自信を持つ【5分間スピーチ】
5分間スピーチとは?
スピーチ者
店舗 渡部
今日の心がけにあった「自信を持つ」ことは、まさに今の私の課題の1つです。
そして、なかなかハードルの高い問題です。
今日の職場の教養の中の言葉のように、私は周囲の視線や言葉を気にすることが多く、さらに自信を持てずに発言してしまうと、自然と声も小さくなります。
そのため、相手に聞こえず、「えっ?」と聞き返された日には、ますます「あれ?私、何か間違ったこと言ってたかな?」とテンパり、どうしようどうしようと頭がパーンとなってしまいます。
先日、「祥子さんが思っていることや、やろうとしたことって、私は間違っていないと思います。だから自信を持ってください」と言われたことがありました。
自他共に認める単純なつくりの私なので、その言葉がすごく嬉しくて、とても心軽やかになったことがありました。あの時は、ありがとうございました。
話は変わりますが、私は小学校入学の頃から、母の影響で卓球を始めました。そこから、小・中・高と結局二十歳ぐらいまで約15年ぐらい続け、その間に様々な大会に出ました。
攻撃の仕方や周囲の守備の仕方など技術面は磨くことができても、「練習してきたようにいつも通りにできるかな?」とか「負けてしまうんじゃないかな?」とかいった精神面はなかなか強くなれません。
そんな時に何が私を支えたかというと、母や一緒に練習をしてきた仲間たちでした。
母は都合がつけば応援に来てくれて、私は試合中、不安に襲われると体育館の2階の方で応援してくれている母を見上げます。その時、いつも母は「大丈夫、大丈夫だから」と言いながら大きくうなずいてくれました。すると、不思議とすっと心が落ち着いて、視野が広がるようになり、安心して試合に臨むことができました。
この「大丈夫」という言葉が魔法のように、私に自信を持たせてくれました。
今でも、やばいやばいと思ってテンパった時などは、心の中で「大丈夫、大丈夫」と思うようにしています。
はじめから自信に満ちあふれて何でもできちゃう人はいるかもしれませんが、きっと一握りで、多くの人がたくさん知識を得たり、経験を得たりして、それを自信に繋げていくのだと思います。
私のように、ちょっと褒められると単純に自信に向かっていくのは、時に危険なこともあろうかと思うので、人に自信を持って説明したり発信したりできるように私も行動していきたいと思います。
もう一つ、別の話になるのですが、先日の「秘密のケンミンSHOW極」を見た方もいらっしゃるかもしれませんが、宮城のホヤが取り上げられていました。
私は、気仙沼に来て約1年半くらい経ちますが、気仙沼に来て初めて「ホヤ」を知りましたが、一体何であるのかをよく分かっていなかったので、良い機会だと思い見てみました。
ただ、結局よく分かりませんでした。
ホヤが漁船につり上げられてポッコリって入っていく光景や、調理する過程で「ヘソ」のところが一番美味しいとか、エビよりプリプリしていて甘いとか、日にちが経つと鮮度が失われて生臭いとか、なんとなくは分かったのですが。
「ホヤ」を調理していく過程を見ていくと、私はきっとやらないだろうし、できないなということを心に決めました(笑)
まだ「ホヤ」をちゃんと食べたことがなく、以前、乾燥したホヤを食べさせられたことがあったのですが、美味しかったような美味しくなかったような何かよくわからない感じでした。
そのため、ホヤをお刺身にしたものとか、調理されているものを食べていないので、どこかの機会で食べてみて、好きなのか嫌いなのか、自分が食べられるのかを精査したいなと思っています。
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着物の裾のまとわりつきを取りたい!に役立つ静電気除去アイテム『パチシャット』
特徴を知って使い分けよう
冬は静電気が気になる季節ですね。何かに触ったときにバチッ!とくる感覚もいやですし、着物を着た時には足に布がまとわりついたりパチパチするのもいやなもの。
体質にもよりますし、素材の相性にもよりますので一概には言えませんが、なるべくなら避けたいものですよね。たかはしきもの工房では『パチシャット』というなでるだけの静電気除去商品を販売しています。
この商品を作ろうと思ったきっかけは、女将が東京でからっ風の中、満点スリップの営業に歩いていた時のこと。
乾燥しているのもあいまって、着物の裾に静電気がおきて歩けないほどまとわりついてしまったこと。困ってしまって、コンビニで静電気防止スプレーを買ってトイレでシューっとしっかりとかけたんですが、これがまったく効かなかったんです。「だめじゃん!効かないじゃん!」とその時女将は思ったのですが……。
でも、そのスプレーが静電気に効果がないというわけではなく、女将が使い方を間違っていただけなのです。
実は静電気対策商品には「静電気防止アイテム」と「静電気除去アイテム」の2種類があるんです。静電気防止スプレーは、静電気が起こる前に使うもので、静電気が起きてしまってから使ってもほぼ効果がないものなのです。
じゃあどうしたらよかったのか?
