言葉のひげ【5分間スピーチ】

社員の5分間スピーチ

5分間スピーチとは?

スピーチ者 店舗 渡部

まずこの「えー」「あのー」という言葉を、「言葉のひげ」と呼ぶということを初めて知りました。

言われてみれば、このスピーチのように人前で話すときや、電話での会話など、使っていることが多いのかなと思います。よく言えば接続詞的な意味で使うこともあるかもしれません。
最近の私で多いのは、物の名前など、言いたいことを思い出せずに「えっとー、アレですよ」と自分の記憶力のなさに悲しい思いをします。

 

文中にもありますが、この「言葉のひげ」が話の中に多いと、そっちばかりが気になって肝心の話がまったく入ってこなくなることがあります。学校の先生など、そういった言葉の癖のようなものを持った人、みなさんの周りにはいませんでしたか?

調べてみると「言葉のひげ」が出てしまう理由がありました。その理由は、沈黙を恐れているからだそうです。

今のように自分がメインで話をしていると、間が長く感じられてしまい、その話を続けないとという思いと焦りが生まれます。すると「えー」とか「あのー」といったような言葉を出してしまうのだそうです。

しかし、厄介なことに言葉のひげは口癖になっていることが多く、本人が気づかない場合も多いのだそうです。

 

まず改善するためには、自分がどんな言葉のひげを使っているのか、会議の場などでの自分の会話を録音し、客観的に聴いてみることだそうです。そして、注目する勇気を持つことが大切だとありました。

ある程度の間があった方が、聞き手側にとって話を理解する時間が生まれ、内容が入ってくることができるのだそうです。

 

私は文章を書いている中で、「何々とのこと」という言葉を多く使っていることが、先日判明しました。というのも、新人ブログに書いたものをチェックしてもらっていますが、その時に指摘を受けました。

自分でも提出する前に、おかしなところがないか何度か読み直しています。しかし、本人はまったくそのことに気づいていないのです。人から言われて初めて、「あぁ、そうなんだ」と思いました。

人前で話す以外でも、文章の中での「言葉のひげ」的なことだったのだと思います。きっと第三者目線で読み進めていく中で、何度も出てくる言葉だったため気になったのだと思います。
人前で話をするときの「言葉のひげ」が文章を書く上でも表れるのだなと思った出来事でした。

 

今日の心がけに「準備」とあります。考えてみれば、日常生活は準備のかたまりです。
朝の支度に始まり、食事を作ること、買い出しに行くこと、これらすべてが準備の基に成り立ちます。

いかに段取りよく進めるかで朝のバタバタが解消されます。食事に関しては作るものを決めたら、材料や調味料などを整える。買い物に行く時には買うものをメモしていく。他にも生活の中には準備が溢れています。

これらのことは仕事に関しても同じです。備えあれば憂いなしといったように、準備をしておけばいざという時にパタパタ走ったり、テンパたりということを少なくできるはずです。

 

私はまだこの準備というものをきちんとできていません。まずはどういうところから始めようかなと思ったとき、想像することから始めてみようと思いました。

想像すれば、それに対して何の準備が必要なのかを紙に書きだすことで分かってきて、少しは備えられるのかなと思いました。

まだできていないことが多いのですが、少しずつできるように、バタバタとしないように、みなさんに迷惑をかけないように事前の準備を進めていければなと思います。


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