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着付けでえもんが抜けない!その原因と対策【きもの初心者必見】

こんにちは。きもの初心者の小野寺です。 今日のお題は「えもんが抜けない!」です。 着物を着る時は、弊社の「うそつき衿」を使っているのですが、毎回、着終わる時点で既に、えもんが詰まっているのです。   ズバッと、結論を言いますと、 「うそつき衿が自分の身体に合っていなかった」 です。   洋服の時は、ブラトップ大好き、オーバーサイズの服大好きな私。 なので、あまり自分にぴったり合うって意識していませんでした^^; そのため和装肌着や小物も、そのままカスタマイズをしないで使用しています。   最近の着付けで気になるところは色々ありますが、特に下記が気になっていました。 …
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うそつき衿のサイズ選びのポイントとカスタマイズ方法

基本編・サイズ選びと衣紋抜きカスタマイズ 初夏に向かい、だんだんと汗ばむ日も増えてきましたね。襦袢を着ないできものが着られるたかはしきもの工房の「うそつき衿」は、暑い季節におすすめの商品です(もちろん、寒い季節も楽なのでおすすめです)。 さて、うそつき衿を買ってみようと思ったら「SMLサイズがある!」と驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。うそつき衿も、衿だけとはいえ、お襦袢と同じように体に合わせてお使いいただくのでサイズ展開をしております。 SとMは衿幅以外大きくは変わりませんが、Sサイズはかなり小柄な方向けとなっております。身長的には157センチまでとなっていますが、バストが80センチ以下なのと衿の幅も狭いため、バチ衿やアンティーク向きで、通常の広衿の着物には少し控えめなサイズです。ほとんどのお客様にはMかLをおすすめしています。 さて、MとLでは何が違うかというと、衣紋抜きの幅と、衿の長さ、ウエストベルトのサイズです。小柄な方はM、大柄な方はL。身長は同じでも、細身の方はM、バストが大きかったり体の厚みがある場合はLサイズをおすすめしています。 使ってくださっている方も多いと思うのですが、いつもベルトをつける位置と、えもん抜きの長さをカスタマイズする方法は商品を販売するときにいつもご案内をしています。 ベルト位置は、ウエストの一番細い位置か1,2センチ高いくらいの位置にあわせてください。そしてその状態でえもんをお好みで抜いて、たるんだ部分をつまんで縫ってください。 さらに、おはしょりを作る前にきものの中に手を入れ、えもん抜きを引っ張って落ち着かせます。 えもん抜きがちゃんと下に出ているかの確認にもなって、一石二鳥です。衿先も同様に、引っ張って確認するのもポイントです。 また、Mサイズでえもんの抜け具合はちょうどいいけど、ちょっとだけ衿の先が短いというようなときは、布を足して縫っていただけるとよいと思います。逆にLサイズで衿先が長過ぎるというようなときには切ってしまったり、縫い縮めてもOKです。 上級者編・えもんの抜き幅のカスタマイズ さてここまでは、ご存知の方も多いと思うのですが、これとは別に、もう少し衿を首から離して使いたいという方も多いのではないでしょうか。MサイズよりLサイズのほうが、衣紋抜きが2センチ幅広いので、首回りがゆったりと抜けます。 IKKOさんのえもんの抜き方は、衣紋を後ろに抜くだけでなく、首から衿を離しているために肩幅がせまく見えて、素敵ななで肩になっていますよね。女性でも衿を首から離すことで首の細見え効果やなで肩効果が得られます。 そんなときのカスタマイズ方法はずばり「えもん抜きの下に引く力がかかる幅を広くしちゃう」です。 まずちょっとだけ‥‥というときには、えもん抜きは衿に対してカーブを描いて縫いつけられていますので、そのカーブの部分をつまんで縫ってしまいます。 こうすると、衿が下にひっぱられるので、その分広くえもんが抜けます。 もっと広く、首から離したい!というときは綿テープ等を広くしたい分、縫いつけてしまいます。こんなかんじ。 縫いつまむより、さらに広い範囲で下に引く力が働きます。このとき、縫い目は外側に出すようにしてください。なぜなら衿の内側は、ちょっとした拍子に見えてしまうこともあるからです。 いかがでしたでしょうか。うそつき衿のご愛用者の方も、これから使ってみたいなと思っている方にも、参考になれば幸いです。 こちらの動画では、女将がじっくりうそつき衿のサイズやカスタマイズについて語っています。これから暑くなる時期に、うそつき衿のえもん抜きが透けて気になる方へのアドバイスもあります! ぜひご覧ください。 【うそつき衿を、自分サイズにカスタマイズ!】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る!」 日常着物をもっと楽に、たのしく、かんたんに。ズボラ女将の日常着物術、これからもお楽しみに! 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…
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満点スリップ、ガードル裾よけをお好みの丈にカスタマイズする方法

