「あと練・さき練」って何?【きもの初心者必見】
自分担当のブログ5回目、着物の知識もまだまだまだ、新人(2年目)の鷹木です!
たかはしが気仙沼の中心から離れ、山の上の自然の美しい場所に引越し、リニューアルオープンをしている事は、もう全国の皆さんに広く知られている事と思います☆
私自身としても、新社屋の新たな環境で、仕事内容もレベルアップリニューアルしました。
環境や仕事内容がレベルアップしたので、ブログでの学びも楽しみながらレベルアップして参ります!
そんなところで(笑)
ブログも書き始めの頃に、生地についてと、上布についてで「麻」には触れて来ましたので、今回は「絹」!
麻に種類ってあったの?!【きもの初心者必見】
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あきらめなくて良かった!きものが苦しいのは着付けの問題でした【きもの初心者必見】
「きものって、着ると苦しいじゃないですか。」
と、以前の私は思っていました。
たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみです。
もし社長と出会うことがなかったら、きっと私はきものを着ることをあきらめていたかもしれません。
なぜなら、私のきものとの最初の出会いはあまり好ましいものではなかったからです。
※詳しい内容は「きもの初心者からフネさんへの道(その1:最悪な出会い編)」
はじめて”たかはし流”の着付けをしていただいた時、
「腰紐、一本で済むの?(驚)」
「着ていて苦しくないし、着崩れない(嬉)」
と体感できたことで、「きもの=苦しい」は着付けの問題であるということを知ることができました。
かつての私が、なぜきものを苦しいと感じるに至ってしまったのか、きものを苦しいと感じた原因を探ってみることにしました。
帯や紐できつく締めつけてしまう理由は?
Google先生に「着物 苦しい なぜ」と聞いたところ、次のような検索結果が出てきました。
下記、検索結果より引用です。
着物を着たときに苦しいと感じる一番の原因は、帯や紐での締めつけによるもの。
まぁ、これは聞くまでもなくかもしれません(汗)
きものを着るために、帯や紐は必須のものですので、当たり前ですが締めないわけにはいかないわけです。
では、なぜきつく締めつけてしまうのかというと、着崩れしないようにするため。
普段からきものを着る人でなくとも、紐が緩ければ着崩れするのは明白かと思います。
しかし、紐をきつく締めれば着崩れしないとは限らないのです。
私も”たかはし流”の着付けを知るまでは、着崩れないようにするためには紐をきつく締めないとダメなんだと思っていたので、きものは苦しいのが当たり前なんだと思っていました。
着崩れをせずきれいに、苦しくなくラクにきものを着ていられるにはどのようにすればよいのでしょう?
着崩れの大きな原因は3つ。
1)補整がきちんとできていないこと
2)腰紐がしっかりと結ばれていないこと
3)歩き方など所作が大きすぎること
上記のうち、1と2について次にご紹介いたします。
きものをラクに着るには「補整」と「布のチカラ」
きものを着るのに補整が大事であることは、以前新人ブログにもご紹介しているため詳しい内容はこちらの記事を参照ください。
きものを着るとき、なんで補整って大事なの?【きもの初心者必見】
補整をしっかり行うと、体の凹凸が少なくなります。
それによって、きものが体に沿いやすくなり、きれいに着れるわけです。
補整した後、じゅばんやきものを着ていくわけですが、それぞれの着付けの仕方には触れず、ここでは腰紐に限定してお伝えしていきます。
腰紐をきつく締めずにどのようにしてきものを留めるのか。
それは、布のチカラ・摩擦力を利用する方法です。
紐の面をゆるみがないようにきものに当てて結びます。
布同士の摩擦力により、締め付け過ぎることなくきものを留めることができます。
詳しい内容については、きれいに着られて、苦しくない、その上すっきり、ほっそり。
いいこと尽くめの「補整」術はこちらの本をご覧ください。
「たかはしきもの工房」髙橋和江さんの十人十色の「補整」術
そして、帯を結ぶ際には、
【名古屋帯】最良の一重太鼓の結び方
一日中着崩れない半幅帯の結び方
を参考にしていただくことで、苦しくなくラクにきものを楽しめる着付けができるようになります。
たかはしでお伝えしている内容以外にも着付けの方法はさまざまありますので、ご自身でよりきものを楽しめる方法を自由に選んでいただければと思います。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしております。
紹介した商品
高橋和江さんの十人十色の「補整」術
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なんで"お太鼓"って言うの?【きもの初心者必見】
こんにちは!きもの初心者・たかはし2年目へと突入した渡部です。
新社屋に引っ越しをして、早いもので2カ月が経とうとしています・・
改めて目にする商品の多さにビックリしΣ(・□・;)、キチンと片付けが出来ない事を女将に怒られ(苦笑)、今まで数歩行けば手にできた商品を、少し離れた倉庫にダッシュで取りに行く!!なんて毎日を過ごしていたら、あっという間に過ぎていきました。
最近やっと少しずつ落ち着きを取り戻し、周りの木々や鳥の声に癒されながら「いい場所だなぁ~(*´ω`)」と山風に吹かれる日を送るようになりました。
皆さんにも是非!!お越しいただきたいです!
