お金の価値を今一度考えてみましょう【5分間スピーチ】

5分間スピーチとは? スピーチ者 Web 小野寺(空) 今日の心がけの「お金の価値について考えてみましょう」とは少しずれますが、人生でお金を意識したきっかけがふたつ浮かびました。 1つ目は、初めてお小遣いをもらったときです。私は小学校5、6年生だったと思います。 お小遣い帳と1,200円をもらいました。その時はすごく嬉しくて、卵から生まれるヒヨコが手に乗せると歌うという700円ぐらいのおもちゃが欲しくて、最初にそれを買うか迷ったのを覚えています。 迷った理由は、お小遣いの半分以上の700円だったので、最初から使う物がいいのかなという気持ちがあったんです。しかし、当時の私は欲しかったので買いました。買ってすぐはとても嬉しくてたくさん遊んだ記憶があります。ただその一年後、中学校に入ってから、なんであの時買ったんだろうと後悔したのも覚えています。 この経験があったためか、基本的に私は買い物するときは、すごく悩んで、悩んで、できるなら数日間置いて、悩んだ末に買うか・買わないかを決めています。結局、これだけ悩んだということは、買わないんだろうというように、買わない方が多い選択をするようになっています。 私と一緒に家族や友達たちと買い物に行くと、私がなかなか買わないので、「まだなの?」とイライラさせてしまうことが多々ありました。一方で、友達や家族が買うのを悩んでいるときには、「買っちゃいなよ」と他人事を言ってしまうのは、どうかなと思いました。 最近では、いろいろ深く考えるようになったおかげで、基本的に私がこれだと思って買ったものは、結構長く使うように心がけています。私のこの性格は悩みすぎも良くないなとは思いつつも、活かしていきたいという思いです。 ただ、1つだけ悩まずに買って、後悔してもいいやと思ってついつい買ってしまうのがお菓子です。店頭で、新作や期間限定のものを見てしまうと、それがおいしそうかおいしそうでないのか悩む前に、とりあえず買ってしまっています。一体、この差は何なんだろうなと思っていますが、あんまり考えられていません。 2つ目は、高校を卒業して就職したときです。初めてお給料をもらうっていうことが、言葉には表せない気持ちがすごい出たことを思い出しました。 ただ、1回目のお給料は研修期間分でしたので、2回目のお給料からこのお金で家賃や光熱費などを払って、それ以外のお金の中で生活していかないといけないのだなという、お金のやりくりを考えて生きるということを実感しました。 高校の時のアルバイトでも、プールの監視員や携帯ショップの年末年始のお手伝いなどでアルバイト代としてお金をいただいてきました。その時は、お小遣いの中に臨時収入が入ったぐらいの気持ちでした。就職してからのお給料は、それとは別のものを感じました。 私にとって、お金を使うということは、それが私に必要だからという気持ちがあったときです。 たかはしの商品を買ってくださるお客様も、自分が必要だと思って買ってくださっている。その方にとって高い金額だった場合には、悩んだ末に買ったかもしれません。 そういったお客様に対して、売り手側として買っていただいたことへ、どのように感謝と敬意を表すのか。そして、今以上にたかはしの商品が価値あると思っていただける方を増やすためにどのようにしていくのかを、WebサイトやSNS運用で自分のスキルを活かしていきたいと思います。 5分間スピーチシリーズは下記リンクバナーから一覧をご覧になれます。 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…