
オリジナル商品のお問合せ紹介 vol.6【満点スリップ】
今回は「満点スリップ」のお問い合わせ内容をご紹介していきたいと思います!
Q1.満点スリップの、「違い」と「選ぶ基準」はなんですか?
A.
エクストラ
季節問わず、汗移りの気になる絹のきものをお召しになる時におすすめです。
防水布を、帯で汗をかきやすい背中、脇の下、正座時の膝裏の汗や女性特有の悩みにも対応できるよう、臀部から膝裏にかけて施しておりますので、お着物への汗移りなどをしっかり軽減します。
さらに、上半身の生地は汗がお着物に移る前に乾くように吸汗速乾性のあるポリエステル素材を使用しています。
また、下半身の生地は薄手のキュプラを使用し、軽く肌触りも良く、暑さの軽減にもなります。
綿楊柳
ゆかたや、洗えるきものにおすすめです。
エクストラとの大きな違いは、涼しさを重視し、背中にだけ防水布がついておりません。
(脇の下と臀部からひざ下まではエクストラ同様に防水布が施してあります。)
また、細かなシボのある楊柳素材なので、肌に密着せずムレと湿度、そして熱がこもるのを軽減してくれます。
ただし、よくある"触るとひんやりする"ような接触冷感効果のある薬品を使用していない天然素材の綿ですので、その点での涼しさはございません。
エアレット
エアレットは寒い時期で絹のきものをお召しになる時におすすめです。
上半身の生地に、暖かみのあるニット素材「東レエアレット」を使用しています。
このエアレットは吸湿性と速乾性に優れ、保温性が高く、また下半身のキュプラも厚手のものを使用しておりますので秋冬の寒い時期におすすめです。
脇の下、背中、臀部に防水布を使用しきものへの汗移りを防ぎますので、安心してご利用いただけます。
※満点スリップ…

【きもの初心者必見】自分で洗えるきものもある?!
こんにちは。きもの初心者・たかはし新入社員の渡部です。
2020年は、いつにも増して1年が終わるのが早かった年でしたぁ・・。
世間を騒がせている厄介なウイルスのせいでもあると思うし、個人的な事を言わせて頂くと、全くの異業種である「着物の世界」に飛び込み、毎日が「うわぁ~!」という感動と、「へぇぇ~!」という未知との遭遇の連続で(UFOか!?)きっと毎日があっという間に過ぎていったのではないかと思います。
2021年も日々勉強となりますが、新人1年目よりは、少ぉしだけでも成長したなぁと思えるように、先輩方の声に耳を傾け、女将のYouTube動画をガン見し、精進したいと思います。
皆様、今年もこの着物初心者を温かい目で見守り下さいませ。
そして新人ブログも、引き続き楽しんで頂ける内容をお送りできればと思っております。
きものを"自分で"洗う?!
さて!そんな渡部の、今年一発目のお題は、「洗えるきもの」についてです。
しかも単純に「洗える」のではないのです!!
【自分で】というキーワードが入るのであります。
ビックリしませんか~Σ(・□・;)?
「着物」を?「自分」で?
たかはしに来るまで、思いついた事もないし・・そんな事考えた事もなかったです。
だって、一般的なクリーニング店で「きものクリーニング」とデカデカと書いてあるし、何度か申し上げておりますが、私の中での「着物」の立ち位置が「特別な時のもの」という概念だった為、まさか自分で洗っていいものがあるなんて(…