ほんっとに気持ちの良い場所ですから♪
さてさて本題に入りますと、今回の私のお題は「お太鼓」についてです。
毎度毎度、惜しみなく恥をさらしておりますが(;^ω^)
このお仕事をするまで、『お太鼓』という呼び名を知りませんでした(*ノωノ)
入社して先輩方が「今日のお太鼓はいつもより小さかったわぁ」とか「ちょっとお太鼓グズグズ・・」なんて会話を耳にすると、「・・・オタイコ・・?」「ドコ??」ってな感じでした(;^ω^)
『着物』と結びつかないような『お太鼓』なるもの。
一体いつからそう呼ばれ、なぜその呼び名なのでしょうか?
意外にも「お太鼓」の歴史は浅かった
分からない事は、とりあえず「ググる」!←どうやらこの言葉も最近あまり使わないようですが(笑)(…
着物の歴史に比べたら「格」のルールは浅かった【きもの初心者必見】
あなたの記憶に残っている着物って、どんなものがありますか?
こんにちは!たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみです。
普段から着物を着られている場合は、様々なシーンの思い出と共にいろんな着物があるかもしれませんが、着物を着る機会が少ない場合には・・・。
例えば、
成人式の時の「振袖」。
結婚式の時の「打掛」、「黒留袖」、「訪問着」。
夏祭りの時の「浴衣」。
着るシーンや目的に合わせた着物があるわけです。
▼以前の新人ブログの記事にもありますので、詳しくはこちら。
きものにもTPOがあった?!正しいきものの選び方
https://k-takahasi.com/blog/b_trivia/2020/08/4316/
この着物の選び方の元となっている「格」のルールですが、意外と歴史が浅いことにびっくりでした。
知らないので勝手な妄想で、庶民も着物が自由に着るようになった明治時代ぐらいにはあったんじゃなかろうか?と思っていたのです。
生き残りをかけた着物業界の戦略だった
着物の歴史に比べたら着物のルールはまだ新しい方だと知ったのは、こちらの記事。
着物の「格」は誰が決めたの?
https://ourage.jp/column/life/more/216073/
以下、記事からの引用になります。
さらに調べると、現代に生きる私たちを悩ませている着物ルールの中核が生まれたのは1960〜70年以降、わずか四〜五十年前のことだと判明した。
復興を経てすっかり豊かな時代になったとき、日本人は洋服中心のライフスタイルに完全に馴染んでいて、着物なんか誰も着ていないという状況になっていた。着物業界は、なんとか巻き返しをはかろうとして高級路線を突き進み、結果的にこの戦略が大成功したのだ。市場規模は、ピーク時の約40年前で約2兆円といわれている。大卒初任給が10万円程度の時代に、五十万円、百万円の着物がバンバン売れたのだ。
もしかしたら、50年前に着物が滅んでいたかもしれないことを考えたら、着物業界のみなさま、巻き返しを図っていただきありがとうございます!です。
しかし、当時と同じような理由だけでは着物が売れるわけではない昨今。
着物ルールや高級路線自体が、着物初心者の私にとってはハードルを高くする一因にもなっていたかなと感じております。
着物のルールに囚われ過ぎることなく、普段着るものの一つの選択肢として楽しむことはもちろん、成人式や結婚式以外でも着物を着る場面も増えるなど、今これから着物を楽しめるように変化していくと良いなと思っております。
実際、高度成長期以降に新たに生まれた着物にまつわる風習があることを知りました!
