渋沢栄一の報恩【5分間スピーチ】

社員の5分間スピーチ

5分間スピーチとは?

スピーチ者 縫製 斉藤(紅)

今日の心がけは、受けた恩を忘れないようにしましょうということで、「恩」についてクローズアップすることにしました。

 

漢字というのはよくできていて、その成り立ちを知ることでその意味をより深く理解し、味わうことができます。

 

「恩」という字は、「原因を知る心」と書きます。「おかげさまで」という心です。

 

生まれてから今まで、私たちはすべて有情非情(うじょうひじょう)から恩恵を受けて生きてきました。

 

有情とは、両親や家族、先生や友人などのことです。非情とは、太陽や水、空気など心の無いもののことです。自分が生かされているのは何のおかげなのかを知れば感謝し、何とかお返ししたいという心になるでしょう。

 

私が日本に来てから、いろんな人にお世話になって、何か自分からこの恩をどういう風に返したいのかを考えています。できれば自分の小さいことからでも、少しずつみんな感謝の気持ちを持って返したいと思っています。

 

人生がうまくいっている人は恩を忘れません。恩を忘れない人は、絶対に人生がうまくいきます。このことを私は信じています。
これを実行するためには、知恩、恩を知ること、感恩、恩を感じること、報恩、恩に報じること言われています。

 

これらの「恩」は、口で毎日言っているのみならず、心から湧いてくる感謝の気持ちで何かどんなことができるのか考えて行動していくことが恩に報じることが、恩を忘れないということだと思います。

 

また、今日の職場の教養の中で、一万円札のことが出てきたので、日本と中国の貨幣の違いをお話ししようと思います。

 

日本での紙幣は、一万円札、五千円札、二千円札、千円札で4種類あります。紙幣の表面に描かれている人物がそれぞれ違っています。2024年に更新されるとのことですが、昔から図柄が更新されてきています。
硬貨は、500円、100円、50円、10円、5円、1円と5種類で、日本の貨幣は全部で9種類になります。

 

中国での貨幣については、50元札以外は今日ここに持ってきたので見てください。
一番大きなお札は100元で、日本円に交換すれば、1,703円です。
6種類の紙幣がありますが、表面の図柄はみんな同じで毛沢東が描かれて、更新前も毛沢東です。毛沢東は中国建国の父と言われる初代の国家主席です。

 

硬貨は、3種類。1元と1元の二分の一の0.5元(5角)と1元の十分の一の0.1元(1角)です。

 

紙幣表面の数字の下に描かれている図柄は、紙幣によってそれぞれ違います。
100元は梅の花、50元は菊の花、20元は睡蓮、10元は薔薇、5元は水仙、1元は蘭です。

 

紙幣裏面の風景は中国で有名な場所が描かれています。
100元は人民大会堂、50元はポタラ宮、20元は桂林山水です。桂林の風景は有名な場所で、観光で訪れる人が多い場所です。
10元は長江三峡、5元は泰山です。泰山は標高1500mを超える高い山で世界遺産にも登録されている有名な場所です。1元の三潭印月も観光の名所です。
もしみんな興味があったら見てください。


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