裾の丈を長くしたいとき 裾よけや和装スリップの丈がちょっと長いなとか、短いな、ということがあるのではないでしょうか。 既製品でぴったりサイズがあればいいのですが、これがなかなかないものです。買ったときにはよくても、体型の変化でちょうどいい丈が変わってしまうことも‥‥。 そんなときは、丈のカスタマイズをしてしまいましょう。 丈が短い場合 丈を足したい場合には、スリップも裾よけも同じです。 手芸屋さんなどで足したい幅+縫い代分の幅のあるレースを裾の長さ分買って来て足せばオッケー!  お気に入りのレースを使えば私だけの可愛い裾除けのできあがりです。 注意したいのはレースの素材です。 あまり固いものなどにすると、素足が擦れますから、思った以上に足に負担になります。 柔らかいもの、自分の肌に合う素材を選んでくださいね。 できるだけ、シワになりにくいものを選ぶとお洗濯のとき楽ですよ。 裾の丈を短くしたいとき 短くしたいときはスリップと裾除けではちょっと方法が違いますので、詳しくご紹介しますね。 <ガードル裾除け編> ガードル裾除けは、腰にあたる綿の布の形状に特徴があります。 舟底型になっていることで、気になるお腹を押え、骨盤を支えてくれるのです。 ですから、その部分は縫い縮めないでください。まずは、腰にあてる位置で少し調整してみて、どうしても無理となったら裾線を縫い上げてください。 その時注意していただきたいのが、防水布の処理。 実はお洗濯でキュプラが縮んでも大丈夫なように、防水布に対して少しキュプラをたるませてつけてあります。 ですから、縫い上げる分だけ、防水布をカットすると安心です。 防水布の脇の縫い目を解いてカットするのは大変ですから、脇の縫い目は残してコの字型にカットしてしまいます。 こうすれば、裾を縫い上げても防水布は邪魔になりません。針仕事が苦手な方は、手芸用ボンドや裾上げテープで裾上げをしてください。 <満点スリップ編> 裾除けと同様に短くしてもらってもよいのですが、満点スリップの場合は身頃と裾布の切り替えの部分をつまんで縫ってもらうと簡単です。 防水布に針穴があきますが、ちょうどウエストの補整(スキニーやタオルなど)で汗がカバーできる部分ですので大丈夫です。 縫うのはキュプラのほうをつまんで、まっすぐ縫うだけ。らくちんです。 裾線ではないので、多少ざっくり縫ってもオッケー。たとえば5センチ短くしたければ2.5センチつまめば、倍の5センチ短くなります。 満点スリップの着方のおさらい そもそも丈があってるのかな?というのは、しっかり着用してみて判断してみてくださいね。そこでスリップの着方のおさらいです。 まず羽織ったら、えもんを後ろにひいて抜きます。詰まったまま着てしまうと、えもんから肌着が見えてしまいますから要注意! 衿のあわせはお好みですが、狭くすればあたたかく、ゆるくすれば涼しいです。衿のあわせかたでも体感温度は変わります。 肌着のあわせは適当にしてしまわずに、襦袢のようにしっかり胸のトップを覆うように着ます。 両胸をしっかり覆ったら、紐を後ろに引き下げるようにしてクロスさせ、前の低い位置で結びます。みぞおちに紐があたると苦しいので、おへそのあたりで。 こうして横、横にひいて着ると、肌着に横シワが入りますので、それを下に引き下げてシワをとってください。 こうすることでピッタリと肌着を着ることができます。また、身幅が余って背中側にシワができてしまうようなときは、背中のシワを脇によせてタックをとって処理してください。 満点スリップは伸縮性のある生地でできているのでかなりぴったり着ることができますが、綿の肌襦袢の場合は身幅が足りなくて胸を覆うことができないことがあります。その場合は、脇の縫い目をほどいて、しっかり胸を覆うとぴったりと着られます。 肌着はゆるっと着ないで、ピタっと体を支えるように着てあげてください。 ぴったり肌着を着るとなにがよいかというと、余分な布が遊んでいないので着崩れしにくくなりますし、なにより気持ちがいいですよ。 たかはしでは、肌着を着る前に胸とウエストの補整をしておいて、肌着でラッピングするようにまとめあげる方法をお勧めしています。一度試してみてくださいね。 今回は情報が少ない!?なんていいながら、みんなが気になる肌着の丈の調整方法を説明した動画はこちらです。肌着の着方もおさらいしてみてくださいね! 【たかはしオリジナル商品を、自分サイズにカスタマイズ!~和装ブラ編part2~】たかはしきもの工房「ズボラ女将の和装の常識を斬る! 日常着物をもっと楽に、たのしく、かんたんに。ズボラ女将の日常着物術、これからもお楽しみに! 紹介した商品 満点スリップ…
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和装ブラを自分サイズにカスタマイズしてより快適で美しい胸元に<くノ一 涼子編>

涼しくて、らくちんな和装ブラ たかはしオリジナル商品の和装ブラジャーには「Put on キモノブラ」と、もうひとつ「くノ一 涼子(すずこ)」というものがあります。 胸を寄せてあげて美しい鳩胸をメイクするPut…
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和装ブラを自分サイズにカスタマイズしてより快適で美しい胸元に<Put on キモノブラ編>

インナーは迷ったら小さい方を選んで たかはしオリジナル商品の和装ブラジャー「Put on キモノブラ」。ご愛用いただいている方も多いと思いますが、概ねよいと思ってくださっていても、このサイズは本当に自分にあっているのかしら?とか、レースの部分がめくれてくるわ、とか、お悩みがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 お誂えと違って既製品はなかなかすべてがピッタリというわけにはいきません。 今回は、そんなちょっとしたサイズのお悩みをカスタマイズで解決しちゃおう!というお話です。 まず、2つのサイズがあって自分のサイズはどちらだろう?と悩んだとき、大は小を兼ねるということで大きいサイズを選んでしまいがちですが、実は和装のインナーに限っては、小さい方を選ばれることをおすすめしています。 なぜかというと、余分な布がない分もたつかず、キレイに着られるからです。 既製品では、ほんのちょっと長いとか短いとかきついとかということが、誰にでも起こりうることです。 そんなとき、ちょっとカスタマイズをすることで快適によりフィットして着ていただくことができます。 肩ひもとアンダーをカスタマイズする Put…