自分自身を磨きましょう【5分間スピーチ】
スピーチ者 | 工場長 及川 |
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今日の心がけの「自分自身を磨きましょう」ですが、なかなか難しい課題がスピーチのテーマに来たなって感じです。
今日の職場の教養の中にあった「信頼され、人に好かれることは大切な資産」と言える人は、どんな人なのか。中満泉さんのことを調べてみました。
中満さんは、日本の国際連合職員で、一橋大学大学教授などを経て、日本初の国際連合事務次長として軍縮担当上級代表を務めています。軍縮担当上級代表と、すごい難しい肩書きですね。
どうすれば、核兵器をなくせるのか。
どうすれば、格差や不平等を減らせるのか。
そして、難民、気候変動、ジェンダーなどの問題に向き合う人々の姿を紹介しながら、勇気を持って一歩を踏み出すことの大切さを伝えて、世界は必ず変えられると言っていました。
この時点で、中満さんがすごすぎて、どこまで調べていいかわからなくなってしまいました。
しかし、国連に入ったきっかけに興味を持ったのでご紹介します。
中満さんは、1963年生まれで現在58歳。アメリカを活動拠点にされています。
高校生の頃から国連で働きたいという希望を持っていたそうです。特に具体的なきっかけがあったわけでなく、高校の時にマザーテレサの映画を見て、とても感動したそうです。
そして、人生に大きな目的があることは素晴らしいと思い、国連のような大きな組織で人のため世界のためになるような仕事をしたいと思ったそうです。
大学に入学してから準備を始め、国際法を専攻し、留学もしたそうです。その後、アメリカの大学院で国際関係論を学び、博士号を取得したそうです。
大学院を卒業してすぐ、JPO外務省国際機関人事センターで、法務官としてトルコのアンカラに赴任しました。トルコ在任中に第1次湾岸戦争が起こり、クルド難民危機がありました。
そこから国連でのキャリアの初期に、大規模なオペレーションに関わることになります。
クルド難民危機で、国連難民高等弁務官事務所と軍隊と、初めて大規模な連携して活動していたのです。その多国籍軍の司令部において、連絡調整官として数カ月任務できたことは、その後のキャリアがついたそうです。
緊急人道支援活動に最初から関わることができて、勉強になり幸運だと言っていました。その後も、緒方貞子高等弁務官の特別補佐官として仕事をし、今は秘蔵っ子らしいです。色々な国で仕事をしていたようです。
中満さんは、さらに次のようなことも言っていました。
「組織の中で上に上がっていくにつれて、自分がどのような仕事をすべきなのか。成果を出すことより、いかに自分の周りにいる人たちに刺激を与え、頑張ってもらうことで、全体として一致団結して結果を出していくことを考えるようになった」
これは私たちの仕事も同じなのかなと思っています。
仕事をきちんとし、成果を出してきたからこそ、信頼され、人に好かれるのかなと思います。
私ももっと意識しながら、自分自身を磨いていきたいなと思っています。しかし、なかなか難しいことが多くて大変だなって感じています。
私にとって、美点探しって何だろう?自分自身を磨くのって何だろう?って考えました。
外面的に化粧をするのは誰でもやっていて、自分はそこそこにしかできていないですが。
皆さんはたぶん自分自身を磨かれているんだろうと思います。私も自分なりに自分を磨いていこうと思います。
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