映画がきっかけの新しい風習
「ハーイ♪ハイ♪ハーイ♪ はいからさんが通る♪」の歌を知っておりますでしょうか?
小さい頃、再放送アニメを見ていたのですが、主題歌のサビの一節だけ覚えております。
大正時代を主舞台としたラブコメディ漫画「はいからさんが通る」の実写版映画がきっかけで広まったとされている風習があります。
それは大学の卒業式に卒業生が袴を纏う風習です。
1987年、映画の主役である南野陽子さんが映画や歌番組などで袴姿で登場したのを見て、数人の大学生が袴姿で卒業式に参加したそうです。翌年には数百人に増え、いつしか全国で卒業生は袴が風習となったようです。
私も大学の卒業式に袴レンタルで参加し、当時はそういうものなんだと思っていましたが、きっかけは映画だったとはっ(驚)
今では小学校の卒業式にも袴で参加される生徒さんが多いようですが、何がきっかけでどんな風に変わるのかはわからないものですね。だからこそ面白いというのもありますね。
まだまだ着物初心者を抜け出せておりませんが、日常で自分なりに着物の楽しみ方を見つけながら、変化を楽しく面白く感じていけたらと思っております。
いつも最後までお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしております。
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きものを着るとき、なんで補整って大事なの?【きもの初心者必見】
こんにちは。
きもの初心者&たかはし新入社員の藤田です。
入社し1年経ちましたが、新入社員の気持ちを忘れるべからず、
もうしばらくは新入社員と名乗らせてください^^
今回は、たかはし入社当初から学んできた、「補整」についてです。
きものを着るとき、なぜ補整って大事なのでしょうか?
そして自分はどこを補整しなくてはいけないのか。
(未だ自分の体にあった補整をみつけられていません。)
今回はその疑問を調べてみました!
なぜ補整は必要なの?補整が必要な2つの理由
理由1:布1枚でできているから
きものは、1枚の布からできていますよね。
そしてゆったり着るのではなく、体に沿わせて着る。
なのできものは体の凹凸がない方が、シワができにくく、きれいに着れるという訳ですね!
ラッピングに置き換えると納得しました。
曲線の筒と、直線の筒、どちらをラッピングしやすいかと聞かれたら
ほぼ全員が直線と答えますよね。
凹んでいる部分にシワが寄る、きもので言えば帯部分です。
それと同じ原理かなと思いました。
理由2:汗対策になるから
私がたかはしに入る前、浴衣を着る機会があったときによく思ったことは、
「こんなにタオル入れない方が汗かかないのに」でした。
でも、よく考えると、夏はTシャツ1枚でも暑くて汗かきますよね。
確かに多少の体感温度はかわりますが、タオルを入れなかったからといって汗をまったくかかなくなるわけではないのです。
当時浴衣を脱いだとき、タオルはしめっしめですが、肝心の浴衣自体はそんなに湿っていなかったのを思い出しました。
そしてたかはしに入社し、補整の大切さを学び
「きものをきやすくするだけではなく、守る”補整”ってすごいな!」
と思いました。
じゃあ、補整はどう考えていったらいいの?
意識する部分は、大きく分けて下記の二つになるかと思います。
・胸元
・腰回り
ただ、補整は「足す」だけではなく「引く」ことも大切と言うことは入社当時から教わってきました!
足すだけでは太くなる一方ですからね。
赤部分:足す
青部分:引く
そして、補整の難しいなと思うところは、
体型にもよると言うことです…
例えば、同じ胸のサイズでも、ウエストやヒップサイズが異なる2名がいた場合、同じ補整になるとは限らないのです…難しい…(x_x;)
それでも、だいたいは下記の考え方が通じるのではないかと思い、共有させていただきます。
胸元
・胸が大きい方
寄せてあげる。潰すと正面から見た場合太って見えるので、キモノブラを使って「寄せてあげる」ことですっきりとした鳩胸をつくると良い
弊社おすすめ商品:キモノブラ
・胸が小さい方
膨らみをもたせるのが大事。タオルやくノ一…
幸せなきもの人生のピークはいつでしょうか?【きもの初心者必見】
突然ですが、質問です。
「幸せなきもの人生のピークはいつでしょうか?」
たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみです。
今回の記事は、こちらの社長初のビジネス書。
▶︎衰退産業でヒット商品を生み出す4つの法則
もう読まれましたか?