それは「静電気除去アイテム」を使うこと。防止と除去は違うものなんです。
この2種類のアイテムの違いをご説明しますね。
静電気防止アイテムの特徴
防止アイテムはスプレー系が多いのですが、いわゆる「界面活性剤」です。界面活性剤は油分と水分を融合させるもので、合成洗剤などによく使用されているもの。それを吹き付けることで、物体の表面に空気中の水分を吸着して「帯電」を抑えることができるのです。これによって摩擦による静電気が発生しにくくなる仕組みのため、起きそうなところにあらかじめ使うもの。静電気が起きてから防止グッズを使っても遅いというわけです。
スプレータイプは広範囲に使えますし、髪や衣類、機械用などさまざまな種類が出ています。着物に使えるかどうかはそのスプレーのメーカーに確認してください。
静電気は乾燥していると起こりやすいですから、水分があるところには起きにくくなります。実は足の肌の乾燥も抑えておくにこしたことはありません。保湿のお手入れを忘れないようにすると違いますよ。
しっとりしていると、静電気は起きない。保湿がキーワードになります。
静電気除去アイテムの特徴
では、起きてしまったらどうしたらいいか? …
魚ではない「こはぜ」って何ぞや?【きもの初心者必見】
こんにちは!きもの初心者&2年目新人の鷹木です。
毎日、沢山の方々にお買い物していただいたり、商品を見ていただいたりして、感謝の日々でございます(#^^#)
私は、たかはし2年目から配送センターで、お客様にご購入いただいた商品の準備、梱包、発送を担当する業務も行っております。
今回は、その業務につき始めた頃の、
「すみません…(涙)」
な失敗談より学べたことをテーマにしていきます!
魚みたいな名前、「こはぜ」って何?
結論から申しますと、「こはぜ」とは足袋の足首の後ろについている、爪型の金具のことです。
以前、渡部の記事でも、「こはぜ」の枚数を足袋の枚数と勘違いしたことが書かれていましたね。
▶「何枚?」は欲しい足袋の数ではなかった!【きもの初心者必見】
たかはしのオリジナル商品以外にも、様々な仕入れ商品を扱っている中で、足袋の注文を受けた際のことです。
数種類ある足袋の中の、「○○足袋○枚こはぜ」という商品を、お客様の希望とは違う足袋を発送してしまったという失敗がありました。
その時の私は、
…
【新聞】染織新報に掲載されました
2021年12月6日(月)の染織新報に「きもの沼さんぽ」サービスが掲載されました。
※気仙沼で和装優待サービス「きもの沼さんぽ」開催中来年4月30日まで、染織新報、2021年12月6日…
お陰さま【5分間スピーチ】
5分間スピーチとは?
スピーチ者
総務 板橋
今日は、私の多々あるお陰さまの歴史・経験の中から選択して2つのターニングポイントをお話しさせていただきます。
「いいことはおかげさま わるいことは身から出たさび」
これは相田みつをさんの言葉ですね。
仕事のやりがいや面白さに没頭して突っ走っていて、変に自信があった30代の頃です。
この頃に、相田先生の『にんげんがもの』や『おかげさん』に出会いました。
「ああ、そうだった。」と、なぜか力が抜けるような、安堵を感じたのを覚えています。
「こうあるべき」とか「こうなりたい」とか、そんなことを思ったわけではないんです。
ただ、純粋に心を揺さぶられるという経験でした。きっと、その時の私は、いっぱいいっぱいだったのかもしれません。
それからは、東京の出張のたび、その頃、銀座にあった美術館へ行って、ポスターとかカレンダーとか買いあさって、癒され満たされ、自己満足。今思えばもう本当に単純なミーハーです(笑)
仕事として、教師として、学生に関わる時には、とても参考になって、向き合い方が変わっていったかなと思っています。肩の力が抜けて楽しくなってきた感じがあったように思います。本当に、お陰さまです。
もっと明確に、「お陰さま、ありがとう」という言葉を意識したのは15年ほど前です。
『ツキを呼ぶ魔法の言葉』という、五日市先生の著書を、親友の某Kさんが紹介してくれました。
その頃、私は仕事上の重圧・プレッシャーと、自分の中で滞っている変な思いを、どのように表現したらいいのか、迷っていた時期でした。この本はそれを解決するひとつの答えとなりました。
とにかくすぐに実践できる手段として、「ありがとう」という魔法の言葉に「ツキ」を求めました。
1日に10回以上、周りの人にありがとうを言う。家族、同僚、学生もそうなんですが、スーパーの店員さんからすべてです。
とにかく、ありとあらゆるチャンスを逃さないように、ありがとうと言える場面をまるでハンターのように求めて、ありがとうを言ってみました。
すると、なんと夫は、目を丸くして進んでゴミ出しをしてくれるようになりました。
同僚や部下が、張り切ってプロジェクトを進めて、気持ちよく買い物もできました。そんな気がしました。
さて、みなさんは「ありがとう」の反対は何だと思いますか?
みなさん知ってるかと思いますが、それは「当たり前」という言葉です。
私たちの周りは当たり前だらけです。有り難い、有りがたし、ということで、有ることが難しい・滅多にない・稀だという、奇跡かもしれないことを、ありがとうと感謝しています。
私たちは毎日の生活を当たり前に過ごしています。でも、本当にそうでしょうか?
歩けること、目が見えること、笑って話ができて、食事ができて、呼吸ができて、家族がいて、友達がいて。
やはり震災を経験した私たちは、この日々は奇跡に近いこと、「ありがとう、お陰さまなんだな」と思います。
やって当たり前、仕事だから当たり前、スーパーの店員さんなんだから当たり前。
そうではなくて、自分の中の当たり前を大きく変換しなければならないと感じました。
実際は、そう簡単に他者を変えられるなんてことはないと思います。ただ、確実に私自身の心の持ちようが変わることで、問題解決に向かいます。
「ありがとう」は、本当に魔法の言葉です。今は「ツキ」を求めるための言葉ではないと実感しています。
「ありがとう」を言おうと思って言うのではなく、自然とそれが出てくるような、自分と一体となる感謝の言葉。これが常に出てくるように。これは自分のため、将来、老後に夫が進んで何でもするように、そんな壮大な課題に挑戦しています(笑)。相田みつを先生に、笑われそうな人間だものの私です。
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