計画を達成する道筋を立てましょう【5分間スピーチ】
5分間スピーチとは?
スピーチ者
工場 小野寺(佳)
今日の心がけの「計画を達成する道筋を立てましょう」に関連して。
「段取り八割」は、よく聞く言葉ですよね。これは建築業でよく使われる言葉だそうです。
説明すると、、、。
段取りがすごい大事で、段取りがしっかりしていれば結果が予想しやすくなります。
そうなると品質が安定します。
品質が安定すると、才能や技能スキルによる差異が少なくなります。
差異が少なくなると、仕事に才能や技能スキルはいらなくなります。
才能や技能スキルがいらなくなると、誰がやっても同じになります。
イコール「段取り十割」ということになっていくらしいです。
つまり、段取りは才能や技能スキルを凌駕するということになります。
なんかちょっとよくわからないこじつけを感じますが、なんとなく想像できるでしょうか。
Apple創業者の有名なスティーブ・ジョブズですが、5分のスピーチのために段取りに数百時間、リハーサルに丸二日かけたエピソードは、以前どなたかの5分間スピーチで言っていたことありますよね。
また、伝説の家政婦・家事代行の志麻さん。あの方、すごいですよね。
依頼された家庭の冷蔵庫にある食材で、家族構成に合わせた1週間分の作り置きを、片づけを込みで3時間で仕上げます。スーパー家政婦として、テレビ出演や雑誌掲載、書籍が出版されています。
しかし、段取りさえすればOKなのかというとそうではありません。
最初から最後まで、手順のイメージが、頭の中で描けているかが一番大事になってきます。
これは、何度も経験をして積み重ねによって、そこから導き出されてくるものだと思います。
実際、私も仕事をして「ああでもない、こうでもない、じゃあこうやってみよう」と経験してきて蓄積された上で出てくるアイデアだったりします。
経験するにもそこに探究心がないと、身につかないものですし、発想も出てこないものだと思います。
であれば、イメージして段取り八割すれば、残りの二割で仕事すればいいんでしょ?となるかもしれませんが、そうではありません。
実は、経験の積み重ねにより技能スキルが上がって、仕事に余裕ができて、もっともっとやりたい!もっといい方法はどうだろう?って求めるからこそ仕事は二割で終わると思います。
実際は、「段取り十割、仕事十割」ってことだそうです。
段取りも仕事ですし、仕事も段取りになるのだということになるそうです。
みなさんもご存知の通り、仕事に取りかかる前に、具体的に仕事を進める手順をしっかり決めておけば、それだけ仕事の質とスピードは上がってきます。
何のためにどういうことをやらなければいけないのか、分かりやすくするためにはTODOリストを書くのが一番だと思いますが、これは私の今の課題です。
どうしてもいろんな案件がたまってくると、頭の中がごちゃごちゃしてしまって何から手をつけたらいいんだろうというドツボにはまってしまいます。
でも、よくよく考えると案件にもいろいろ種類があって、1つ1つの案件毎のTODOリストを出せば、少しでも頭の整理になるんじゃないかなと。
私はどうしても順番通りに書きたいという変な面倒くさいクセがあります。
まず順番は置いといて、その案件毎にやらなければいけないことをまず書き出すこと。
それが私の今本当にやらなければいけないことです。
そうですね、料理も一緒ですね。
今日の御手前を効率よくできるように頑張ります。
また、自分の「どうしたらいいんだろう?」というのを、やっぱり口に出して相談すること。
そうすると、みなさんから「こうしたらいいんじゃないの?」という助言をいただけます。
それを真摯に受け止め、卑屈にならず、前を向いてやってきたいと思います。
ありがとうございます。
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