もしかすると「経営者じゃないし、ビジネス書は(;'∀')」という方も多いかもしれません。
佐藤が読んで「きものを自分らしく楽しみたい」方に読んでもらいたい気持ちに駆られたため、本の感想をご紹介することにしました。
最初の質問については、この記事の最後に書かせていただきましたので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
できるまでの過程も商品の一部
ビジネス書としては、社長がどのようにしてヒット商品を生み出してきたのかを4つの法則を通じて解説されています。
そんな社長にも、こんな時代があったんだ(驚)と目を見開きながら読み進めてしまう内容の数々でした。
その一部を取り上げますと、
幼い頃は自分の思ったことを言葉に変換するのが苦手だった社長
見栄や体裁を気にしたり、プライドや自意識を守る鎧を身に着けていた社長
発売当初はまったく売れず、失敗したらどうしようという不安でいっぱいだった社長
など。
私から見える社長は、
相手自身も気づいていない本質を見つめながら愛情を込めて相手への言葉を紡ぐ
お客様や社員、地域のためならば笑顔でどんどこ前へ前へと進み続ける
販売に不利な状況が見えても、まったく揺るがないし与える安堵感が半端ない
など、まったく正反対というか、昔の想像がつきません(;'∀')
ただ同時に、社長がいろんな経験をして乗り越えてきたから今の社長があり、商品にも繋がっているってことが本から読み取れました。
こんな風に作り手側の顔が見える商品って、もはやできる過程も商品の一部ですよね。
想いが形になったものだと実感できるし、愛着もわいちゃいます。
できるまでに試行錯誤や苦労を乗り越えてきて、作り手の愛情たっぷりな商品が嬉しくて、ありがたいという感謝で満っち満ちになります。
常に「今」を生きてきた証拠
最初の質問に対してどんな回答を思い浮かべたでしょうか?
私にとっては、「今でしょ!」です。
どんなに過去楽しい経験があったとしても、今どんな状況に置かれてたとしても、やっぱり「今」が常に最高なんだと思うのです。
昨日より今日、今日より明日、ミリ成長でもきものを楽しめる自分になっていると。
マイナスになることなんてありえない。仮に、どんなに大変で辛い状況だったとしても、それは未来のために必要な経験だから。社長が歩んできた軌跡もそれを証明しているから。
もし、社長がかつてのきもの(高額商品、持っていることが当然)に執着して、「昔は良かった」と嘆いているだけだったとしたら、今あるオリジナル商品のすべては生まれなかったでしょう。
「きものをやさしく たのしく おもしろく」
どうすればもっと楽に着られるのか、どうすればもっと楽しめるのかということをお客様の目線で突き詰めてきた結果がヒット商品に繋がっていることが本の中で語られておりました。
結果、「私ももっともっと変化しながら成長していける!年を重ねるのが楽しみ~♪」と安心と勇気をいただけたのでありました。
きものだけじゃなく、今と過去を比べて過去を良いものと捉えたり、自分と人を比べて自分はダメだと捉えたりするのって、人間なので往々にしてあったりすることですが、、、。
違いを認識するためには必要な場合もありますが、今を幸せに生きるにはあんまり必要なことではないなと、社長の本を読んで改めて確認することができました。
ビジネス書ですが、読んでどんなことを受け取っていただけるのか。
もっときものを楽しむためのヒントが得られる一冊になれたら嬉しいです。
まだ読まれていない方や、内容が気になった方は、是非、手に取って読んでみてください。
いつも最後までお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしております。たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみでした。
YouTubeで女将が想いを語ってます
ぜひこちらもご覧ください。
紹介した商品
衰退産業でヒット商品を生み出す4つの法則
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