早めの行動【5分間スピーチ】

社員の5分間スピーチ

5分間スピーチとは?

スピーチ者 板橋

たかはしでお世話になり、1か月が過ぎました。
思いがけず、朝の会で、お一人お一人のお話を聞かせて頂き、「そうか」「なるほど」「そうそう」と、楽しく新鮮な思いでその日が始まります。

本日、いざ自分の番となりましたが、なかなかの不安とプレッシャーで、準備時間が不足していたことをとても後悔しています。

私は、長年50分、90分の授業が仕事でしたので、5分間スピーチは楽勝と思っていた節もあり、タイムリミットが迫った昨夜、内容の構築を始め、「早めの行動」というテーマにぎくりとしました。

結局、食後の食器はそのまま、風呂は速攻、話しかけてくる夫と喧嘩し、いつも楽しくお話を聞かせていただいていたのに... 
私は、イライラしながらまとまりのないお話を仕上げることになってしまいました。
文中の「日ごろから早めの行動を意識し、時間と気持ちにゆとりをもって行動を」という言葉が身に染みています。

以前の職場でも、社会人のルールとして、期日を厳守すること、自分の行動・時間をコントロールすることは重視していました。
各人の仕事のやり方や状況で、一概にはいいとも悪いとも言えないこともありましたが、常にそれができている職員は、とてもスマートに仕事をこなし、高評価でした。

ある時その高評価の職員から、「私は、自信がなく不安だから早めに取り掛かるんです。」と相談されました。
仕事を任されるという責任は、少なからず不安や緊張が伴います。それが解消されることにより弛緩し、リラックスします。
緊張と弛緩が繰り返され成長していくといわれますが、過度な不安や緊張は、自律神経を乱し生体のバランスを崩します。ベストな判断力、集中力、パフォーマンスが発揮できない状態になります。

早期に行動することは、自分のコンディションをコントロールすることに繋がり、時間と心にゆとりが生まれることで、自分自身が納得できるパフォーマンスが発揮できる。
ああ、だからこの職員は信頼できる仕事ができるんだと納得しました。

恥ずかしながら、今の私は、ギリギリに慌てて取り掛かり、急激に自律神経を乱した不健康極まりない状態です。
スピーチにあたり、あの頃を振り返り、まだまだ修行が足りないと反省しきりです。

今は亡きアップル社のスティーブ・ジョブス氏は、新製品発表のプレゼンテーションを行う際、何週間も前から自社製品の機能や技術について調べ、僅か5分のスピーチでも、その準備に部下と数百時間を費やし、リハーサルにまる2日間使ったといわれます。

聴衆を引き付け、熱狂させる天才と思わせる卓越した彼の語りのうまさは、周到な準備と、練習量、その努力に裏打ちされたものだと聞きます。
巨額な結果を生む彼の世界とは次元の違う話ですが、凡人の私は尚更、準備と確認、練習に余裕をもって取り組み、こころも身体も健康に自分自身が納得できるパフォーマンスを課題としたいと思います。


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