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【TV】TOKYO MX「HISTORY」に出演いたしました

2021年8月30日 TOKYO MXの番組「HISTORY」に出演いたしました。 閲覧はこちらから

モラルやルールを守りましょう【5分間スピーチ】

5分間スピーチとは? スピーチ者 工場マネージャー 佐々木(睦) 身近なところで、和食のマナーの基本をお話したいと思います。   和食のマナーの基本は、皆さん日本人ですので、家庭で日々それを養っていると思います。 基本的に、まずご飯の並べ方は、わかりますでしょうか。 関西では縦に並べると言いますが、日本食のマナーとしては、次のようになります。   手前左にご飯、右に汁物、右奥に主菜、左奥に副菜、その真ん中に副副菜です。このような一汁三菜が日本食の基本的なお膳となっています。 そして、和食に限らず食事は味の薄いものから順番に食べていくのがマナーです。というのも、最初に味の濃いものから食べてしまうと、繊細な味付けや風味がわかりにくくなるからです。主菜は後回しにして、まずは温かい汁物からいただきましょう。次に、ご飯、主菜、副菜という順番で進めていきます。   食べる際のお箸の持ち方は、皆さんが普段もよく目にしていると思うのですが、持ち上げていい器と、持ち上げてはいけない器があるのをご存知でしょうか。 社食でもテーブルに座って食べているとそれほど距離感はないためわからないかもしれませんが、もともとは和食は四角いお膳を前に正座をして食べます。その際、お膳と体の口までの距離があるのが普通です。そのため、持ち上げていい器と、持ち上げてはいけない器があります。 持ち上げていい器は、基本的に手のひらに乗る大きさで、それが持ち上げて良い器となります。また、持ち上げてはいけない器としては、焼き魚の平皿や天ぷらの盛り皿、大きなお椀、数人盛りの大きな鉢、大きなお重、丼類などがあります。   他にも、ちょっとわからない方もいらっしゃるかと思いますが、焼き魚をひっくり返して食べるのはマナー違反です。正しくは身を上から食べて、骨を取って、下の身を食べます。   よくやりがちなのは手皿ですが、こちらもマナー違反です。食べ物をこぼさないように口に持っていくのであれば、こぼれない程度のものをお箸で取るようにします。   さらに、お箸をを全部汚してグチャグチャとするのも汚いですし、お箸は箸先3センチくらいだけを汚して使うようにします。口の中に入れる食べ物をつかむときも、その箸先でつかみます。   また、お箸を持ちながらやりがちなことで、お箸を持ちながらお椀を取ることもマナー違反です。正しくはお箸は都度置くことです。それをせずにお箸を持ったまま、お椀を取ることは本来はお膳からの距離もあるので危険な感じがわかりますよね。まず、いったんお箸を置いて、お椀を取る、お箸を取る。そして、お箸を持ち直して食べるのが基本的なマナーになります。   他にも食べる時に、一つのお皿に集中して食べてしまい、ひと皿を開けてしまい、次のお皿というのもマナー違反になります。気をつけた方がいいかなと思います。   ここまでが、大体の和食のマナーになります。加えて覚えておきたいものとして、和室のマナーについてもお話しします。今、和室が少ないですが、畳の縁や敷居を踏まないということはわかっていますよね。   和室では、座布団は先方から勧められるまで座りません。 座布団を足で寄せたり、並べられた座布団の上を歩くのもマナー違反です。   その他に、私が一番気をつけないといけないと思っているのは、和室に素足で入室しないというものです。過去に、すごく痛い思い出があったため、今はバッグの中には必ず靴下を入れるようにしています。私は靴下が嫌いなので、靴下を履かずにどこにでも行ってしまうようなところがあります。正しい和室のマナーでは、必ず靴下またはストッキングを履きます。   先に話した和食のマナーも、ちょっとずつ気をつけて食事をしたり、社食ではトレーが出るので、自分で料理をよそうときにどのようにするのかを考えながらよそうといいと思います。 5分間スピーチシリーズは下記リンクバナーから一覧をご覧になれます。 更新情報はInstagramで発信していく予定です。 Instagramを登録されている方は、是非「たかはしきもの工房…