“今”の感覚
2007年2月6日
昨日は若いお客様。
中学生と高校生のお嬢さんが着物を着たいと小紋を見にいらした。
んん~ん、なんて良い子達♥️
うちにも似たような年頃がいるから好みはばっちり!任せて~、なんてちょっと自信があったのに……
その根拠のない自信は無惨にも打ち砕かれた(@@)
びっくりすることに、私達が若い頃によく着た紅型柄や全体の小花柄など、見飽きてしまって目に付かなくなってしまったような柄を染め見本から見つけては『わ~、かわいい~!』と目を輝かせる!
せっかく押切もえちゃん風のキュートな小紋など用意していたのに(@@)
ほんとにいいの?
結局はもえちゃん風になった。
なぜって、昔風の、1枚は必ずタンスの奥に入っているようなそういう小紋にお母さんと私が難色を示したから。
でもちょっとうれしかった。
最近振袖も、お母さんのそれを着る子が多くなったけど、それは経済状態だけの問題ではなかったのね~(^^)
これが着物のよいところ。
思い出ごとお下がり出来る。