の前に、日帰り旅行を自分で車を運転する時、どうしていたのかは次の通りです。 ※結婚式やパーティなどではなく、カジュアルシーンのみです。 …
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骨盤を立てて姿勢も矯正!?満点ガードル裾よけの正しいつけ方

「満点ガードル裾よけ」の特徴と効果は 「綺麗な裾すぼまり」と「気持ちいい着用感」、そして「ポッコリお腹がスッキリ」になる。とても好評をいただいている「満点ガードル裾よけ」。 お腹を押さえるガードルのような役割があるのですが、その効果を実感していただくためには、着用方法が重要になります。 また、正しい付け方をすると骨盤が立つので姿勢もしゃきっとなります。 今回はその『満点ガードル裾除け』の効果と正しい着用方法をご紹介いたします。 『満点ガードル裾除け』の特徴 ・居敷当てに防水布がついている たかはしでは、絹の着物を汗や体液から守ることを大切にしているので、居敷当ての部分に防水布をつけています。着物を安心して着ることができます。どうしても二重になりますので暑くて我慢できないという方は、ミシンなのでちょっと大変ですがご自分で外していただくこともできなくはありません。 ・力布の形状が船底型である 力布が船底型になっていて、後ろから前に向かって細くなり三角に紐につながっていることで、引いた力が後ろまでしっかり伝わるようになっています。(特許取得済) これは、面で体を支えるため。面で体を包んで引き締めると、苦しくなくむしろシャキッとして気持ちがいいです。 満点腰すっきりパッドスキニーと合わせて使うとお腹のお肉の補整になります。 ・裾つぼまりで綺麗なシルエット 布の形を工夫してあるので、裾つぼまりですっきりしたシルエットになります。 期待できる効果 ・お腹のお肉をおさえる ・お腹のお肉を持ち上げる ・骨盤を立てる この骨盤を立てるという効果により、姿勢がよくなって肩も後ろにひけるようになります。 そうすると重心も自然と真ん中になりますし、胸も自然と張りますので胸元もすっきりします。 全体に姿勢が正しくなるためには、骨盤が重要な役割を果たしているのがよくわかります。 サイズ選びのポイント 骨盤をホールドするため、普通の裾よけよりもかなり低い位置につけます。 そのためサイズで迷ったら、短め・細めを選んでください。 見た目かなりなぽっちゃりさんでなければOサイズは不要です。 紐が引きづらくなりますし、体に布が巻きつきすぎると裾さばきが悪くなりますのでご注意を。 着用方法のコツ さて、肝心の着用方法のコツをお伝えします。 ガードル裾よけは、肌着やウエスト補整などを身につけてから最後につけると効果的です。 つける位置は骨盤が力布の真ん中か、真ん中より上にくるようにしてください。これは力布で骨盤を引き締めて立てるためです。普通の裾よけの位置よりかなり低いので注意してください。 1)力布を体に対して平らに当ててだぶつきや重なりなどないように左右きちんと確認します。 2)浅めに上前を決めて、下前を平らにお腹にそわせて紐を後ろに出します。このとき、布はそわせるだけで、引っ張ってはいません。 3)右手で上前の紐の先をしっかりと持ち、左腰の前で前に引きます。この時脚を屈伸させつつ紐を引くと、よりしっかりと閉まります。 4)紐を引っ張る力を緩めず後ろにまわして、後ろで紐を交差させて一度きゅっと引き締めます。そして前にもってきて2回からげて結びます。 5)このとき上前の力布がくしゃっとなっていあら、下にひっぱって平らにしてください。 以上が着用方法です。 もし上記の右手で紐を前に引いて引き締めるのがどうも苦手だとおっしゃる方に、もうひとつの引き締め方をご案内します。 手順の3)を、右手で下前を押さえておいて、左手で上前を持って真横に引いて引き締めるという方法です。 これでも、結構しっかりと締まります。 こうして力布を引き締めて身につけると、骨盤が立ってとても気持ちがいいですよ。 トイレにいくときは裾よけは上に持ち上げてしまって大丈夫。最後に、下に引き下ろせば元通りしっかり骨盤を支えてくれます。 ペチコートタイプについて ガードル裾よけには普通の裾よけタイプとペチコートタイプがあります。ペチコートタイプは東スカートなどと同じで、スカートのようになっているので脚がペロンとでにくく、暖かいです。 デメリットは布が多い分、少し裾さばきが悪くなることです。お好みのほうを選んでください。 女将が実際に裾よけをつけるコツを紹介している動画もぜひご覧ください。 骨盤が立つ気持ちよさを実感していただけると思います。 【満点ガードル裾よけの効果&着用方法】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る!」 紹介した商品 ガードル裾よけ   ガードル裾よけ ペチコートタイプ   更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…
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普段使いにおすすめの草履・下駄はズバリこれ!

