浴衣が似合わない…40代から浴衣を着るなら【きもの初心者必見】
ある夏、自撮りの浴衣姿を見て驚愕しました(@_@)
こんにちは。たかはし二年目&きもの初心者の佐藤めぐみです。
たかはしで開催される数ある催事・イベントで、私が一番最初に参加したのが「ゆかたでビアガーデン」でした。ドレスコードが浴衣(夏きもの可)で、どなたでも参加できます。参加する際、ネット通販で浴衣セットを買ったのです。
久しぶりにその浴衣を着たら「まるで、バ○ボン」(@_@)
上半身のボリュームドーン!そして、明らかに似合っていない…。
※浴衣姿の上半身
「ゆかたでビアガーデン」に参加されたマダムたちの浴衣姿は、とっても粋で素敵なので憧れちゃいます。自分も少しでも浴衣姿が素敵なマダムに近づきたい!(^^)!
ならば佐藤きもの初心者「40代&少しスラリ(※)」に似合う浴衣は何だ~?と、「浴衣 選び方 大人」でGoogle先生に聞いてみました。
※佐藤的には太っていると思っていますが、女将ほか社員からはそう見えるらしく…つまりはますます似合う浴衣がわからないのです(;’∀’)
- 以前の浴衣が似合わなくなった
- 自分に似合う浴衣を選びたい
- できれば着物のように大切に着られる浴衣があれば
という場合に、お役立ちできれば幸いです。
浴衣でどこ行く?何をする?
洋服を選ぶ時、どんな時に着るのか、どんなイメージのものが欲しいのかなど決めていますよね。同様に、浴衣を着てどんなところに行くのか、何をするのかなど、「目的」を決めておくと選びやすいとのこと。
以前の浴衣購入時は…。
- 「ゆかたでビアガーデン」に参加したい
- 色味は紺や青系にしたい
- 予算は少なめなのでプチプラで済ませたい
一番の目的は達成していますが、他の利用シーンを頭に思い浮かべていないので、すぐに着られなくなっても当然のことだなぁと(;’∀’)
浴衣を着る目的は、下記以外にもあるかとは思いますが、
- お祭り、花火大会、盆踊りなどに行く
- 大切な人とデート
- 友人と食事
- 浴衣イベントに参加する
- きもの風に街着として着る
など、浴衣を着るシーンを想定しておくと選び方も変わってきますよね。
本物志向がおすすめ?浴衣の生地も種類があった
似合わなくなった浴衣が量産品だったためか、40代からは「本物志向」がおすすめという情報にばかり目が…。というのも、「きもの風」に街着として着る場合、上質な生地を選んだ方が違和感なく着こなせるそう。夏の時期にも「日常きもの生活」を楽しみたい佐藤にとって、これは嬉しい情報でした。
調べていく中で、きもの初心者的に目から鱗だったのが、浴衣の生地にも種類があることでした。反物に種類があるのを知っていながら、なぜか「浴衣=綿」という認識しかなかったからです…(;’∀’)
主なものとしては下記の通りでした。
生地の種類 | 特徴 |
---|---|
綿コーマ | シンプルな平織りの木綿で、一般的な浴衣によく使用されています。 |
綿紅梅 ※画像は綿絹紅梅です。透け感があり、とても軽いです |
薄手の地に太めの糸を格子状に織り込んで表面に凹凸がある木綿織物です。 |
綿絽 | 生地にドッドのような隙間を作りながら織られた木綿生地で、透け感が爽やかな雰囲気になります。 |
綿縮 | 強くよりをかけた木綿の糸で織ることにより表面にシワ模様がある生地。 |
綿麻 | 木綿と麻で織られた生地で、木綿(柔らか)と麻(シャリ感)の割合で質感と風合いが変わります。 |
絞り | 独特の凸凹があり薄くて軽いため、肌触りがふんわりやさしい生地。 |
長襦袢(または、うそつき衿+うそつき襦袢)を着て「きもの風」に浴衣を着こなしたい場合には、綿紅梅、綿絽、綿縮、綿麻、絞りなど生地に風合いのあるものを選ぶと合わせやすいそうです。
「街着として着る」を目的にしたことで、新たな生地の選択肢が生まれ、選ぶ楽しさが増えました♪
しかし、これは専門家に聞きながら実際に生地を自分に当てながらがベストだわ〜と失敗を繰り返さないための近道を得たのでありました。
浴衣姿が粋で素敵なマダムになるために
調べていけばいくほどに、身長、体型、パーソナルカラー診断、好みのイメージなど多岐にわたる情報が満載…。その中から、専門家のアドバイスを聞きつつ、下記をもっと意識したいと思います。
1)ベース色をシンプルに多色使いを避ける
40代からの浴衣で、良いものをできるだけ長く着るなら、ベースの色を白や紺などシンプルなものにし、流行に左右されない柄を選ぶと良いそうです。
とはいえ、一番は自分が着たいのかで選べば良いのですが、以前選んだような多色使いは似合わないので避けたいと思います(;^_^A
2)帯合わせや小物合わせを楽しむ
浴衣も帯合わせで印象が変わりますし、合わせるバッグや下駄など、色数を少なめに合わせると落ち着きある着姿になるそうです!
合わせる帯で楽しんだり、帯締め+帯留めで「きもの風」を楽しんだり、色数も意識してみようと思います。
3)補整をしっかり
上半身のボリュームドーンの一番の原因は太ったから…というのはさておき、それに合った補整をできていなかったためかなと。
下記の女将の動画の「夏」を参考にしつつ、肌着選びから見直しします。
最後に
浴衣を選ぶにも、知らなかったことを知ることによって、新たな楽しみが生まれるって、日本から生まれた生地を作る技術の洗練さや、浴衣を楽しむ豊かさのおかげだなぁと思いました。
たかはしでは、毎年夏に「ゆかたでビアガーデン」が開催されます。また、きものの日にスタートした「きもの沼さんぽ」では、夏に浴衣でも特典を受けられる内容を準備中です。
夏に向けて、浴衣で楽しめる場が増えていきますので、選ぶ楽しみや着こなしの工夫も楽しみながら、浴衣をめいいっぱい満喫していきたいですよね♪
今回の内容を元に、佐藤が選んだ浴衣は「ゆかたでビアガーデン」などでお披露目したいと思います(*^_^*)
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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