おうち着物に。クリップ使いで一日中崩れない半幅帯結び
緊急事態宣言が再び出ている地域に住んでいらっしゃる方も多いと思います。
着物を着て外出する機会が減ってしまっていますが、こんなときこそ大好きな着物に袖を通してみませんか。
ステイホームをおうちで普段着物を楽しむチャンスと捉えて、気軽に着物を着てみましょう。
帯揚げ帯締めいらず。緩まない半幅帯結び
家でリラックスするには半幅帯がおすすめです。
普段お太鼓を結ばれる方が半幅帯を結ぶと、まずその着心地の楽さに驚かれるはず。
帯枕も、帯揚げも帯締めもいらないわけですから。
でも、実は半幅帯ちょっと苦手なの、という方も多いのではないでしょうか。
女将も半幅帯だけでは心もとなかったり、なんだか緩んでくる気がしたりして苦手意識が強かったそう。
そんな方に、女将がこれなら大丈夫!と太鼓判を押した、ゆるまず安定して体型カバーもしてくれる「大人のための半幅帯結び」を紹介したいと思います。
半幅帯は3メートル60センチから4メートル50センチくらいまで長さもいろいろあります。
今回は長くても、短めでも羽の部分を調整することで結べる結び方です。
あとは、小さい着付けピンチを二つ用意してください。
これが結ぶ時に緩まないように手助けしてくれます。
帯板は好みでOK。
たかはしきもの工房の「とるる」を使うと回しやすいですが、なくても大丈夫です。
うまくぐっと締まらない、なんだか緩んできてしまうようで心もとない、そんなお悩みを解決してくれるポイントが2つあります。
早速ご説明していきますね。
変わり侍結びの結び方
1)手先を床にたらすくらいの長さをとります。背中に帯をあてます。このとき、たれのほう(右脇)をピンチでとめると落ちてきません。
2)手を折りあげて、肩にかけます。どんな風でも構いませんが、昔人の女将は二つに折った手先の輪が下に来るようにします。このとき、折り上げた手の根元にピンチを止めます。たれ側のピンチは外します。
3)帯を一巻きします。背中に回して右側で帯の上側を持ち、ぐっと締めます。この時脇のほうでしっかり引いて、ちょっと屈伸をするとよく締まります。これがポイント1です。
4)手をおろして、たれとクロスさせてたれを下から上に引き上げます。このとき、引き抜いてしまわないで、輪にておきます。
5)残ったたれ先と輪が同じ長さになるようにします。それを逆V字に整えます。
6)このとき、上の輪を持ち上げて、手とたれがクロスしている結び目の上を再度引き締めて、そこに小さいピンチを止めます。これで絶対に緩んできません。これがポイント2です。このピンチは隠れてしまうので大丈夫です。
7)結び目の左側の上側を少し中に折り込んで袋のようにして、そこにたれの輪をつっこみます。下にひいて、たれ先の長さとあわせます。
8)袋の根元を少し浮かせて、その中に手先を折りたたんで下から上に差し込みます。帯の長さによって、この手先をじゃばらにしたり折りたたんだりして長さを調整します。
9)最後に浮かせていたたれの輪を下に引き下げて引き締めます。たれも手も、長さの調整はできますのでお好みの形に仕上げてください。手がずれるのが気になる人は、輪に隠れる部分でピンチで抑えてもよいです。
10)最後に後ろにまわして完成です!
こう締めることで、半幅帯が上線が閉まって下に向かって広がる形になります。帯は下線を締めろといいますが、上を締めることで半幅の場合は低い位置で収まりよく結べるのです。
骨盤に下線をひっかけるような形になります。
帯を回す時も回しやすく、1日過ごしても、帯位置が安定してずれなくてらくちんです。
この結び方だととにかく手数が少なくてらくちん。
ぺったんこなので、電車や車に乗っても、椅子に座っても平気。
普段着物に超おすすめの結び方です。
大人に嬉しい!お尻が目立たない変わり侍結び
今日は家でもちょっと着物で過ごしてみようかな、と思われたらぜひお試しください。おうち着物もいいものですよ。
半幅帯でも、おでかけに素敵な華やかな結び方もできます!
おうち着物におすすめの半幅帯ですが、結び方によってはお出かけ用に華やかな帯結びもできます。
こちらの動画では、そんな半幅帯結びをご紹介。
トゥルルルンと帯が回る!前結び用補助板「とるる」と、3色のゴムが使いやすい!
大人用三重紐「三重奏」を使った、おでかけにもおすすめの半幅帯結びもご覧ください。
お太鼓派の方も、半幅帯にチャレンジしてみてくださいね!
紹介した商品
前結び用補助板…

令和3年1月
新年 あけましておめでとうございます。
この挨拶は言葉で、年賀状でと、新年にはありとあらゆるところで目にするご挨拶ですが、喪中の場合は喪に服す一環で、このご挨拶はしないというのが一般的な習わしですね。
年賀状だけでなく、お祝い事のすべてを一年間は執り行わないので、昔は結婚式が決まっていても一年間先延ばしするなんてこともありました。
今はそこまで厳密ではなく、四十九日や百箇日が過ぎればという捉え方になっていて、それはそれでいいと私は思います。
さて、この「喪中欠礼」って年末になると舞い込みますが、これも「喪」の気持ちを表す、ひとつの形であり型と言えるでしょう。
形は「かたち」とも「かた」とも読みますが、「型」との違いは何だろうと思い調べてみました。
形とは物の姿、かたち、ありさまという意味で、型とは何かをつくるときにそのもとになる形をもったものの意味、なんだそうです。
日本人にとって型は、とても身近にあるもののひとつです。
道と名のつくもの、華道、茶道、武道など、全てに型がありますが、私もお茶を長年やっている中で型について思うところがあるのです。
それは型をなぞるとか、模する事から始まり、そのうちに気が付くとただなぞっていたはずのものが、形から型になって、その中が満ちてくるべきもので満たされた時に、ある意味、目指すべきものに出会うことができるのだと。
長年やっているというだけで、まるで甘ちゃんでいい加減な私でも、そういうことを感じられるってすごいことだと思うのです。
ユーチューブ動画で女子空手の世界選手権を観ました。
ものすごい気迫で圧倒され、自分の中にも何かが流れ込んでくるものを感じました。
ギューッと手の中で固めたものや熱したものがある点に達するととんでもないオーラというか光を放つのだ、そんな感じです。
…

【きもの初心者必見】コーディネートのハードル
こんにちは。
きもの初心者&たかはし新入社員の藤田です。
すこーしずつ、きものを着る機会がでて、これから楽しむぞ!と意気込んでいるものの、ある問題がでてきました。
それは…
「何を組み合わせていいか分からない」
です(…

【きもの初心者必見】帯位置の高さで印象が変わる不思議
こんにちは。たかはし新人&きもの初心者の佐藤めぐみです。
ありとあらゆることが「初体験」のため常に新鮮な刺激をいただいているのですが、初めての訪問着(母所有⇒仕立て直し)デビューは、たかはし主催イベントの佐藤。
その際、着付けてくれたご本人様より次の気になるお言葉をいただきました。
「やっぱり、めぐちゃんの年齢だともうちょっと帯の位置が上の方が良かったかな。」
(…