下駄は底の形と鼻緒の裏の生地で選んで! 今回は、普段使いの足元のお話をしたいと思います。 まずは夏といえば、下駄。下駄といえば2枚歯でからんからんと音をさせてちょっと内股でつつっと歩く姿は憧れだけど、靴に慣れてしまった私たちにはちょっとハードルが高い履物かもしれません。 そういう点で右近下駄はつまづきにくいので、おすすめです。今は、まったく歯のないものも増えています。一脇さんの木草履も、そういう下駄の一種でしょうね。高さもなく、気軽に履けるものです。 歩き慣れていない方、転ぶのが怖い方には底がフラットな船底下駄をおすすめします。歯がないのでひっかかる不安がなくなりますよ。 底の形もそうなんですが、実は気にしてほしいのは「鼻緒の裏の生地」。必ず触ってみてください。 やっぱり浴衣のときは素足に下駄が清々しくて素敵だけれど、履き慣れていなくて皮がむけちゃった、なんていう経験をした人もいるのではないでしょうか。 そうならないためにも、鼻緒の裏に使われている別珍(べっちん)という生地が、なるべく肌あたりが柔らかいものを選んでください。手を入れて触ってみるのとわかります。 それでも慣れていないと痛くなってしまうこともあるので、裸足で下駄を履いておでかけするときには絆創膏を5枚くらい持ってでかけてください。ポイントは「皮が剥ける前に、痛いと思ったらすぐにそこに貼る」です。我慢しないで、すぐ貼りましょう。 普段草履の女将おすすめ3選 礼装のときの草履は、台の高さがあることが大切です。また白っぽいもの、金銀などのキラキラ感があると改まった感じがあり、礼装向きになります。 普段使いの草履はそうでないもの、ということになります。台が低くて楽なものが主流です。台が高くても、色使いが粋だったりすればそれはおしゃれ用ですね。 また鼻緒が太いものが流行したときがありました。鼻緒が太いほうが、靴のようにずぼっとのめって履く人にも楽です。 素材の問題では、合皮か本革かという選択もあります。以前は合皮の草履はリーズナブルで、1万円くらいでいろんな色で楽しめたり数を揃えたりできたものなのですが、最近合皮の値段が上がっているのです。2万円以上になっていきているものも多いので、だったらあと少しプラスして本革の草履にしてもいいのではないかと思う理由があります。 本革草履のおすすめポイント まず「汚れや傷がつきにくい」ということ。ついた汚れも手入れをすればすぐにとれます。合皮は足の跡とかもつきやすく、なかなか汚れがとれにくいものが多いです。また合皮はちょっとぶつけたりするとすぐ傷になってしまいますが、本革は傷もつきにくい。丈夫です。 そして「長持ちする」ということ。実は合皮は水分や空気を通しやすいのか、中の芯材と沿いが悪くなってしまうのか、変な音がしてだめになってしまった経験を何度もしたことがあります。台が割れてしまったりもします。 本革のものはそれがなく、30年以上履いているものもあるくらいです。長い目で見ると、お得だと感じています。 日常使いのものこそ、本革の草履をおすすめしたいです。逆にときどきしか出番のない礼装様はむしろ合皮という選択もありかもしれません。 本革の草履にもデメリットはあります。それは「底が滑りやすい」ということ。宣伝になってしまいますが、たかはしきもの工房では「守さん」という両面テープではりつけるだけで底を滑りにくくし、また鼻緒のすげ跡から水が染み込むのを防ぐ商品を作っています。これがほどよく滑らず止まりすぎず、歩きやすい優れもの。おすすめです。 カレンブロッソもやっぱり便利! 日常使いの草履のおすすめはもうひとつあります。それは「カレンブロッソ」です。台がEVAという素材でできていて、雨や雪にも強くて滑りにくく、長時間立っていても絶妙なクッション性があって疲れません。台の側面が汚れても、その部分を洗えば綺麗になります。 難点は鼻緒が取り替えられないこと。一部取り替えられるものもありますが、靴などを履き潰す感覚で履く方も多いのではないでしょうか。 女将のマイブーム「雪駄」 最近の女将が普段使いに愛用しているのが、男性用の雪駄。実はこれがらくちんなんです。小さい台を選べば、女性でも履けると思います。 たかが履物、されど履物。足元のおしゃれはとっても大事ですよね。そしてやはり「歩きやすい」ということが大切です。そんなに安いものでもありませんから、ぜひ後悔しないよう草履や下駄を選んでいただけたらと思います。 あちこち回り道をしながらしっかり草履や下駄のおすすめポイントについて熱く語っている女将の動画はこちらです。 【後悔しない!女将的、草履・下駄の選び方&おすすめ紹介】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る!」 紹介した商品 守さん【つま先用…